多方面で話題のjinmenusagi。こちらのページでは個性溢れる彼の様々な魅力や、情報を詳しくご紹介していきます。
音楽に対する探究心はかなり真面目で、追求していくことが「オタク」であると考えています。
jinmenusagiとはどんな人物なのでしょうか。基本的な情報、過去の経歴、活動内容や人物像について触れていきます。
かなり多才な人物とわかりますよ。人気があるのも頷けます。ハイクオリティなヒップホップと独創的な世界観が魅力です。
愛称ジメサギ・本名は冨山理央
本名は富山理央(とみやまりおう)、ジメサギ、またはうさぎくんと呼ばれる彼をご紹介していきます。
本名と愛称が全然関連が無いですが、本人も由来を覚えておらずニコニコ動画で使用していた名前です。
LOW HIGH WHO? PRODUCTIONに所属
南米のインディオの言葉で「愛している」を意味する「ローハイフー」
アートディレクター藤本九六介を中心に活動するクリエイティブ・コミューン。(引用:LOW HIGH WHO?PRODUCTION)
2006年に設立され現在は音楽の枠を超えた総合芸術プロダクションとして活動しています。感性を刺激されるものばかりです。
「Ghost Cheek(ゴーストチーク)」名義でヒップホップなどの作曲家、ビートメイカーとしても活動しています。
レーベル「インディペンデント業放つ」を立ち上げる
2015年1月にjinmenusagiが立ち上げたワンマンレーベルです。ちなみにレーベルとはアーティストを所属させてCDを作る組織のことです。個人的なカルチャー、音楽、思想の発信をしています。
業放つは、「お悩み解決します」といった意味合いで使われています。というのもjinmenusagi自身が大学でカウンセリングを学んでいたことが大きいのでしょう。
jinmenusagiは元ネットラッパー
デビュー前からネット上で自作の音源、ラップを公開していたjinmenusagiはまさにクリエイティブな人物です。
自身が高校生の2008年頃から有名動画サイト、ニコニコ動画のニコラップで活動していました。ニコニコ動画では米津玄師などのメジャーミュージシャンも輩出しています。
当時は「人面兎」というネーミングで活動しており2010年頃にはニコラップを代表するラッパーにまで成長しました。高音とも低音ともいえない独特でセクシーな声がファンの間でも評判であり本人も「声を武器にしたい」と語っています。
ラップを始めたきっかけはエミネム
エミネムといえばヒップホップの代名詞ともいえる人物です。ラッパー史上最も売れており、グラミー賞をなんと15回も受賞しています。
中学生の頃にエミネムにはまり徐々にヒップホップに傾倒していきました。最も多感な時期に聴く音楽は現在の彼にも大きな影響を与えています。
大島弓子の漫画にも影響を受けた
彼は自身の母親の影響から1980年代の少女漫画を読んでいました。大島弓子は「グーグーだって猫である」などの作品を輩出しており、猫好きということも知られています。
猫を擬人化して描くところなど、jinmenusagiの世界観に大きな影響を与えています。他にもクリエイティブな作家、山岸涼子などの作品も読んでいました。
jinmenusagiは酒と酒の席が嫌い
お酒を好まないjinmenusagi。過去には他人に乾杯しようと絡まれ、断ると頭突きをくらったっこともあるとツイッターで公言しています。
その発言から酒嫌いな事が伺えます。最近は若者の酒離れもすすんでいますね。
jinmenusagiは強いファッションへの拘りを持つ
ファッションの面でも注目を浴びているjinmenusagi。インスタグラムやツイッターでかかさずチェックしているファンもいるほどです。
その拘りは強く、曲名にも「ナイキは履かない」「Supremeが嫌い」「ガウチョはダサい」などがあります。
「ガウチョはダサい」に関してはひたすら、ガウチョがダサいということを歌っています。
jinmenusagiの好きなファッションブランド
