コチの捌き方を手順ごとに徹底解説!白身の絶品刺身を自宅でも!

ぬるぬるして滑り易いので軍手を使用して下さい。軍手が無かったらふきんなどで代用しても構いません。上側が終わったらひっくり返して腹側の白い部分もゴリゴリしてウロコをしっかり取って下さい。一通り取れたら水洗いして下処理終了です。

捌き方の注意事項

ウロコは出来るだけしっかり落としておくと後々楽です。最終的には皮は非常に美味しいので湯引きして食べます。この下処理の段階で取り切れていない小さなウロコやヌメリは湯引きした時に、白く浮き出て来るので最後に綺麗にとれますので安心して下さい。

コチの捌き方をまずは動画で見てみよう!

下処理からサク取りまでの流れを動画に併せてご説明していきます。初心者の方にもわかるよう解説していきますので手順に沿って実践してみて下さい。初めはおっかなびっくりですが失敗しても良いので思い切ってやる方が割と上手く行く場合が多いので頑張って下さい。

コチの捌き方は「大名おろし」

腹の骨が非常に特殊な形をしてますので思い切って胴体部分から切り離して、骨の無い方を大名おろしで捌いた方が簡単で早いですからこの方法をおすすめします。詳しい捌き方は動画を見ていただけば手順や包丁の使い方が良くわかると思います。

コチの捌き方を動画で見よう

捌き方を動画でご紹介します。とてもわかり易く解説しながらおろしてくれているので手順が良くわかると思います。一般的な魚のさばき方とマゴチは少し違いますので動画とシンクロするよう動画時間も入れながら順を追ってご説明していきます。

コチのさばき方③:頭を落とす

動画の1:20から、胸ビレの後ろ辺りから包丁を入れて背骨までザクッと切り込みます、左右に切り込みを入れたら裏返しのまま包丁を背骨に当てて頭を切り離します。怪我をしないために下処理の時に使った軍手をはめて安全に作業をして下さい。

捌き方のポイント

やや持ちにくいですが動画のように魚体を起こした体制で切れ込みを入れるとやり易いです。ヌメリは落としてありますがけっこうヌルヌル滑ると思いますので、軍手をするか、不安な方はキッチンペーパーやふきんを使用すると良いです。

捌き方の注意事項

大型魚ですから骨も太くて硬いです。背骨を断ち切る時は裏返してまな板にしっかり固定してから包丁の背を叩くようにして下さい。叩く時は力が入り易い包丁の手元近くを背骨に当ててから力を入れて下さい。2.3回叩けば切れますので力任せに叩いて怪我をしないようお気を付け下さい。

コチのさばき方④:腹を出す

動画の1;25辺りから今度は内蔵を出します。包丁の刃先を下では無く反対の上方向に向けて肛門から開いて行きます。内蔵を掻き出して背骨の両脇に切れ目を入れます。水を流しながら包丁で血合いの部分を刮げ落とします。血の部分がまったく残らないようによく洗って綺麗になりましたら、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。

捌き方のポイント

血合いが取りにくい時はタワシや竹串などを使うと良いです。また肝、胃袋、卵巣、白子などはとても美味しいので捨てずに綺麗に洗っておきましょう。洗った後は水分を良く拭き取って下さい。後で皮と一緒に湯引きしたり、煮付けたりして絶品珍味に変身しますので大切にして下さい。

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