シマノのブランド バンタムとは?
1980年頃、席巻するUSA製のリールに対抗すべく生まれたのがシマノのバンタム100でした。
時を経て約40年‥「シマノ独自のバスブランドを!」を旗印に山本一人氏らによって作られたのが「ブランドとして」のバンタムのスタートです。
バンタムロッドについて
同ブランドはロッドの開発過程の中で「キャスト性」や「コントロール性」、さらには「フィーリング」にまで徹底的にこだわりました。その結果上級者やプロさえもが納得する秀作ロッドを生み出すことに成功したのです。
バンタムロッドに採用されている主な技術
バンタムロッドにはシマノの釣具開発における「ノウハウ」が余すところなく使用されており、そのテクニカルな経験を生かし「バス釣り」に最適な技術を盛り込むことに成功しています。
スパイラルXコア
四方八方あらゆる「竿の曲がり」にも対応する強度が特徴のシマノオリジナルのメーキング技術を投下。
それをベースに、繊維や樹脂成形で有名な東レ株式会社が持つナノアロイテクノロジー技術とタッグ。その技術を用いたハイパワーカーボンスリットテープを装備しています。
ハイパワーX
ロッドの「ねじれ」を最小限度まで抑制するシマノ独自技術のひとつであり強度にも優れた特徴を持ちます。
ロッドの最下層部から「X」のカタチで締め上げていくため、使用者の意図に逆らわず従順な反応を示し、本来の性能が「素直に」発揮される技術といえます。
タフテック∞
従来モデルと比較して、巻き込みの強さ×3倍、巻き込みの量×5倍を達成。旧シリーズ搭載のαタイプの上をいく竿先の強さを身につけました。
∞(ムゲン)の名に恥じないその穂先強度はまさに「限界突破」であり、前作を大きく上回る最高水準の強さを魅せてくれています。
エキサイトトップ
先端の「目視感」や伝わる「手感」のレベルが大幅にアップ。「バスの喰い付きを逃さない」門外不出の特殊技術を導入しています。
これにより、これまで感じ得ることが出来なかった僅かな変化にも瞬時に対応。アタック時の「チャンスロス」の軽減に大きく寄与しています。
バンタムロッドのインプレ
ここまで概要や詳細をくわしく説明してきました。オリジナリティ溢れる特有技術をふんだんに盛り込んだバンタムロッド。
さてここからは、そんな魅力たっぷりのバンタムロッドの厳選3アイテムをピックアップ。そのトータル的な印象や特徴を「機種別」に紹介していきます。
168Mのインプレ

「とにかくルアーを動かしたい!」そんなファイトにピッタリなのがこちらの168Mモデルです。ロングキャストにはいささか不向きな面もありますが、持ち前の小技を生かすには最適なサイズ感。
オカッパリやレンタルボードなど「小刻み」なルアーアクションを行いたいフィールドでは、その性能をいかんなく発揮してくれることでしょう。
267MLのインプレ

「ハードベイトモデルの決定版!」ともいえるのがこちらの267MLモデルです。バンタムが保有する操作性と感受性を生かし小さいシャッド系のルアーも難なく遠投、コントロールが可能です。
追加オプション的要素を持つ「PEライン」を用いた「障害物」狙いのワーミングも魅力的です。
170Hのインプレ

「障害を物ともしないスゴイやつ!」このような表現がなんともマッチするのが170Hモデルです。「VSカバー」専用と謳っても決して申し分の無い存在感を放つ同モデル。
168タイプよりもさらに強い強度は圧巻のひと言。立木や倒木の中にスムーズに滑り込ますことができる力は「対カバー」モデルの名に相応しい出来映えとなっています。
バンタムロッドで狙えるターゲット
豊富なバリエーションとともに高い適応力を備えたバンタムシリーズ。同シリーズが持つズバ抜けた機能性はそのターゲットにも多様性をもたらしてくれています。
バンタムロッドの代表的なターゲットは全3種。ブラックバス、ロックフィッシュ、シーバスです。一種ごとにそれぞれ詳しく見ていきたいと思います。
バス
まず始めに「言わずもがな」かもしれませんが、1種目のターゲットがブラックバスです。もともとが本格バサー向けに作られた同商品。
「適時適機種」を地で行く多様なラインナップで様々なフィールドや条件にも対峙することができます。
ロックフィッシュ
堤防のテトラポット周辺などに生息するカサゴやメバル、アイナメなどもバンタムシリーズであればターゲッティングが可能です。
テトラポット等の「カバー」にルアーを送り込む必要があるので、例えばインプレでも紹介した「対カバー機種」である170Hモデル等を使用することがオススメです。
シーバス
「海のバス」シーバス(スズキ)もバンタムの好敵手といえます。海の河口付近や堤防、砂浜などからも狙えるシーバスはバンタムの格好の餌食。
267MLモデルの遠投性と操作性を生かすのもよし。河口付近の橋下では170Hのカバー耐性を生かすのもよし。多様にわたるバンタムシリーズの品揃えが多様に生息するシーバスをしっかりと捕らえます。
ロッドに関する事はこちらの記事にも書いてあります。興味のある方はぜひこちらも読んでみて下さい。
愛車に実装!車載ロッドホルダーがカッコいい
釣りに行く際に、マイカーを利用する人も多いと思います。そんな時に役立つアイテム、それが車載用のロッドホルダーです。
バンタムロッドを自慢の愛車に「キレイに収納」し、気心知れた仲間たちと釣りに行けば、あなたのフィッシングライフはおそらく何倍にも楽しいものになることは間違いないでしょう。
車載用ロッドホルダーのご紹介
「車専用のロッドホルダー」には様々なタイプがあります。機能性に優れたデラックスなタイプのものからリーズナブルで簡単に装着できるものまで、その種類は多岐にわたります。
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