上田美由紀の「鳥取連続不審死事件」とは?
今から約数十年前に起きたとても痛ましい事件を知っているという人はいますでしょうか?現在の若い世代の人たちのほとんどは知っている人は少ないでしょう。驚くニュースはたくさんありますが、これは当時、最も世間を騒がせた事件だったのです。それでは、この事件についてのことを解説していきます。
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鳥取県で起こった事件
この事件が起こったのは2004年~2009年の出来事で、数人の遺体が次々と発見されたと報道されました。鳥取県民ならほとんどの人が知っているのでないのでしょうか?犯人であるスナックを経営していた女性が別の事件で詐欺罪として逮捕され、その後2人を殺害したと起訴されました。
上田美由紀周辺の6人が不審死!
警察は上田美由紀という女性が怪しいと思っていたようで、この女性の周りでは6人もの男性が不審な死を遂げていました。また、短い間で6人もの痛ましい遺体が次々と発見され、明らかこの女性が何か関係していると誰もが思いました。この事件が起こった当時は大ニュースとなり、新聞のトップ記事になったくらい話題になりました。
上田美由紀の家族や子供について
加害者女性には他の家庭と同じように、両親や子どもなども普通にいました。世間を騒がせるような事件を起こしてしまったこの加害者の家族はいったいどういう人物だったのかが気になる人も多くいるでしょう。それでは、この女性の家庭状況など詳しいことを紹介していきます。
父親は土木作業員
父親の職業はは土木作業員で、どちらかと言うと物静かな人物でした。この父親は加害者女性が子供のころに病気に侵されて既に他界しております。この観点からみると、父親はそんなに悪い親でもなかったように感じる人もいるようです。
母親は暴力的だった
母親は大人しい父親と違って上田美由紀に対して暴力を振るっていたりしていました。何か気にくわないことが少しでもあると思いっきり殴ったり、大声を出して怒っていました。一言でいえば、感情がすぐに表に出やすくキレやすい性格だったのでしょう。母親の暴力などが加害者に影響している部分もあるのかもしれません。
二人の男性との離婚を繰り返した
加害者女性は10代後半くらいの年齢で、警察官や自衛隊関係者と結婚をしては離婚をしての繰り返していました。最終的には5人の子供を持つようになりました。その後一旦実家に帰りましたが、一人の男性とまた再婚をして、離婚をしました。
これほどの子供の人数でシングルマザーで生活は厳しいこともあり、本人も再婚を望んだのでしょう。
上田美由紀の評判や生い立ちとは?
警察などが最初に調べることは、事件の犯人はどういう場所で今まで生きてきたのか、住んでいた近所からはどんな評判があったかなどです。意外にも住んでいた環境などは、事件を起こした原因に繋がるかもしれないので重要なのです。
近所の人たちが加害者の事をどう思っていたのかなどは事件解決への手掛かりにもなるのです。
近所から煙たがられていた
早くして父親を亡くした上田美由紀は、祖父に父親代わりとして育てられていました。しかし、子供の頃から物を盗んだり、嘘を平気で付いていて、近所の人からはとても煙たがられていたのです。他の地域に住んでいたとしても、きっと同じように近所から悪く思われたでしょう。
5人の子供たちと一緒に住んでいたアパートは、ゴミ屋敷のようなアパートだったのです。そのアパートは、昭和時代のような汲み取り式のトイレがある家賃2万5千円でした。アパート自体もあまり綺麗とは言えないでしょう。
また、ありとあらゆるドアはゴミ袋で全て埋め尽くされており、足の踏み場もありませんでした。
上田美由紀の「鳥取連続不審死事件」を時系列から理解しよう!
