チンチラは人懐っこくて大人気!なつく方法や飼育の仕方をご紹介します!

ペットとしても人気の動物、チンチラをご存知ですか?ちんまりとして真ん丸なフォルムとクリッとした目に溺愛する飼い主が後を絶ちません。なつくと色んな愛くるしい様子をみせてくれるチンチラ、そのなつかせ方や飼育のコツを纏めてみました!

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チンチラとはどんな動物?

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チンチラはネズミ系のペットの中では大柄のほうですが、飼育環境に気をつけていれば飼育しやすいペットなので現在人気が高まっています。チンチラの特徴や飼育方法・懐かせ方などを紹介していきます。

ネズミと同じ齧歯目

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属性は、ネズミ目チンチラ科チンチラ属です。体長は約25㎝・体重は約420~600g・尻尾の長さは約17cmとなります。寿命は野生では6年程となりますが、しっかりと習性を理解して飼育すればペットとしては15年程生きることもあるそうです。

元々はチリ出身

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チンチラはチリの固有種です。野生のチンチラは普段は集団生活をする動物で山地の岩場などに生息しています。草食動物で、野生では基本的に草本・木本の根・コケ等を好んで食べる動物になります。

山に生息

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野生のチンチラはチリ中部の山標高は400~1650mほどの場所に生息しています。山では、雄・雌・子どもが岩場に集まり集団生活をしています。野生では家族で集団生活をしているチンチラですが、縄張り意識がありますので飼育の際は別々のケージで飼育したほうがいいでしょう。

チンチラの特徴

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チンチラは毛がフサフサしておりとても手触りのいい動物です。毛色もホワイト・グレーのほかにも様々あります。1つの毛穴から100本近い毛が生えてくるともいわれていますので、ゴージャスな手触りが魅力の1つです。

夜行性で昼間はよく眠る

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夜行性の動物になりますので、昼間は寝ていることが多いです。ジャンプが得意な動物ですので夜になると飛び回ったり、回し車で遊んだりします。ずんぐりした体型で目が大きく両足で立ったりつぶらな目で見つめてくるなど、小動物特融の可愛らしさがあります。

とても活発!1m越えのジャンプも!

昼間は寝ているチンチラですが、夜になると活発に行動するようになります。運動能力が優れているため素早く動いたり、中には1m以上ジャンプするチンチラもいます。小さいケージでは、ストレスがたまることもありますので、大きめのケージで飼育したりケージから出してあげるなどして、適度に運動させてあげましょう。

甘いものが大好き

草食のチンチラですが、甘いものも大好きな動物です。飼い始めた当初などに躾のご褒美として与えるのも1つです。ただし、甘いものばかりをあげすぎると普段あげている牧草などの餌を食べなくなってしまうため、くれぐれもあげすぎには注意してください。

あげる場合でも、湿気を嫌う動物のために生の果物などは食べないため、ドライフルーツなどの乾燥物をあげてください。ただ、ドライフルーツは栄養価が高いので毎日大量に与えるのではなく2~3日に1・2個程度にしましょう。

チンチラはペットとしても人気!

チンチラは臆病な性格をしていますが、好奇心は非常に旺盛です。飼い主にもよく慣れてくれるため、抱っこされた状態で寝るチンチラもいます。チンチラの可愛らしい特徴や魅力をご紹介していきます。

ふわふわの身体とつぶらな瞳に愛好家続出!

チンチラの毛は100本の毛が1つの毛穴から生え、毛も細いためフサフサしており手触りは抜群です。以前はその毛質の良さ・手触りの良さから衣服の毛皮として使われていたこともありました。ですが、目が大きくクリっとしており、つぶらな瞳がとても愛らしいことから、近年人気が出てきています。

可愛くてすばしっこい!

チンチラは運動神経が良く、活発に動きまわるので狭いケージではストレスが溜まってしまうのでなるべく広いゲージでの飼育が望ましいです。隙間などに注意をしていれば離して飼育するのも1つの方法です。体型は丸っこいフォルムをしていますが、素早い動き方が魅力の1つです。

寝顔に癒される

丸っとしていたずんぐりしたフォルムから、トトロのモデルになったと言われているチンチラですが、寝顔が特に可愛いと人気を集めています。個々で色々な寝方をするので、寝ている姿を見ているだけで癒されるペットです。

チンチラはなつき易い?飼い易さは?

