ランタンマントルの基本を知ろう!光る原理から大事な空焼きまで詳しく解説

前項の最後にも書きましたが、寿命がくるまでは使い続けることができます。しかし火があたり続ける部分であるため使えば使うほど劣化していきます。あくまで消耗品ということを忘れずに、交換のタイミングが来たら必ず交換するようにしましょう。

小さな穴や破れが出てきたら交換時期

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360度全体を見て少しでも小さな破損を見つけたときが交換のタイミングとなります。使う前に紐の通ってる付け根部分から下の方までしっかりとチェックをし、問題がないことを確認してから使用しましょう。

破れたまま使うとホヤや本体を傷める

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破損しているのに気づかなかったり替えがないからと言って無理に使用すると本体を傷つけることになります。具体的には内部が故障したり、周りを覆っているホヤというガラスが割れる原因になります。使う前に入念に確認し、もし破損していて替えがないという場合は使用を控えましょう。

ランタンマントルを使う上での注意点

消耗品であり大事な部品でもあるため取り扱いには注意が必要となります。予備のものがあれば解決できる問題ばかりですが、1つ1つコストがかかるものでもあるため注意して使用したほうが経済的です。それでは注意点をいくつか見ていきましょう。

キャンプの際はできるだけ予備を準備しておく

コールマン フューエルキャリーケース 170-6460

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外で使用する予定がある際には予備を準備しておくことでもしもの場合でも対応できます。空焼きをするときだけでなく、寿命が来て破れていることに現地で気づく可能性もあるため、常に持ち運べるようケースなどに一緒に入れておくのがおすすめです。

ランタン本体もなるべく衝撃を与えないように

車や手で持って移動する時や保管する際に、できるだけ衝撃を与えないようにしましょう。置くときは横ではなくて縦になるように置くと振動などで破損するのを避けることができます。

濡れてしまったときは乾かしてから

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濡れたままの状態だと上手く火が付かずに空焼きすることができません。雨などによって濡れてしまったというときには、乾燥させれば使うことができますが、出先で完全に乾くまでには時間がかかるため予備のものを準備しておくと安心です。

別製品用を代用できる場合もあるが自己責任で

マントル・ST-2101(3枚入り) ST-2101

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大きさや形が合っていれば他のメーカの物でも使えないことはありませんが、緊急時以外では使わないようにしましょう。多くのメーカーが純正品の使用を勧めているように同メーカーのものを使うのが原則で、別の製品を使う場合は故障や不具合なども全て自己責任となります。

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