「夏休みの思い出」で絵日記を開き、8月31日のページを開くと最終日に書いた日記が表示されます。ここで昼寝バグの時と同じ様に「もどる」にカーソルを合わせて上ボタンを押すと、もう一度日記を書くことができます。最後に主人公が書いた日記が「きょうはなんにもないすばらしい一日だった」に書き換わります。
(3)ついに8月32日へ突入!
日記を書き換えると画面はいつもの就寝ムービーに切り替わり、ついに念願の8月32日の朝を迎えることが出来ます。8月32日突入後の過ごし方は普通とは違い特殊になってるので、次で詳しく説明していきます。
Contents
念願の8月32日の過ごし方!
いよいよ待ちに待った8月32日を迎えることができました。しかし、8月32日は普段のプレイとは違って様々な現象が起きます。ワクワクしながら普段とは違う夏休みを楽のしむ事ができてとても面白いです。
お昼までは自由に動けない!?時間を進める方法
普段は朝食後から外にでて遊ぶことが出来ますが、8月32日は違います。一定の時間を経過させないと外に出ることが出来ません。「ぼくのなつやすみ」はエリアの移動で時間が経過するので、外に出るには部屋を出入りして時間を進める必要があります。
一見ホラー?!8月32日に起こることとは…?
8月32日はバグを使用しているので、プログラム的には存在しない日にちです。通常通りの処理が出来ない為、キャラクターの顔や体もバグって表示されてしまいます。見た目が緑になったり透明になたりしているので一見すると怖い映像です。
外出すると自分が消えてしまう!?
外に出れるようになったらいざ外を探検していきます。しかし、外にでるとなぜか自分のキャラクターが消えてしまいます。しかし、居なくなった訳ではなく、透明になっただけなのでキャラクター自体は存在していて普段通り操作するとエリアの移動も可能です。
これは意図的に作られたバグ?それとも…
通常は8月31日までしかない夏休みですが、なぜ32日が存在するのでしょうか?意図的に作成されたボーナスステージの様なものなのか、製作者側が全くの予想していないイレギュラーなものなのか不思議です。また発売からバグが発見されるまでに2年以上経過していたこともあり、8月32日のバグの謎ははっきりしない状態でした。
「なつやすみが8月32日までだったら嬉しい」というニーズを反映したウィットに富んだバグ?
誰しも少年時代に9月1日の朝は学校に行きたくなかったり、もっと夏休みが欲しいと思った経験があると思います。このバグはそんな誰しもが抱いているささやかな願いを制作者側が叶えてくれた粋な計らいなのでないかと言う噂が広がりました。噂の真相を作者が公式に回答を出しているので次の見出しで詳細を説明します。
意図的?それとも偶然?!作者本人の答え
実際に「ぼくのなつやすみ」の作者にインタビューをした結果、8月32日に行けるバグは何か特別な願いを込めて意図的に作った訳ではなく「想定外のバグ」であるとの回答でした。基本的にバグとは問題を起こす悪いもののイメージが強いですが、8月32日に行けるバグは奇跡みたいな夢のあるバグです。
想定外のバグでもプログラミングが動き続けている
想定外のバグが発生したのにも関わらず8月32日に行ってもゲームをプレイし続けられるのは、プログラミングがとても優秀で本来なら存在しない日付でも可能な範囲でプログラムが動き続けているからです。バグが発生してる中でもプログラムがバグを補いながら作られた夢の世界が8月32日なのです。
ぼくのなつやすみに興味が出た人は!?
8月32日のバグに向けてゲームをプレイした人の中には、「ぼくのなつやすみ」の面白さに魅了された人もいると思います。「ぼくのなつやすみ」は人気シリーズで今まで(2019年3月時点)に1~4まで発売されています。ここでは各作品をあらすじや見どころを簡単に紹介していきますので、気になった方はぜひ実際にプレイしてみてください。
ぼくのなつやすみ ムシムシ博士とてっぺん山の秘密‼
「ぼくのなつやすみ」シリーズの原点であり今回紹介したバグが発生する作品です。PS版とリメイク作品としてPSP版が発売されています。主人公が叔父の家に預けられ、里山を駆け回り凧あげや虫相撲など様々な事を満喫していきます。当時のキャッチコピーは「なくしもの思い出しゲーム」で大切な何かを思い出せる作品です。
ぼくのなつやすみ2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
シリーズ2作品目はPS2版とPSP版があり、親戚が営む海を望む民宿が舞台です。主人公が親戚や地元の人、民宿に泊まりに来た個性的なお客さん達との交流を通して夏休み満喫していきます。前作に引き続き虫相撲をしたり、新要素として海の中を泳いで探検しなから夏休みを楽しむ事が出来るようになっています。
ぼくのなつやすみ3 ー北国編ー 小さなボクの大草原
ナンバリング作品3作目はPS3版のみ発売されて、舞台は海から1975年の北国へと移ります。北国の草原を渡っていく夏風のすがすがしさと、照りつける強い日差しの中で大自然に囲まれながら夏休みを満喫することが出来ます。今作は酪農の手伝いなど動物とのふれあう事が出来る様になり、プレイの幅がさらに広がっています。
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団 ーボクと秘密の地図ー
ナンバリング作品4作目はPSP版がのみ発売されていて、舞台は1980年代の瀬戸内海へと移ります。主人公は宝の隠し場所を記していると伝えられる水軍の古地図を探して5つの島と3つの海を探検します。定番の虫相撲から新たに消しゴムをはじいて遊ぶモン消し相撲など懐かしい遊びを満喫することが出来る作品です。
ゲームが苦手な人は他の方法を試してみましょう
8月32日に興味を持った人の中にはゲームが苦手な人も少なからずいるでしょう。8月32日バグは実際に31日までゲームをプレイしなければならない為、ゲームが苦手な人には少しハードルが高いかもしれません。しかし、実際にゲームをする以外にも8月32日がどのようなものか知ることは可能です。
バグを使った事のある知り合いに聞いてみる
何かを調べる時に答えを知る一番簡単な方法は、実際に見たことのある人に聞いてみる事です。自分の周りにゲームが好きな人の心当たりがある場合は探してみましょう。知り合いにゲームが得意で実際に8月32日のバグを行った事がある人がいる場合は、直接聞いてみて感想を聞いてみるのも一つの方法です。
プレイ動画を見てみる
自分でプレイするのが苦手な方は、他の人のプレイを見て結果を知るのも一つの方法です。YouTubeに「ぼくのなつやすみ」の実況プレイ動画などが投稿されているので、自分でプレイしなくても動画を視聴することで結果を知ることも出来ます。参考動画の投稿者は8月1日から32日までの動画を投稿しているので気になる方は視聴してみてください。
想定外のバグ、でも試してみたくなる面白さ!
バグとは本来なら排除しなければならないものです。しかし、8月32日のバグは「ぼくのなつやすみ」をより一層楽しむ事のできる素敵なバグです。もちろん普通にプレイしても面白いですが、誰もが夏休みは終わって欲しくはありません。もしかしたら8月32日のバグは、夏休みを終わらせたくないと願った製作者やユーザーの思いが生んだ奇跡なのかもしれません。
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