上田美由紀の標的になった被害者はいったいどんな人物だったのでしょうか?実は殺害された被害者の職業はバラバラで、残酷な殺され方をされました。被害者の方はどのような仕事をしていたのか、いったいどのようにして殺されたのかなどを詳しく解説していきます。
【2004年5月13日】読売新聞鳥取支店の男性
第1に被害者となった男性は、ダンボールに無理やり詰められた状態で電車に轢かれる事故が発生したと報道されました。ダンボールには「出会えてよかった」などとメッセージが書かれており、当時は自殺として処理されました。例え自殺にしろ、上田美由紀が原因で自殺に及んだと思う人も中にはいます。
【2007年8月18日】警備員だった男性
第2に殺害された被害者は警備員で、この男性は海で遺体となって発見されました。被害者は泳ぐ事ができなく、金づちだったことを利用して殺害に及んだと推測しています。また、上田美由紀からは普段虐待を受けていました。
男性を監禁して出られないようにして、体中をロープで縛り、熱いお湯を男性の体にかけていたのです。
【2008年2月】警察官だった男性
次の被害者は上田美由紀が働いていたお店の常連客で、職業はご立派な警察官でした。当時この男性とはお金の貸し借りをしており、そのことについてよく揉めていたという事実も発覚しました。
この男性は山の中でロープで首を吊って亡くなっていました。例え自殺だとしても、加害者が原因で自殺という道を選んだと言っても過言ではないでしょう。
【2009年4月11日】トラックの運転手だった男性
トラックの運転手の男性は海で痛ましい姿で発見されました。この男性ともお金をめぐって揉めており、約300万近くのお金を返すように要求されていたのです。そして上田美由紀は返金すると自分から誘い出し殺害に至りました。
被害者は水死のはずですが、体内からは砂が見つかり、睡眠導入剤も検出されたので他殺として警察は判断しました。
【2009年10月7日】電気店を経営していた丸山さん
電気店の店主の男性が川でうつ伏せの水死体の状態で発見されました。警察は何者かに顔面を押さえつけられた可能性があるとみて、上田美由紀を殺人の容疑者だと判断を下しました。また、その川は非常に浅い川で、大人の男性が溺れるはずがないと誰もがそう感じていました。
【2009年10月27日】同じアパートに住んでいた田口さん
この田口さんという人は、他界する約1か月前に駅前で車と衝突して事故を起こしていました。その車は加害者が貸していた車で、加害者が何かを企んで被害者に貸したと推測しています。その後被害者は、原因不明の体調不良で植物状態になってしまい、最終的には他界してしまいます。
20歳未満が犯罪を犯したらどうなる?
アメリカやフランスなどの外国の法律は日本と違ってとても厳しく、男女年齢関係なく禁固何百年や終身刑といった刑罰がいくつか存在します。しかし、日本の法律はそこまで極端に厳しくないのが現実でもあります。日本ではどういう刑罰になるのかなどを詳しく紹介していきます。
日本での未成年の犯罪は制限がある
日本で未成年者が窃盗、殺人などをしたら、ほとんどが刑務所ではなく施設に入れられる可能性の方が高いのです。また、そういう施設は刑務所よりも刑期は軽く、短期間で出所できるのです。このことから、遺族らの気持ちを考慮したら少年法は無くなった方が良いという意見も多くあります。
精神異常の状態で殺害したのなら例外とされる可能性がある
2人以上殺害したとしても、犯人が精神異常で無意識に犯行に及んだというのなら死刑にはならない可能性はあります。どちらにしろ罪には問われますが、死刑に比べたら非常に軽いと感じる人も多くいるでしょう。また、遺族側からしても悔しい気持ちになるので、2人以上殺害でが死刑という法律は無くなってほしいという意見も多くみられます。
男性は女性を外見よりも中身を選ぶ?
今回の事件の詳細から見ると、男性は女性の外見だけを見るのではなく、女性の性格を主にみていることがわかります。しかし、世の中の男性全員がそうなのでしょうか?女性側からみると、男が顔で選ばない人なんて存在するの?という意見も多々あります。
外見か中身を見るかはその人の考えによる
女性のほとんどが思う事は、男性はみんな外見で女性を見ていると思っている人も多くいます。しかし、それは個人によってまた違ってくるでしょう。どちらかだけを優先して女性を見る人もいれば、外見と中身、両方を見るのも大事だと思う男性も多くいるのが現実です。