畑トンネルとは?幽霊が出るって本当?
埼玉県民に「県内の心霊スポットといえば?」と尋ねたら、口を揃えて答えるほど有名な畑トンネル。オカルトマニアの間でも高い知名度を誇るS級心霊スポットです。それはどんな場所で、どういう成り立ちなのか?
畑トンネルは埼玉県飯能市のトンネル
畑(はた)トンネルとは、飯能市大河原下畑付近の、東京都道・埼玉県道28号青梅飯能線にあるトンネルです。日露戦争を経て着工が遅れながらも明治43年に完成、近代世界遺産にも登録された歴史あるレンガ造りの建築物で、全長78.3m。地元では通称「ハタトン」と呼ばれています。
土砂崩れの影響で現在は立ち入り禁止
平成10年~11年の豪雨で土砂崩れが発生したため、旧道の両端はバリケードにより封鎖、全区間車両通行止めとされました。またトンネルの老朽化・相次ぐ不法投棄のため2019年現在も立ち入り禁止区域となっています。
畑トンネルは幽霊がでるという噂がある
人面犬、母子の霊、四つんばいの老婆など、数多くの心霊現象が報告されれる畑トンネルは、知る人ぞ知る有名心霊スポットです。入口には草木が鬱蒼と茂り、昼間も冷たく湿っていて、確かに何が現れても不思議ではない様相です。
畑トンネルへの行き方は?場所はどこ?
さきほどの通り、畑トンネルは今は廃道となっており車両の通行も禁止されています。徒歩で向かうことは可能ですが、手入れのなされていない山の道なので注意が必要です。次からは詳しい道のりや注意点をお教えします。
畑トンネルは飯能市大河原・下畑付近
場所は東京都道・埼玉県道28号青梅飯能線の下畑にある、飯能市クリーンセンター付近になります。ですが、センター側からの入り口はバリケードで覆われていて、たとえ徒歩でも立ち入ることはできません。目指すなら反対側、埼玉県道・東京都道193号下畑軍畑線添いです。
通行止め区域から畑トンネルまで徒歩で10分
通行止め区域からは徒歩で進むことになります。廃道はかなり長く、トンネル到着まで10分以上かかります。道幅は細く、街灯もなく、かなり草木が生い茂って薄暗いため、昼でも十分な注意が必要です。もし明るい時間に訪れたとしても、充分な装備でないのなら、日が高いうちに引き返しましょう。