ツインパワーシリーズの歴史
1988年に生まれたツインパワーの名前は現在でも脈々と受け継がれています。かつてはスピニングリールのフラッグシップ機でしたが、現在ではステラにその座を引き渡しています。代表的なシリーズを振り返り、ツインパワーの歴史を紹介しましょう。
ツインパワーmg
2000年から発売をスタートした、ボディ素材にマグネシウム素材を使い軽量化したシリーズです。巻きの軽さやボディの軽さが売りで、バスフィッシングをメインに使用されていました。03、06と3年ごとにモデルチェンジしていき、09モデルまでありました。その後、軽量リールの流れはヴァンキッシュに受け継がれています。
ツインパワーSW
それまで大きいリールや、はっきり海のルアーフィッシング対応と冠されたリールはありませんでした。00モデルのステラにSW表記の物が出て、それから9年、09モデルツインパワーにSWシリーズが追加されました。大型の10000番などをラインナップし、ソルトルアー専用で発売されました。現在でもモデルチェンジで発売されています。
シマノのツインパワーXDシリーズとは
これまで4000XGという番手のみ紹介してきましたが、このリールは他にもC3000番とC5000番サイズがあります。C3000は2500番のサイズに3000番のスプールが付いたサイズ、C5000は4000番のサイズに5000番のスプールが付いたサイズです。
ツインパワーXDシリーズの特徴
3つのサイズしか展開せず、糸巻量も豊富にあることから、ライトゲーム向けというよりは、大物をタフな状況で狙えるリールという位置づけになります。最近のリールに言えることですが、高い防水性能があるため、ほぼメンテナンスいらずで、酷使しても滑らかな巻き心地が続くようになっています。
シリーズのおすすめルアー
青物やシーバス、ヒラメなどのフラットフィッシュをショアから狙うのに適したリールということで、このリールを使用する際におすすめのルアーを紹介します。磯やサーフで使うことを想定しているので、それを踏まえてご覧ください。
シマノ:ヒラメミノーⅢ125S
シマノのヒラメをターゲットにした125mmのシンキングミノーです。ヒラメなどのフラットフィッシュに広くアピールできるようにワイドなウォブリングアクションなので、ヒラメ以外にも回遊しているシーバスや青物にも効果的なルアーです。
シマノ:ロックドリフト100F
シマノの青物向けブランド、コルトスナイパーシリーズのミノーです。磯での青物の他にシーバスにも使用できます。ドリフトと名前が付いている通り、流れのなかで漂わせて使うことができるので、サラシの中で魚にアピールさせてバイトに持ち込みます。