ランタンマントルの基本を知ろう!光る原理から大事な空焼きまで詳しく解説

詳しくは後ほどご紹介しますが、この工程によって繊維でできた網から化学物質が固まったものでできた網へと変化させます。コツは必要ですがただ燃やすだけなのでそこまで難しい作業ではないです。

網状に燃え残りに残った化学物質が白く輝く

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残った化学物質は元々の繊維と比べて真っ白な色になり、これを灰化と言います。色だけでなく耐久性にも変化が起こり元のに比べると脆くなります。特に変化させた直後はかなり脆く、少しの衝撃で敗れてしまう可能性もあるため注意が必要となります。

マントルがないと火柱が上がってとても危険

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取り付けずに本体の火をつけた場合、気化した燃料が覆っているガラスの内部に散布されることになるので、直接火が付き大きな火柱が上がります。かなり危険なため、マントルがない場合は無理して使おうとせずに使用を控えましょう。

【重要】ランタンマントル使用のカギ「空焼き」をマスターしよう!

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前項でも触れたようにマントルを使う場合欠かせない作業となるので覚えておくと楽です。大雑把に言うと取り付けてから焼くだけですが、実際には細かい作業も含まれるのでしっかり覚えておきましょう。

①マントルをランタンの燃料噴出口に結ぶ

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まず紐を緩く結んだ状態で指先を袋の中に突っ込んで広げ、噴出口を覆うようにして取り付けます。このときシワが全体に均等になるように調節してから縛るのと、余った紐はハサミ等で切り除くのがポイントとなります。焼いた直後に余った紐の端が当たって穴があくといった事故を防ぐことができます。

②マントルを燃やし繊維を焼き灰状にする

ライターやマッチの火などで焼きますが、このときマントルの下の方から近づけて焼くようにしましょう。全体的に均一になるように意識しながら焼くのがコツで、近づけ過ぎると破れてしまうため一定の距離を離しながら焼きましょう。

③灰化直後のマントルは脆いので触らない

焼いた直後はかなり脆くなっていて、少しの衝撃でも壊れたり穴が空いたりします。ポンピングなどをするときの衝撃でも壊れるほどなので、事前に余分にポンピングをしておくと破損の危険がありません。また風にも注意し風が当たらないような場所でやるのがおすすめです。点火してしまえばある程度は耐久性も戻ってくるので衝撃を与えても大丈夫になります。

④点火してマントルが明るく輝いたら完了

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その後手順通りに点火をしたときに明るく灯れば完了となります。この工程は一度してしまえば寿命で穴が空いたり衝撃で破損しない限りずっと使い続けることができるため、管理や移動などを気を付けて行うようにすれば長く使い続けることができます。

ランタンマントルの寿命や交換の時期は?

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消耗品であるように使い続ければ劣化していき、いずれは破損してしまいます。使用回数などは特に定められていませんが付け替えるタイミングはあり、突然訪れるという場合もあるため常に予備を準備しておきましょう。

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