持ち出してしまったのは、子供だったようです。悲劇はさらに続きます。その力は、7番目に強い力だったんです。その子供の家も、その力の影響を受け、恐ろしい結果を迎えることになってしまうのです。その強い力は、止めることは出来ないのでしょうか。
コトリバコの処分を決める
このことが起こって、部落の人間は、はじめて、その力の真の恐怖に気が付いたのでした。そして、何とかして、その力を処分することを決めました。しかし、その力をそう簡単に消すことは出来たのでしょうか。
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コトリバコの呪いは簡単には消えない
結果的には、処分することが出来たようです。しかし、力の効力を消すことは、やはり簡単なことではありませんでした。では、どのように処分することができたのでしょうか。古く伝わっている話を整理して紹介したいと思います。
すぐに呪いを解くことは出来ない
強い力ほど、思い通りには行かないものです。今回紹介している力も、大変強い力だったようです。さらに事態を困難にしていたのは、それが複数存在していたことです。ひとつでも厄介なのですから、本当に厄介だったことでしょう。
長い間をかけて徐々に効力を薄める
その方法は、気の長くなるものでした。処理をする前に、その力が弱まるのを待っていたようです。その期間は、力の強さによって異なっていたため、管理方法も非常に気を使っていました。持ち出され、以前のしょうな悲劇を起こさないためす。
神社で処理をする
その管理場所として、神社が選ばれたようです。人を近づけないようにするためには、絶好の場所だといえるでしょう。また、紙の御前であるため、力の効果を弱くすることにも役にたっていたのかもしれません。
他の呪いに関する話はこちら
コトリバコは絶対に作ってはいけない
この力の強さについて、実感していただける話を、ここでは、少し紹介したいと思います。最初の方で紹介したように、この力は決して作ってはいけないものです。あくまでも、このことが大前提であることを記憶に入れておきましょう。
偽物でも危ない
ひとつ目に、この力を遊び半分で作ってはいけないのです。少し前で紹介したように、簡単に処分も出来ないのですから、安易に作ってはいけないのです。残っている話では、偽物を作っただけでも、その危険性は変わらなかったようです。
話を聞いて体調を崩した人もいる
恐ろしいことに、これらの話を聞いた人までもが、体調を崩してしまったという話もあるほどです。このような話を聞いていると、作った人たちに、どれ程の悲劇が襲ったのか、怖くなってしまいます。
いくら恨んでいる人がいたとしても、決して手を出してはいけない力なのでしょう。
呪いは自分に返ってくるもの
知っている人も多いとおもいますが、昔からこのような言葉があります。「人を呪わば穴二つ」この言葉は、だれかを乗るのなら、墓穴は、相手と自分、ふたつ用意しなさいと言うことです。
相手だけでなく、自分にも力は帰ってくることを言っているのです。安易に手を出してはいけないものなのです。
果たしてコトリバコは実在するのか?
言い伝えや、昔の話について紹介してきましたが、噂の発端になったネットでは、実際にあった話として広まっています。テレビ番組で紹介された時にも同様で、その場所を探していました。
この話が実際に合ったことなのか、だとしたら箱は実在するのか。その疑問について解説していきたいと思います。
島根県で起こったと言われている
これらの言い伝えのほとんどが、島根で起こった話だとされることが多いようです。島根といっても、山奥だとか、海に近い場所や、小さな島での話だったなど様々です。しかし、どれも、決定的な確証は得られずに話は終わっています。
島根県の神社で発見されたと噂もある
そんな島根情報ですが、一番具体的なのが、県内の神社で発見されたというものでした。しかし、このうわさも結局のところ、もの自体は確認されていません。全てはうわさや、言い伝えでの話で、いったいいつの時代なのか何処の場所かも判明していないのですから、やはり特定は難しいのでしょう。
実際に存在は確認されていない
結論的には、実際の存在は確認することは出来ていません。ネットの掲示板では、実際に見たことがある人や、家にあるという書き込みまでされていて、驚くほど具体的な話が多いのですが、やはり、そこは匿名の世界です。
具体的な証拠も、画像すら添付されていません。ですが、こんなにも恐ろしものなら、見つからない方がいいのかもしれません。
コトリバコが取り上げられた作品
この話は、当時は結構な話題になり、色々なところでも取り上げられていました。そんなところから、この話が、映画や、アニメ、ドラマなど、様々なエンターテインメントとして、また、原案として、扱われたことがあります。その中の幾つかを紹介しましょう。
