イシナギの最大サイズは?巨大魚の釣り方や料理をご紹介!

イシナギを扱う際の注意点

「イシナギ」を扱うときに注意していただきたい点は、その肝臓を食用としないことです。「イシナギ」の肝臓には多量のビタミンAが含まれています。ビタミンAが多い、と聞くと身体に良さそうですが、ビタミンAは過剰に摂食すると「ビタミンA過剰症」という中毒症状を引き起こします。

ビタミンA過剰症

ビタミンA過剰症になってしまうと、頭痛や疲労感、睡眠障害、食欲不振などの症状を引き起こしてしまいますので注意が必要です。食品衛生法上でも肝臓の食用は禁止されていますので、市場内での危険性は低いと考えられますが、一般の方が釣られたときなどには警戒しておく必要があるでしょう。また、脂分の多すぎる部分も下痢を引き起こすことがあるので、脂分が多い部位を摂取する場合には、あまり量を取らないよう気を付ける必要があります。

イシナギの釣り方や料理のまとめ

「イシナギ」は最大で全長200m、日本近海で最大級の大きさ、重量を誇り、また首都圏近郊でも少し足を伸ばせば行けるポイントで釣れるため、その重量級のビッグファイトを目指すアングラーたちを惹き付けています。一方でその上質な白身から、古来から食用として食べられてきており、現代でも私たちの舌を悦ばしてくれる存在です。ただし、深海魚という特性上、数量的にはあまり多くは望めず、市場を出回る機会が少ないのも事実。もし「イシナギ」と出会う機会があれば、そのビッグファイトと美味を是非味わってください!