デイゲームでもナイトゲームでも、まずはクリアカラーを使って反応をみます。一般的に魚は色が識別できないと言われていますが、水が澄んでいる場合、色の濃いワームを使用すると他の小魚との違いで、ばれてしまう可能性があります。
水が濁っているときはアピールカラー
水が濁っている場合、クリアカラーではアジがワームを見つけられない可能性があります。その場合は、ピンクやグローカラーなど目立つ色のワームを使うことでアジがワームを見つけやすくなると言われています。
アジングワームの動かし方
アジはワームが沈んでいる(フォール)ときに食いついてくることが多いと言われています。レンジを探るためにも、まずは海底までフォールし徐々に海面に近づけていきます。アクションをつけなくても、一定のリズムで巻き続けるただ巻きが一般的です。
まずは海底のレンジを探る
アジの泳いでいる場所を見つけるため、まずは深いレンジを探ることからはじめます。アジはフォール中のルアーに興味を示すので、外海に面した場所へできるだけ遠投して、海底付近までカーブフォールさせてアタリを待ちます。
基本はアクション無しのただ巻き
ワームのアクションをしすぎると、せっかく集まった群れが逃げてしまうため基本一定にリールを巻くだけのただ巻きになります。ただし、あまり食いつきが良くないときには、フォール中に何度か竿をしゃくり上げて動きを出すことで、アジがワームを見つけやすくなることがあります。
アジングワームの付け方
アジングワームにはジグヘッドと呼ばれるフックとシンカーが一体化したものに取り付けて使うのが一般的です。ジグヘッドにワームを取り付けるときは、水中でワームがきれいな動きをするように、曲がらないように気を付けてまっすぐ取り付けます。
ワームのヘッドの中心にフックの先端を差し込む
左手の親指と人差し指でワームをやさしくつまみ、右手でジグヘッドのシンカー部分を持ちます。ワームにジグヘッドのフックを差し込むときには、ワームのヘッドの中心にフックの先端がきているか確認をします。中心からずれてしまうとワームがまっすぐにならない可能性があります。
ワームをフックのカーブの終わりまで差し込む
ワームの中心をフックが通るように少しづつ慎重に差し込んでいきます。フックのカーブが終わり直線部分になるところまで差し込んだらストップします。中心に通すポイントはワームを強く握りすぎないことです。
フックの先端を出す
フックの先端をワームから出します。あらかじめ、フックの先端を出す場所のめどをつけておくと作業がスムーズにできるのでおすすめです。あとは、ジグヘッドのシンカー部分までワームをたぐり寄せれば完成です。
最強と呼ばれるアジングワームの選び方
このワームさえあれば絶対に釣れるというような最強のワームというのは残念ながら存在しません。なぜなら、アジは季節によってエサが変わってしまうからです。釣果を上げるには、フィールドにあったワームを正確に選ぶ知識と経験が必要になります。