ニジマスは塩焼きが最高!フライパングリル、内臓処理、串打ち方法とは?

ニジマスをおいしく食べるために!

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楽に調理できるのが1番ですがやはり、魚なので下処理が必須になります。ひと手間かけることで美味しさが全然違いますし、手間のかかったぶん食べた時の感動はひとしおです。

ぬめりが気になる!ニジマスの下処理は?

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いざ、調理しようとなって気になってくるのがぬめりですよね。臭み、水っぽさも気になるところです。きちんとした下処理をしてニジマスをおいしくいただきましょう。

ニジマスにぬめりがある理由

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なかなか取れないぬめり。そもそも何のためにぬめりがあるのでしょうか。

「動植物体にひろく分布する、粘液線という外分泌腺でつくられる。体表を保護したり、からだの移動をスムーズにしたり、感覚に役だてたりしていると考えられている。粘液の成分は動物によって違うが、主成分は糖タンパク質である。」(引用:魚の博物辞典)

寄生虫から身を守ります。魚にとっては必須のものですね。

ぬめりは生臭さの素!

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いざ調理!と意気込んで生臭いと少し意気消沈してしまいますね。実はぬめりこそが臭みの原因なのです。そもそも臭いの原因は旨味成分が細菌の酵素によって化学変化してしまうことです。上手にぬめりを取って楽しく調理したいですね。

塩振りとウロコ取り

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まず基本的な方法の塩振りです。1番簡単で万能な方法ですね。様々な料理の下ごしらえでも行われる方法です。調理する20〜30分前に塩を振りましょう。そうすることで浸透圧によりニジマスから余分な水分とともに臭みが出ます。出てきた水分はキッチンペーパーなどでしっかりと拭き取ってください。

こうすることで手で掴んでも滑らなくなり、雑菌も取り除けます。ただし長く置きすぎは要注意です。新鮮なものだと特にですが水分と一緒に旨味が出てしまい、身のふっくら感も減ってしまいます。

ニジマスの捌き方

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ここからは、手順に沿ってニジマスの捌き方をご紹介していきます。

ニジマスの捌き方 手順①

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まず、金たわしなどでニジマスをこすりウロコを取ります。お尻の方からお腹へ向かい、包丁を入れていきます。エラの切り込みの手前まで割きます。切りすぎないよう注意しましょう。皮が切れればOKなので刃を深く入れ過ぎなくても大丈夫です。

ニジマスの捌き方 手順②

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写真の通りですが喉の部分に包丁を差し込みます。指を切らないようにご注意ください。そのまま貫通させ喉の部分を切ります。

ニジマスの捌き方 手順③

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エラを身から引き離します。喉の部分から指を入れ、お腹側に向かって手でエラを引き離します。

ニジマスの捌き方 手順④

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ここまできたら、後は内臓を取り除きます。エラを引き離した時そのままお腹側へ引っ張ると綺麗に胸びれ、内臓も取ることができます。胸びれが残ってしまった場合は手で引っ張り取り除けます。

ニジマスの捌き方 手順⑤

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血合い(背骨の黒い部分)を取り除きます。包丁で切り込みを入れ、水で流しながら指で擦れば簡単に取れます。

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