濃厚スープが最高!真鯛ラーメンの魅力に迫ろう!『まるき』『麺魚』

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ラーメンのスープは最後まで飲み干さず、1/3くらい残しておきましょう。この丼を残ったスープに投入し、雑炊にして頂きます。スープが鯛のほぐし身と米に染み込み、またスープの鯛の香りと炙られた香ばしい鯛の香りがよく、ラーメンで満たされていても別腹のように進みます。まさに〆に最適の一杯です。

詳細

  • 値段:200円
  • トッピング:ご飯、炙り真鯛ほぐし、ゆず、ねぎ

あの名店の味が家でも!?真鯛ラーメンがカップ麺で誕生!

2017年6月、「マルちゃん」ブランドで有名なカップ麺メーカーの東洋水産と麺魚がコラボし、なんと麺魚の「濃厚真鯛ラーメン」をモデルとしたカップ麺が誕生しました。鯛の出汁に鶏白湯を加え、濃厚なあのスープを再現しているそうです。

気になる味は?

太めの麺に鯛の旨みが溶け込んだとろみのあるスープが絡んでおいしく、またゆずの香りが食欲をそそります。お手軽価格で、あの濃厚な味が自宅でも楽しめます。本場麺魚の味と食べ比べしてみるのも良いかもしれません。

全国のコンビニで販売!

「縦型ビッグ 麺魚 濃厚鯛だしラーメン」は全国のコンビニで取り扱っています。価格は205円(税別)です。以前はAmazonでも取り扱いがあったようですが、今はページがないようですので、是非お近くのコンビニへ行ってみましょう!

真鯛だけじゃない!麺魚の系列店もチェック!

真鯛ラーメンとして一世を風靡した麺魚ですが、新しい系列店が続々登場しています。どの店もやはり素材100%にこだわっており人気のお店です。東京に来た際には、是非立ち寄ってはいかがでしょうか。

鴨を100%使ったスープが絶品!2号店『満鶏軒』

こちらは鴨100%にこだわったスープの鴨中華そばが味わえる姉妹店です。フォアグラと鴨肉を贅沢に使い、ロッシーニ風に仕上げた満鶏丼がなんと1日20食限定で、500円で食べられちゃいます!鴨好きな方に是非おすすめのお店です。

2019年3月16日、待望の3号店が錦糸町パルコにオープン!

真鯛ラーメン麺魚が錦糸町パルコにも出店しました。こちらは真鯛ラーメンだけでなく、ブリを100%使ったパルコ店限定のブリラーメンやブリの雑炊丼を扱っています。真鯛ラーメンよりは少しあっさり目ですが、濃厚なブリの味がしっかり溶け込んだ一品です。

真鯛ラーメン大阪の雄『まるき』!

大阪にも真鯛ラーメンが楽しめる名店があります。それが心斎橋にある「まるき」というお店です。関西といえば薄味なイメージがありますが、このまるきでも濃厚で芳醇な鯛の旨みが詰まったスープが楽しめます!

夜の街の隠れ家的名店!

2017年の3月にオープンしたこちらのお店は、まだ新しい店舗にも関わらず口コミで広がり、連日大盛況のお店です。20年以上ラーメンを作り続けてきた店主の経験を活かし、周辺の店にはない新しい味のラーメンとして真鯛のラーメンを作り始めたとのことです。

『まるき』の場所をチェック!

まるきは大阪メトロの長堀橋駅から徒歩5分ほどのところにある、日宝大阪屋会館という飲食店が入ったビルの1階、通路を奥に進んでいくと店舗があります。奥まった場所なので注意しましょう。丸い鯛の看板が目印です。

https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27097242/dtlmap/

『まるき』の営業時間は?

まるきの営業時間は夜営業のみで、18時~朝5時までとなっています。しかし、深夜帯にも関わらず満席が続くとのこと。他の居酒屋さんで飲んだ後、〆のラーメンとして一杯食べにくる常連客も多いようです。

守口に2号店も!

2018年の5月、守口に2号店がオープンしました。こちらはラーメン以外にも鉄板焼きや魚の造りなどのメニューも揃えており、居酒屋としての利用も人気です。ラーメン屋さんにしては珍しい、靴を脱いで上がるお店です。

真鯛ラーメン『まるき』おすすめメニュー

まるきの真鯛らーめんは大きく分けて塩、味噌、赤だしの三種類のスープが楽しめます。他にも一品料理やカクテルなどのアルコール類も充実していて、ラーメンが来る前に一杯飲む当てとしても最適です。

真鯛らーめん 塩

一口飲むだけで口いっぱいに広がる鯛の旨味が楽しめるラーメンです。塩だれと合わせて作られているものの、塩味は控えめで真鯛のほんのりした甘さを感じます。しっとり柔らかい鶏チャーシューも、それ自体の味付けは薄いのでスープとしっかり調和し、真鯛の味を引き立たせてくれます。

上品な鯛の旨味が広がるスープ!

