ペッパーランチ事件の真相とは!?犯人死亡説やその後も調査!

泉佐野市出身。家族は北山が幼い頃に死亡しており叔母に育てられたそうです。高校は卒業しているようなので叔母は両親に代って一生懸命に育てたのでしょう。2006年7月に事件現場となった飲食店を運営する会社に入社。本部研修を経て店長試験に合格、同年8月に尼崎店の店長に就任しています。2007年3月に本人希望で退社し同年4月には心斎橋店の委託店長(経営者)になり翌月に犯行に及んでいます。犯行当時、彼は婚約者と同棲中で彼女は妊娠していたそうです。

北山は約8ヶ月の間、運営会社社員の立場で店長を努めていました。その間は、店の売上が多少多くても少なくても社員として給料は保証されていたと思われます。独立してからは社員ではありませんから、自分の店の利益から自分の人件費を出すことになった筈です。保証されているという意味で気楽な雇われを自らの希望で卒業して独立しています。やっていける自信があったのでしょう。

事件を起こしたのが5月、翌6月には婚約者との結婚が決まっていたそうです。婚約者も楽しみにしていたことでしょう。やがて可愛い赤ちゃんを抱くことを楽しみにしていたと思います。北山は被害女性と自分の婚約者、少なくとも2人の女性を不幸の底へ突き落としたのです。

北山大輔の同僚「三宅正信」

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同じく泉佐野市出身。「小学4年の頃から引き込もりがちで中学にも行っていない。そんな彼を両親は放置し甘やかしていた。父親の名前も漢字で書けず、兄2人は夜逃げして行方不明。三宅自信は働いて一人暮らしをしていたが、本も読んだことがない」と公判を傍聴したジャーナリストの軸丸さんは書いています。

北山大輔が高校3年の時に、当時も引きこもりだった三宅とゲームセンターで友人を介して知り合っています。その後、北山大輔が現場となった心斎橋店を開店する際に三宅は店員として手伝うようになりました。三宅もまた事件当時は同棲中でした。

ペッパーランチ事件の被害者の現在は?

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被害者がどうなったのか、現在どうしているのかは全くわかりません。事件当初から氏名は勿論、被害者については何も公表されていないので知るすべがありませんが、どこかで元気に、普通に暮らしていて欲しいと思います。

被害者女性は一人と見られる

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この事件の被害者は全裸で逃げ出した女性1人だけと思われます。被害女性が睡眠薬を飲まされていて朦朧としていた事や、他に被害を訴え出た女性がいなかった事などから被害者は1人だけと思われています。

被害者の女性は20代前半?

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被害者が20代だったのかどうか、わかりません。公判を傍聴したジャーナリスト軸丸さんの文章には20代という記載は何処にもありません。しかし、ネット上のいくつかのサイトからは被害者は仕事帰りの20代女性と書いてあるものが見つかりました。

性犯罪のため情報公開は難しい

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一般的な事件とは違い、特にこの事件の場合は被害者が生きて保護され、彼女の先々の人生を守るためにも情報公開は難しいと思われます。また興味本位に詮索するべきではないと考えます。かつて日本では性犯罪の被害者は、二次被害を避けるため訴えないケースが大半だったと聞きます。

ペッパーランチ事件の真相

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ここからは事件について少し深く掘り下げていきます。犯人の用意周到さや被害者を監禁し続けるつもりだったこと、最終的には殺してしまう予定だったことについて公判を傍聴された方の記事などを元に整理していきます。

用意周到な犯行である

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北山は犯行が行われた店を2007年3月にオープン、美人客の来店が多く同僚であり友人の三宅と「きれいな子とやりたいな。襲わないと無理かな」などと話していたそうです。4月上旬にはスタンガン2台を通販サイトから購入。当初は通行人を襲うつもりだったが、「車で街を流し適当な女を探したが見つからず断念した。店を訪れる客を襲うことにした」と公判で発言しています。

4月24日から27日の間に睡眠薬や中国製の緊急避妊薬、精力剤、女性用興奮剤などの薬類、革製の抗束帯、バイブレーター、コンドーム、SMプレイ用の抗束帯など何だかんだで10万円分ほど購入しています。公判では、この購入について「送料無料にするため」と発言しています。強姦自体が相手の人権を無視した行為ですからコンドームとか避妊薬とか矛盾する感じもします。

公判では買い物の内容や犯行の結果ついて「何も考えていなかった」と言っていたようです。買い物の内容はメチャクチャな感じもしますが、ガレージを借りていた事など1ヶ月も前から女性を襲う計画を立てていたことは間違いありません。意外なことに借りていたのは主犯ではなく共犯の方でした。料金を滞納しており、事件当日に女性を運び込んだ際に女性から巻き上げたお金で滞納分を精算しています。

犯人らはガレージに監禁し続けるつもりだった

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監禁したらトイレやお風呂はどうするか?と犯人2人の間で相談していたそうで、帰すつもりが無かったという事でしょう。公判では「監禁を続けてどうなるかは考えなかったのか?店長という地位があって、婚約者が妊娠しているのに、なぜこんな事をしたのか?」という裁判長からの質問には両名ともに「何も考えていなかった」と繰り返したそうです。

普通に考えて、被害者には家族もいたでしょうし職場もあったわけですから無断欠勤、本人と連絡が取れない等で家族に連絡がいくなり、家族が警察に相談、捜索願を出すなりしたでしょう。仕事もして普通に暮らしている若い女性の行動半径を調べるのは日本の警察には容易であり、遅かれ早かれ自分たちに操作の手が及ぶとは考えもしなかったのですね。

犯人らは被害者女性を殺害する予定だった

加害者2人は女性に対して自分たちの身元を隠しておらず、つまり食事に入った店の店員二人組が自分を襲った犯人だと分かっていました。監禁し続け開放するつもりは無かったと思われるような供述をしています。そのような事から、最終的には女性を殺害するつもりではなかったのかと思われています。

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