ブラックマンバは最強の毒蛇!その生態や毒の強さ、最強と言われる理由に迫る!

世界最強の毒蛇と言われる「ブラックマンバ」は、その危険性からアフリカでの死亡例も多数報告されています。ここでは、ブラックマンバが世界最強と恐れられる理由について探るとともに、その生態や特徴などについて詳しくご紹介していきます。

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彼にはもう八十四日間も一匹の魚も釣れない日続いていた。 釣れない時は、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい。
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ブラックマンバとは?

実際に、どのくらいの大きさで、どこに生息しているのかに迫っていきます。また、毒蛇として名高いブラックマンバですが、その毒の強さはどのくらいなのか、具体的な数字を交えながら述べていきます。

世界最強の毒蛇

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ブラックマンバは毒を持つ蛇でありますが、体もとても大きい蛇です。平均的な全長はなんと2.5メートルにもなります。さらに、大きなものでは4.5メートルにもなり、毒蛇の中ではキングコブラの次に大きい種です。生息地域は主にアフリカ大陸になります。

噛まれたら死ぬ

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とても恐ろしく凶悪な毒を有しています。即効性があるため、もし人間が噛まれた場合にはすぐに治療しなければほぼ100パーセントの確率で死亡してしまいます。ただし、神経毒に分類される毒なので、後遺症は残りにくいです。

危険な「特定動物」に認定

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特定動物とは、人に対して危害を加える動物だったり、人の財産に害を及ぼすような動物に対して認定される名称です。あまりの危ない動物ゆえに、「特定動物」にも認定されているのはごく自然な話と言えます。

ブラックマンバの他にもたくさんいる特定動物

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先ほど説明したワードの特定動物ですが、他には具体的にどのような生き物が選ばれているでしょうか?いくつか有名で代表的なものを紹介します。どれも人に害を与える可能性の高いものが選ばれています。

クマ、ハイエナ、コンドルなど

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日本では特に説明不要なくらい恐ろし動物で知られているクマがまず選ばれています。ハイエナに関しては、死肉をあさるイメージがあり、むろん肉食でもあります。また、ハイエナの中でもブチハイエナなどは人を襲う動物としても有名です。猛禽類の中でも体も大きく力も強いコンドルなども認定されています。

ブラックマンバの危険性は高い

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いろいろな動物がいますが、人間に対する害の及ぼし方は表面からの攻撃によるものが多いです。しかし、毒を持つ動物の場合は表面だけでなく、人体の内部から毒によって危害を加えるためさらに警戒すべき存在になりえます。また、ブラックマンバの毒は前述のとおり凶悪なものなので、特定動物のなかでもさらに注意が必要な動物とも言えます。

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ブラックマンバの名前の由来

なぜこのような名で呼ばれるのでしょうか。ブラックという言葉から、黒い蛇を想像されている方もいるかもしれません。ちなみに、マンバとは特定の毒蛇に属するものの総称として使われる言葉でもあります。

皮膚ではなく、口の中が真っ黒であることが由来

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実は、体が黒いといういうわけではなく、むしろ体の色は灰色です。ではいったいどの部分かと言うと、なんと口の中が黒い珍しい蛇です。想像してみても、より凶悪さが際立つコントラストを持った容姿をしています。

ブラックマンバが最強の毒蛇と言われる理由

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ここでは、毒蛇のなかでも最強と言われている理由について紐解いていきます。その身体的なスペック、性格、改めて毒の詳細についてより掘り下げて解説していきます。どこをとっても最強と言われるの相応しい要素を持っています。

50mを約11秒で走るほどのスピード

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実は蛇の中でも最も早いと言われています。ただ、平坦な場所では人間の方が早いです。しかし、ジャングルの中では真価を発揮しものすごく素早く動けます。もし、ジャングルの中で、人が襲われたら、回避する暇も与えられずひとたまりもありません。

臆病だからこその凶暴性

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人間でも言えますが、臆病な者ほど牙をむいた時が怖いです。それは、動物においても同様と言えます。性格は実は臆病な動物であり刺激したり、変に遭遇しなければ大惨事には至らないとも言えます。しかし、それゆえに攻撃に転じたら、その凶暴性は他の動物を凌ぐ恐ろしさを有します。

非常に強い毒性とその即効性

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日本でも馴染みのあるニホンマムシの毒と比較すると、なんと毒の強さはおおよそ60倍にもなります。また、毒が体にまわる速度は極めて高く、なんの処置もしなければたった20分で人間なら死に至る可能性があります。また、噛まれた場合呼吸困難、麻痺といった症状が起き一人でいる時に噛まれてしまったら、壊滅的な状況になりかねません。

意外にもブラックマンバは自分の毒に対する耐性を持たない

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実は体には驚くべき秘密があります。これは、強力な毒を有するゆえなのか、あえてこのような動物として創造されたものなのか真意は定かではないですが、とても興味深い事実があります。それでは、さっそく見ていきましょう。

自分の毒で死ぬことを理解している

もし、自身が何かの拍子に誤って自分を噛んでしまった場合、死んでしまうことがあります。なぜなら、自分の毒に耐性がないからです。さらに意外なことに、コブラ科の毒蛇は同様に神経毒への耐性を持っていません。

同種同士では絶対に噛まない

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DNAに組み込まれているのか、メスを奪い合いで生じるブラックマンバ同士の戦いは噛みついて戦うことはなく、巻き付いて締める攻撃方法で戦います。また、この戦いのスタイルは、プレイティングコンバットと呼ばれています。

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