エコバッグの取り組みと現在の状況
地球温暖化対策の一環として始まったマイバッグ運動。初めはなじみがない点もあり、それほど普及してはいませんでした。しかし、年々商品も増え、改良され広まって来ました。スーパーのレジ袋が有料化された頃から普及率もとても高くなっています。
1990年代のマイバッグ運動から発展したエコバッグ
英語でリユーザブル バッグ とも呼ばれるエコバッグは、日本では1990年代、東京のエコロジーショップ「GAIA」のプロジェクトとして始まりました。当時ドイツでエコロジー目的で使われていた布製のバッグ’Ökobag’に着目したのです。レジ袋の処理で出るプラスティックを減らそうという運動から今日まで発展して来ました。
1950年代に戻って環境に優しい生活へ
今から約70前の日本では、買い物の際には「買い物かご」を持ち歩くのが一般的でした。現在のような大型スーパーもない時代で食料品は小売店での買い物がほとんどでした。レジ袋や食品が入っているプラスチック容器もほとんど使われていませんでした。そんな1950年代のスタイルがクローズアップされています。
エコバッグは地球温暖化問題で一気に加速中
温室効果のあるガスによる地球温暖化という問題が世界中で取り上げられるようになり、削減に向けた取り組みが盛んになりました。レジ袋を減らすことでそれを少しでも実現しようという運動がエコバッグ運動を推進し、レジ有料化の影響もあって一気に加速しています。スーパーではポイント性を取り入れているところもあります。
エコバッグ推進運動への各自治体の取り組みは?
さらなるエコバッグ推進のために取り組んでいる自治体もあります。著名人たちが無償で協力しデザイナーズエコバッグを制作したり、茨城・静岡・徳島・熊本県などではテーマソングが作られています。
海外でのエコバッグ事情は?
日本で普及率も年々高くなり浸透しているエコバッグですが、海外ではどうでしょうか?最近外国ではオリジナルのエコバッグを作って販売しているスーパーも多いです。カルフール(仏)、テスコ(英)などが有名です。ブランド熱の高いニューヨークでは各業界が販売しており、それをセレブが持つとすぐ話題となります。
エコバッグの種類
エコバッグには色々なタイプがあります。持ち歩くには小さくたためるエコバッグのイメージが強いかもしれませんが、一見エコバッグには見えないようなものや、保冷効果があるもの、お店のカゴにセットするものなど、便利なバッグが沢山あります。その時々の用途に合わせて選びたいですね。