出典:PhotoAC

ペットを飼育する上で、気になってくるのは飼いやすさ・しつけのしやすさ・室内での飼育になると臭いなどが重要になってきま来ます。ここでは、チンチラのしつけや・懐かせ方・臭いなどを紹介していきます。

チンチラは人懐っこい

チンチラはとても好奇心旺盛な動物で人をあまり怖がらないので、手のひらで餌を食べたり、自分からすり寄ってくることもありますし、肩に乗ってきたり腕の中で眠ってくれることもあります。顎から喉にかけて撫でてあげると気持ちよさそうにします。

飼育もしやすい

チンチラがなつきやすい年齢は生後6か月ごろです。ストレスに弱い動物なので、ペットショップで大きな動物の周辺で飼育されていたチンチラは警戒心があります。そのためペットショップでの飼育環境も重要になります。

飼い始めた2~3日は急に触れたりせず、ケージの外から声をかけるなどするに留めてください。頭のいい動物なので自分の名前と飼い主の声を覚えてくれて徐々に反応してきます。手に餌をもって与えてみたりして手に警戒心を持たなくなればなついてきた証拠です。

悪臭やうるさく鳴かないので飼いやすさ◎

動物を飼育するうえで気になるのは、臭いや鳴き声の大きさになってきます。餌の種類や飼育状況によって臭いが気になる場合がありますので、ケージの中の掃除がきちんと行き届いていれば臭いはさほど気になりません。

チンチラはめったに鳴かない動物になりますので、鳴き声がうるさいと感じることはありません。甘えたいときや逆に警戒しているときに鳴き声を発することがありますので、感情表現の読み取りとコミュニケーションが大事になります。

チンチラのなつかせ方をご紹介!

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チンチラは飼い方で次第で飼い主に物凄くなつく動物です。ここでは、チンチラとのコミュニケーションの取り方・遊び方に加えてコミュニケーションをとるうえでの注意点などを紹介していきます。

適度に遊んであげる

チンチラは夜行性のため、昼間は寝ています。飼い主が遊びたいからと無理に起こして遊ぶのではなく睡眠は十分にとらせてあげて活発に活動を始める夜に遊んであげてください。また、ずっと遊んであげているとストレスが溜まってしまうので甘えてきたときに遊んであげるなど適度に距離を保ちながら接することが大切です。

強く掴んだり嫌がることをしない

チンチラが足が細い動物になりますので、遊ぼうとして強く掴んだりすると脱臼をしてしまうことがありますので注意が必要です。また、急に抱き上げたりすると嫌がることがありますので、抱っこする際は、声をかけながらやさしく抱っこしてください。

おやつは程々に。手のひらに乗せて食べさせよう

懐くためのコミュニケーション手段にもなりますが毎日おやつを与えると肥満になりますので、毎日ではなく適度に与えてください。野生のチンチラは乾燥地帯に生息しているため、生の果物や濡れた草などは食べません。おやつにはドライフルーツなどの乾物を与えてください。手のひらからの餌のあげ方の動画で紹介しています。

チンチラを飼うにはどうしたらいい?

チンチラを飼育する際に、まず必要なものを揃えることが大切です。ここでは、チンチラを飼育するうえで必要になるものやおおよその価格などを紹介していきます。万全な状態でチンチラを迎えてあげましょう。

まずは専用のケージや餌を用意

  • 大きめのケージ:運動量が多く、飛び跳ねたりするためなるべく:大き目のものを用意してあげてください。
  • 床材もしくはすのこ:足への負担を減らすために床材かすのこを敷いてあげてください。
  • 砂浴び用の容器:メーカー売られている砂が飛び散りにくいものもありますし、100円均一の器でも大丈夫です。
  • 砂:チンチラ用の砂を用意してください。
  • 餌入れ:木箱などでは、かじってしまうため陶器のものが理想です。
  • 給水ボトル:毎日取り換えてあげてください。
  • 餌:チンチラ用のペレットと牧草

価格はケージは約1万円、床材もしくはすのこは約1500円、砂浴び用の容器とエサ入れは各100円、砂は約500円、給水ボトルは約600円で約13000円程になります。チンチラは毛色によって値段が変わってきますが、一番スタンダードなグレーで2万~3万ほどになります。

運動スペースや器具、砂場を確保してあげる

他にもチンチラ用のホイールを用意してあげたり、運動スペースを作ることで運動不足やストレスを解消してあげることが大切です。チンチラは人間のお風呂の代わりに砂浴びをします。チンチラにとって砂浴びは体臭を軽減する大事なことなので、砂浴びのスペースを確保してあげてください。

お迎えする際は夕方頃にペットショップへ

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