また、痛みは治まったように見えてもすぐに舞い戻ってくるそうなのです。トゲによる痛みは取り除かれた後もかなり長時間にわたり続くことになります。
最初の痛みから一度落ち着いても、20分から30分程度経過するとさらにひどい痛みとなり襲い掛かってきます。戻ってきた痛みは増最初よりも大きく、どんどん増していくといわれます。
ギンピーギンピーの痛みで自殺した人も!?
激しい痛みで長期間辛い覆いをすることになる厄介な植物であるギンピーギンピー。そんな毒を受け、長期間痛みにさいなまれ続けた人のかなには、つらさに耐えかねて自殺を図った人もいるといわれています。
トイレットペーパーとして使った人や顔に触れた人の末路
過去の実例の中にはこんな人がいます。以前、とある茂みの中でギンピーギンピーを誤ってトイレットペーパー代わりに使用した人がいるのです。その人はその植物がこのような毒を持っていることも知りませんでした。
その結果、激しい痛みに襲われることになります。当然処置を行いトゲを取り除いたのですが、痛みは一瞬では終わりません。先ほど紹介したように、体に回った毒でいつまでも激しい痛みにさいなまれたのです。
いつまでも続く激しい痛みは、次第にその人の精神を破壊していき痛みに耐えかねた結果、銃で自殺したといわれています。そこまで耐えれない日度の痛みが伴い、自殺を考えるほどだということです。
また、別の被害者の例では、偶然顔に触れてしまったがために痛みを発症し、その痛みに耐えかねて崖から飛び降り自殺を図った人もいるというのです。その怖さがますます現実味を帯びてきたでしょう。
馬がショック死したこともある!
毒にまつわる話では人だけでなく当然動物たちもその被害にあっています。過去には、人だけでなく馬や犬など人間以外の生き物も犠牲になった例があります。
動物たちもその毒に耐えかねて生きていられず、ショック死したといわれているのです。この植物の前では人も馬も犬も関係ないということなのでしょう。その結果、最悪の独走とまで言われるようになりました。
ギンピーギンピーは軍事目的で利用された?
痛みが伴い人や動物を問わず苦しめてきたその植物は、過去にとある利用を考えられていたといわれています。その利用目的が軍事利用です。あまりにも人体に影響力のあるその毒の効果に目を付けた人が、武器として使えないかと考えたのです。
イギリス軍隊が興味を持ったという情報も!
あまりにも強い植物に含まれる毒とその被害の大きさから、過去には軍事利用を目的に戦闘に活かそうと考えた国があるといわれています。その国がイギリスです。一種の生物兵器の様に使用することで効果を発揮すると考えたようなのです。
空気中にこの刺毛をばらまくことで、呼吸により体内に吸収され効果を発揮するように開発されていたようです。しかし、最終的にはこの軍事利用は未遂に終わり使われることはなかったといわれています。
ギンピーギンピーの分布情報 !
軍事利用されるかもしれないなどという過去もったわけですが、身近に生えていたら困ると考えた人もいるでしょう。ではどこに生えているのでしょうか。その分布状況をお伝えしましょう。