ここでファッションも注目されるjinmenusagiの洋服へのこだわりをご紹介します。彼は好きなものと嫌いなものがはっきりしておりスケートファッションが好みです。
特に好きなブランドはThrasherとVANS、靴下のブランドHappysocksも好んで履いています。「ナイキは履かない」という曲の通り実際にナイキは履かないと公言しています。
ただブランドが嫌いなわけでは無く、並んで購入した後に転売するなど、ブランドを取り巻く出来事が嫌いだと語っています。
ここで若い時から音楽活動をしているjinmenusagiの経歴をご紹介します。リリースされたアルバムについてコメントしていきます。
2012年に1stアルバム「Self Ghost」
LOW HIGH WHO?から送り出されたjinmenusagiのファーストアルバムです。ネット上で既に独特なラップスタイルが支持されていた彼の魅力が存分に表現されています。
当時jinmenusagiは20歳で、制作期間は実質2ヶ月とごく短期間でリリースされました。独特の言葉とビートで紡がれる音楽たちに、探し求めていたヒップホップとの声も上がっています。
web上で立て続けにフリー音源リリース
1stアルバム発売後、立て続けに「”Gold on Deck”jinmenusagiバージョン」、「I MAY SICK e.p.」をフリー音源でリリースしています。
耳に残る音楽と、珍しい歌モノも収録されています。
2013年1月に2ndアルバム「ME2!」
前作のセルフプロデュースと違い、尊敬するアーティスト達のイマジネーションを調理したカラフルな仕上がりになっています。
曲の流れもよく、jinmenusagiの日本人離れしたスキルとフローを存分に味わえるアルバムとなっています。
同年3月にフリーリミックス「R2BA」リリース
フリーダウンロード可能な作品です。セカンドアルバムから次の作品へ繋がる作品であり、自己紹介と自己弁護と自己開発を含んだ作品だと語られています。
2013年11月に3ndアルバム「胎内」
メッセージ性が強いアルバムです。初めて人を愛し人格が形成された瞬間が切り出されています。
収録曲「ペガサスと猿」は恋人に向けて作られた曲となっており、他の曲では「インターネットを辞めろ」というメッセージが込められています。
CD-Rアルバム「Self Ghost2」も同時リリース
「胎内」の外伝的アルバムで「Self Ghost」の続編でもあります。ファンから名作との声もあがる、jinmenusagiのビートメイカーとしての才も感じさせる聴いていて心地よい仕上がりとなっています。
2014年6月CD-Rアルバム「Each Peace」
全編が自身のプロデュースであるこちらのアルバム。独特な日本語のチョイスが武器であったjinmenusagiですがこの作品ではまた違った面を見せてくれています。
心地よくメロウな曲たちや、まっすぐなメッセージ性で新たなラッパーとしての魅力を発見できる仕上がりとなっています。
2014年11月4ndアルバム「LXVE業放草」
名盤と名高い一枚です。発売後すぐに完売した出世作です。2018年12月にデラックスエディションがリリースされています。
リアルな感情がさらけ出されビートも最高、何度聴いても飽きないスルメ的な一枚となっています。
「LOW HIGH WHO?」脱退後、2015年1月より活動を開始しました。より個性的な表現で複数のアルバムを出しています。それぞれ様々な魅力を放つアルバムをご紹介しましょう。
2015年12月に5thアルバム「ジメサギ」
進化を魅せた一枚です。1年ぶりのフルアルバムとなりました。jinmenusagiの世界観を表現するため多数のアーティストがゲストとして参加しています。
jinmenusagiの内向きな世界観は変わらず、そこが良いとの声も多数です。「華原朋美なみに病んでる」などえげつないリリックが散りばめられています。
2016年「はやいEP」とベスト盤リリース
DubbyMapleプロデュースの「はやい」、電波少女のハシシもゲストとして参加しており全8曲その名の通りはやい楽曲となっています。