映画「ことりばこ」
これは、2011年公開された日本の映画です。監督脚本が福田陽平監督です。上映時間は60分です。言い伝えの内容踏まえながら、舞台を現代にして、話が展開して行きます。
色々なところで評価されていますが、ホラー映画としてよりも、怖いのは人間だといった感じになっているようです。公開当時もあまり話題にはなっていなかったようです。
アニメ「Occultic;Nine -オカルティック・ナイン」
元は小説から派生したアニメになります。色々な事件に遭遇する高校生9人の物語です。その中で、6話に言い伝えとよく似た内容の話が出てきます。設定が多少異なってはいますが、見て頂ければ分かると思います。
本当にあった怖い話「箱」
フジテレビの番組で2017年夏にテレビで放送されたものです。中に「箱」と言う題名の話が出て行きます。この話は、現代で主人公が偶然箱を見つけてしまうことから展開して行きます。この出てくる箱が、どう見ても、言い伝えの箱であるとしか思えません。詳しい内容は是非確認してみてください。
他にもあった怖い箱の話
怖い箱の話は他にもあります。中に何が入っているのか分からないことや、それが開けることが出来ないとなると人間の興味や不安など様々な感情を刺激するのでしょう。
忌箱
この話は若者たちが遭遇した話です。古い神社で遊んでいた若者が一人の老婆に遭遇します。その老婆が、神社に置いて行ったカバンが原因で恐怖が始まります。遊び半分で、そのカバンの中を、探っていると、ひとつの箱があらわれます。その箱は、簡単には開けることが出来ない箱でした。
若者たちの数人が何とか開けてしまい恐ろしことがおきます。若者たちの数人が事故で無くなってしまったのです。生き残ったひとりが、数年後、神社を訪れ、その箱が忌箱と言う呪いの箱であることが分かります。大まかにはこのような内容で、この箱が発端の恐怖についての話になっています。
仕掛け箱
会社勤めの人の話です。同僚のひとりが持っていた、仕掛けが施され開けることの出来ない箱が登場します。数人の同僚でこの箱を開けようとする話が中心です。なかなか開けることが出来ません。しかし、ある時一人が開けてしまいます。そのことが始めりで、事故など色々な原因で、ひとりまたひとりと死んで行っくことになります。
お祓いのために神社に行きますが、住職は、あまりの力の強さに、時間がかかると言い、その間にも、事故や自殺など犠牲者は次々に増えて行きます。そして話は展開して行きます。このような内容になっています。この話もまた、箱の力によって犠牲が出てしまう内容になっています。
呪いへの対処法を紹介
色々な恐ろしい力について紹介してきました。しかし、この力に対してどうすることも出来ないのでしょうか。この力に対する対処法が無い訳ではありません。その中の幾つかを紹介します。
呪いとは何なのか?
まず最初に、この呪いというものは、どのような力なのか紹介しましょう。この力は、恨みなどを持つ人間が一方的に、その相手を苦しませようとする力のことをいいます。ここから、その力に対する対処法を紹介します。
ですが、一番の対処法は、呪いを掛けられてしまうような恨みを他の人から受けないような普段の生活を心掛けましょう。
呪いの対処法①:弾く
弾くというのは、分かりやすく言い換えると、跳ね返すということです。一般的にみなさんのそばにもある、厄除けなどのお守りなどがその効果を発揮します。しかし、この対処法は弱いので、弱い力にしか対処出来ません。
呪いの対処法②:移す
この対処法は、自分に掛かったものを、他の人に移す方法です。しかし、本当に誰かに移してしまえば、その人から恨みをかうことになりかねません。ですので、代わりの物を用意します。これもお守りなどです。お雛様も呪いではありませんが、身代わりのひとつの例になります。
呪いの対処法③:返す
この方法は、少し危険です。その理由は、この方法が、仕掛けてきた相手に、仕掛け返す方法だからです。この方法は、一番合理的なようにも感じますが、もし、相手もこの対処方法を取った場合、返しあいが続きお互いに、潰れてしまいかねません。やはり、最大の対象は、恨みなどをかわない生活を心掛けることにつきます。
魔除けに関する記事はこちら
本当に恐ろしいのは人間!?
この話は、呪いという恐ろしい力についての話ですが、原因は、差別や憎悪などになります。また、呪いと言うものは、呪う方も、呪われる方も、どちらも最終的には、ハッピーエンドにはならないものです。いくら辛い思いをしたとしても、決して手を出してはいけないものなのです。
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