ニジマス料理10選!ニジマスを美味しく食べるには下処理が重要!

管理釣り場などを利用する方ならば馴染みのあるニジマスですが、持って帰ることは少ないのではないでしょうか?しかし、ニジマスもきちんとした下処理すれば、美味しく料理することが出来ます。そんなニジマスの正しい下処理から、おすすめの料理まで紹介したいと思います。

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ニジマスってどんな魚?

ニジマスはサケ目サケ科サケ亜科タイヘイヨウサケ属に分類される川魚の一種です。学名はOncorhynchus mykis英名レインボートラウトです。釣りではポピュラーな魚です。そんなニジマスはどのような魚なのか見ていきたいと思います。

ニジマスの生態や特徴

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ニジマスは全長約40センチメートルで大きいものでは1メートルを超えるものがいます。体全体に小さな黒い点があり、側部には赤紫色の模様があります。繁殖期になると雄のニジマスが虹色の光沢を放ちます。この特徴がニジマスと呼ばれる由来となりました。食性は水中昆虫や小魚、甲殻類などを食べる肉食性です。
ニジマスは水温の低い川から25℃前後の温度の高い川と適応温度が低いことから養殖が盛んにおこなわれています。

ニジマスの生息域

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ニジマスは元々外来種で原産は太平洋東岸とカムチャッカ半島です。日本では他い移動の一部に生息しそれ以外は大半が養殖として全国的に生息域を広げています。

ニジマスの旬は?

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海の魚は水温変化が少ないので冬場に脂がのっておいしい魚が多いですが水温の変化が大きい川魚は旬の時期が少し違います。ニジマスの旬は水生昆虫が豊富でよく餌を獲る夏場にとると脂がのっていてとてもおいしいです。

そんなニジマスの釣りに関する記事はこちらです。

ニジマスの寄生虫は大丈夫なのか

本記事では料理の紹介の際にニジマスの刺身を使った料理を紹介します。川魚は寄生虫がついているイメージが多くありそのため川魚の刺身というのはあまり聞きません。では実際ニジマスはどうなのでしょうか。

ニジマスに寄生虫はたくさんいるのか 

では実際にニジマスには寄生虫はたくさんいるのか結論から言うと管理釣り場で釣るニジマスにおいては寄生虫はほとんどいません。全国養鱒振興協会のパンフレットにおいて国内の淡水養殖されたマス類はサナダムシがいないことが書かれています。

また寄生虫の代名詞アニサキスに関してもアニサキスが寄生した生餌を与えたとき以外は養殖魚に寄生がほとんど見られないそうです。

ニジマスは生でも大丈夫

ニジマスは今まで寄生虫などが心配で食べなかった人にとっては良いニュースだと思います。(管理釣り場の)ニジマスは生で食べても大丈夫なんです。

管理釣り場のニジマスに関しては寄生虫の心配はあまりないことが分かりましたがそれでも油断は禁物です。生で食べる際には注意してさばいてください。

ニジマスの味を損ねる2つの原因

釣りをする際にメジャーな魚でもあるニジマスは釣りの際にそのまま逃がすことが多くあまり食用として持ち帰る人は少ないです。どうして食用として扱われにくいのかその大きな理由二つを見ていきます。

臭い

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川魚は特有の生臭さをもっています。そのため川釣りをしても魚は持ち帰らずにいたり仮に持ち帰って調理してもその生臭さに困る人もいます。しかし臭みが出ないように餌を管理されたニジマスは臭みが少ないそうです。

水っぽさ

ニジマスの身はとても多くの水分が含まれていますそのため下処理を怠ると食べたときに水っぽく感じてしまいます。水っぽさが臭みの原因となることもあるのでおいしく食べる際は処理が必要不可欠です。

ニジマスの臭み、水っぽさを取る方法

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おいしいニジマス料理を作るためには川魚特有の臭みや水っぽさを取ることが必要不可欠です。ここでは臭みや水っぽさを取る方法について説明していきます。

臭みをとる方法

ニジマスの臭みを取る方法はいくつかあります。順に詳しく説明していきます。

塩を振る方法

調理の30分程前に塩を振ります。浸透圧を利用して身から水分を出し、その際に臭みも一緒に出ていきます。しかし長く置きすぎると臭みだけでなく魚の旨みも出ていってしますので気をつけてください。

熱湯に通す方法

煮魚などのような似る料理をする際にした処理として熱湯をかけることで魚のぬめり、血をおとすことが出来ます。お湯は80度前後が良く暑すぎると川が破れてしますので気をつけてください。

酒につける

酒には臭みを抑える効果があります。また素材の旨みや香りを引き出すのによいので臭みとりと美味しく調理出来て一石二鳥です。

ニジマスの下処理方法

ニジマスの料理について説明する前に多くのニジマス猟にに共通する下処理方法についてみていきます。この方法を知れば今日からでもニジマス料理を作ることが出来ます。

ニジマスの下処理のポイント

どんな魚もその体の構造に合わせた下処理方法があります。正しい順序で行うことで安心しておいしく食べることが出来ます。

  • まずは鱗を取ります。ニジマスの鱗の取り方は包丁の刃をニジマスに対し垂直に向けて、尾から頭の方向で鱗を取ります。
  • ニジマスのおしりから包丁を入れ、えらの先端に向かっておなかを切り開きます。
  • 次は内臓を取ります。まずニジマスの下あごに切れ目を入れます。その切れ目に指を入れて尾側に向け引くと内臓がきれいに取れます。
  • 背骨の血合いを指でそぎ落します。その後流水で流して下処理完了です。

ニジマスのおすすめ料理その①焼き物編

ニジマスのおすすめ料理をここから説明していきます。まずは焼き物料理について説明していきます。

ニジマスの塩焼き

ニジマスの焼料理でもシンプルな塩焼きは丸かじりしたくなる一品です。また塩焼きは大根おろしと大葉との相性がばっちりです。下処理さえできれば火がある場所ならどこででも作ることが出来ます。

材料

1人分

  • ニジマス1匹
  • 塩   大さじ2杯

料理レシピ

  • ニジマス全体に塩をかけます。
  • 中火で片面12分、裏側を9分焼きます。これで完成です。

調理のポイント

塩加減がめざし程になりますのでしょっぱい味が苦手な方は皮をはいで食べたり塩を調節することをおすすめします。

ニジマスのおすすめ料理:焼き物編2

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焼き物の中でも焼く方法は多くあります。有名なものでホイル焼きがあります。

ニジマスのホイル焼き

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