まるきの真鯛スープは鯛の頭と中骨をじっくり5時間以上かけて煮込み、出汁を取った濃厚なスープです。鯛を煮込む前に強火で焼いているため、臭みがなく上品な鯛の旨味を楽しめます。小皿の柚子を入れるとさっぱりした味わいになり、味の変化も楽しめます。

詳細

  • 値段:880円
  • トッピング:鶏チャーシュー、海苔、ねぎ、メンマ、水菜

真鯛らーめん 甘麹味噌

あっさりめの塩味のラーメンとは一変、まろやかな味噌仕立てのラーメンです。トッピングのチャーシューもしっとり柔らかい鶏むねから炙った豚バラへと変わっており、店主の味へのこだわりがわかります。

鯛の旨味が溶け込んだまろやかな味噌味!

豆板醤を少々加えた甘麹味噌の味と真鯛の旨味が合わさって、まろやかさや甘みが一層感じられるスープです。塩味のラーメンよりこってりしているため、濃い味が好きな人に人気のラーメンです。味噌の味も強すぎず鯛の旨味を充分感じられる絶妙なバランスが癖になりそうです。

詳細

  • 値段:980円
  • トッピング:豚バラチャーシュー、海苔、ねぎ、メンマ、水菜

真鯛らーめん 赤だし

魚のアラで出汁を取り、具材にした赤だしはお寿司屋さんへよく行く人にとっては定番の味です。赤だしのお味噌汁よりまろやかで、しっかり鯛の旨味を感じられる味になっています。より海の味を楽しみたい人におすすめの一杯です。

鯛の旨味を吸った贅沢なあさりを堪能!


出典:PhotoAC

他2つのラーメンに比べると1200円という少し値が張ったラーメンですが、大ぶりのあさりが5つ入ったラーメンなのです。赤だしにも鯛の旨味だけでなくあさりの味がしっかりと溶け込んでコクが深いです。また、大きくぷりぷりのあさりも鯛の旨味をたっぷり吸っていておいしく頂けます。

詳細

  • 値段:1200円
  • トッピング:チャーシュー、海苔、ねぎ、メンマ、水菜

真鯛ラーメンに使う真鯛とは?


出典:PhotoAC

ここまでは真鯛ラーメンの人気や味わいについて紹介してきました。では、真鯛とはどんな魚なのでしょうか?真鯛を知れば真鯛ラーメンももっとおいしく食べられるでしょう。ここからは真鯛について紹介していきます。

真鯛の生態・特徴

出典:PhotoAC

真鯛は塩焼きやお寿司として目にすることが多く、日本では非常に親しまれている白身魚の代表ともいえる魚です。体表は赤色で、大きく楕円形の形をしているのが特徴です。日本では生息域が広く、北海道の一部や沖縄などを除いてほぼ全域に生息しています。特に瀬戸内海では漁獲養殖ともに盛んです。

真鯛の釣り方

真鯛釣りは昔から多くの人に親しまれ、色々な釣り方が考えられてきました。その中でも、もっとも簡単な釣り方が「鯛ラバ」と呼ばれる、疑似餌を海に落としてリールを巻くだけの釣り方です。道具も軽く、誰でも実践できるのでシニアや初心者でも真鯛釣りを楽しめます。

真鯛の食性

出典:PhotoAC

真鯛は肉食性の魚です。主食とするものは多く、エビやカニなどの甲殻類、貝類、小さいタコ、イカ、イワシのような小魚などまで幅広く食べます。口の中には小さな牙のような歯があり、甲殻類の固い殻も砕いてしまいます。

真鯛ラーメンに使われる真鯛


出典:PhotoAC

真鯛ラーメンの名店、麺魚では、愛媛県の宇和島を産地とする真鯛が使われています。太平洋と瀬戸内海がぶつかる場所であるこの海は、黒潮によって豊富な栄養やミネラルが流れ込みます。豊かな海で丁寧に育てられた養殖鯛も、激しい塩の流れの中で獲れる天然の鯛も、どちらも脂が乗って絶品な鯛なのです。

真鯛の旬


出典:PhotoAC

養殖や保存の技術の発達によって、スーパーやお寿司屋さんなどでは一年中おいしい鯛が食べられるようになりましたが、その中でも魚には脂が乗って一番おいしいとされる「旬」があります。真鯛の旬はいつなのか見てみましょう。

真鯛の味

真鯛を使った料理といえばお刺身やお造り、塩釜焼、鯛めしなどが有名です。白身魚なので、脂も少なく、身それ自体の味は淡白で上品なので様々な料理に活用できます。刺身のように生食すると歯ごたえがあり、噛めば噛むほど旨みが口に広がります。

真鯛の旬は春と秋

真鯛の旬は大きく産卵前と産卵後の季節にわかれます。すなわち、産卵前の2月~4月頃は脂が乗っておいしく、この時期に取れる鯛は「桜鯛」とも呼ばれます。産卵が終わるといったん味が落ちてしまいますが、11月頃になるとまた脂が乗り始めておいしくなります。

真鯛ラーメンの濃厚な旨味をお試しあれ!

真鯛の濃厚な味が楽しめる「麺魚」と「まるき」を紹介しました。いかがでしたか?是非東京や大阪を訪れた際にはおいしい真鯛ラーメンを堪能してみてください。行列で並んでも食べてみ価値のある一杯です。