夜のトンネルで撮影すると高確率で映り込むという光の球体、オーヴ。埃や水滴が反射しただけと言われていますが、複数のカメラで同じ場所を撮影したのに一部しかオーヴが映らない、周囲に妙な紋様が出る、オーヴの鮮やかすぎる等自然現象では説明のつけられないパターンもあるため、撮影はそれなりの覚悟が必要です。
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ある意味恐怖の体験談!畑トンネルで何かに遭遇?
心霊現象も恐ろしいですが、もっとリアルな恐怖があります。それはこの世に存在がしっかりと確認され、確かな実態を持つ、我々と同じように現実を生きるものたち。闇に浮かぶ影や写真よりもダイレクトな脅威となって我々に襲い掛かります。ある意味、一番怖い存在です。
イノシシかクマがいた!
トンネルがあるのは勿論そこは山中です。豊かに茂った自然の中には野生動物が暮らしていて、当然その中には人間の脅威になるものもいます。飯能市にはクマやイノシシの目撃情報も確認されていて、付近で動物の声を聞いたという報告がありますので、訪れる際には充分にご注意ください。
人が利用していた!
草木も眠る丑三つ時…に遭遇することはないでしょうが、近隣には民家もあるため当然ですが住民がいます。有名心霊スポットとはいえ、地元の方々にとってはごく普通の生活圏であるため、散策中に遭遇してしまうこともあるでしょう。不用意に驚かせたり、騒いだりして迷惑をかけないよう心がけてください。
AKB48が畑トンネルで撮影した?
他にもある?埼玉県の心霊トンネルは?
埼玉県内で有名な心霊トンネルは畑トンネルだけではありません。他にも県内各所に知る人ぞ知る心霊トンネルが点在しており、みなそれぞれぞっとするような噂をたたえ、人々に恐れられています。次からはそのいくつかをご紹介します。
心霊トンネル①川口市の「侍トンネル」
川口市の国道122号線下を通る歩行者用トンネルで、正式名称は竹の下グリーントンネルです。なぜ侍トンネルと呼ばれているかと言うと、トンネルの内壁に侍の顔が浮かび上がり、何度消しても不気味に浮かび上がってくることが由来とされています。
心霊トンネル②新三郷のトンネル
こちらも高い知名度を誇る、新三郷市の幽霊トンネル。正確には南越谷から吉川間のトンネルを指します。大変危険なS級心霊スポットであり、事故が頻発したため市報で「幽霊が出るためこの道を通らないでください」とアナウンスされたという話はあまりに有名です。
心霊トンネル③荒川トンネル
場所は秩父市で県道37号線の峠道にあり、正式名称は双神トンネル。「荒川トンネル」は住所からくる通称です。深夜に運転していると窓に手形が付いたり、何かが後ろから追いかけてくるという噂があります。なお埼玉県以外にも、関東圏内には以下のような有名トンネルがあります。
トンネルを題材にしたホラー映画もある!
学校や病院と同じくらい、ホラーと切り離せない名舞台であるトンネル。ここからはその魅力に取りつかれてしまった愛好家のため、トンネルがテーマの恐怖映画をご紹介します。部屋を暗くして視聴するとよりリアリティある体感ができておすすめです。
人喰いトンネル
アメリカの都市伝説になぞらえた映画です。トンネルはどこの街にも必ず存在するモチーフだけに、身近な恐怖に身の毛がよだちます。誰もいないトンネルの静寂と湿度を感じられるような、和製ホラーにも似た静の恐怖感が見どころです。ミステリー要素もあるのでそちらがお好きな方にもおすすめです。
オトシモノ
トンネルに行ってみたい!でも怖い…とお悩みの方に
ここまで読んで「自分でもトンネルに行ってみたい!」という欲求が高まった方もおられるかと思います。ただ中には「真夜中は怖いし、勝手に入って良いものなの?せめて詳しい人がついてきてくれたら…」という方のため、次からはガイドツアーをご紹介します。
真夜中のタクシーミステリーツアー
なんとタクシーで心霊スポットを巡るという驚異のオカルトツアーです。トンネル以外の名所も案内してもらえるというお得感、怪談メインのドライバートークという楽しみ、けれど向かう先は本物の心霊スポットという恐怖。コースも複数用意されている充実ぶりで、毎年応募が殺到する超人気ツアーです。
トンネル歩きツアー
体感型ホラーは苦手!という方なら、まずは一般的なトンネルからスタートしましょう。トンネル探求家が案内してくれるという、トンネル歩きツアーです。ホラー要素は一切なく、日中にバスで巡るという体力的にも優しい催しです。実際にトンネルを歩いて歴史や造形を学びます。
トンネル探検隊がゆく! 湖北に残る産業遺産~旧賤ヶ岳トンネルと現役道最古の小刀根トンネル
面白半分で近づいてはいけない畑トンネル
畑トンネルに軽々しく近づいていけないことは間違いありません。基本的に人の立ち入りを歓迎していない場所なので、暗がりで事故にあう、熊や猪と遭遇する、果ては土砂崩れなど多くの危険が予想されます。そして何より…トンネルに住まう霊たちに誘われ、そこから二度と出てこられなくなるかもしれないからです。
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