狙い目の魚④ 各種根魚類
根魚とは海底の岩礁や海藻の間に潜みあまり移動することがなく生息範囲の狭い魚のことをいいます。江ノ島海岸で釣れる根魚はホッケ、アブラコ、カジカです。魚の種類によって時期が異なりますので下記にて紹介します。
ホッケ
干物が有名ですが、新鮮なものは塩焼き、煮付け、フライ、ちゃんちゃん焼きなど楽しむことができます。刺身でも食べられますが寄生虫がいる可能性もあるので一度冷凍したほうが安全です。釣れる時期は4月から6月です。
アブラコ
北海道ではアブラコという名前ですが、全国的にはアイナメと呼ばれています。白身で脂肪分が多くとても美味しい魚で塩焼きや煮付けや唐揚げなど楽しめます。釣れる時期は4月から6月と10月から12月です。
カジカ
カジカはカサゴの仲間でグロテスクですが味はとても美味しいです。カジカ汁は北海道ではあまりの美味しさに鍋底をつついて壊してしまう鍋壊しとも呼ばれています。釣れる時期は5月と11月から12月です。
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【釣り】江ノ島海岸の駐車場は?
国道229号沿いにも幌内川付近に68台(うち身障者用2台)置ける駐車場が用意されています。駐車場にはトイレも完備されています(江ノ島海岸でのトイレはここのみです)。海岸の西端にある北国澗で釣りをするときは江ノ島集落国道沿いに駐車スペースがありますのでここの利用が便利です。
【釣り】江ノ島海岸のアクセス方法は?
札幌市内から島牧村はまでは約170kmあるため非常に遠いです。2018年12月に余市まで開通し小樽市街地を通過しなくなったため若干近くなりましたがまだまだ遠いところです。一般的には車で行くところですが、日帰りでなければ公共交通機関でも行くことが可能ですので車と公共交通機関でのアクセス方法を案内します。
車でのアクセス方法
公共交通機関でのアクセス方法
札幌市内からは特急いわない号を利用して岩内へ向かいます。岩内で寿都行きに乗り換え、さらに寿都で原歌もしくは栄浜行きに乗り換えて島牧保育所で下車です。最速便でも到着が14時過ぎますので日帰りは不可能です。また島牧村へのバスは日曜日・祝日運休となります。
江ノ島海岸で釣りをする際は規制に注意!
島牧村を流れる泊川の河口では、サケやマスの捕獲規制期間があります。規制期間は5月1日から8月31日までです。範囲は加工から左右それぞれ300mの範囲です。禁漁時期には規制区域で、標柱などで注意勧告していますので、禁漁時期には河口付近では釣りをしないようにしましょう。
江ノ島海岸の釣りで立ち寄りたい場所もご紹介!
島牧村は道南の各都市(札幌、苫小牧、函館など)から遠く、アクセスも大変なため観光地化があまりされておらず手付かずの自然が多く残っているところです。世界遺産化され俗化されてしまった知床半島よりも秘境感があり美しい自然を楽しむことができます。
日本の滝百選にも選定!賀老の滝
島牧村のカントリーサインにも描かれている賀老の滝は日本の滝百選も選定されている村内一の見どころです。滝までは林道を14km進みますが道は整備されているため通行には問題ありません。ヒグマの出没地域のため音のなるもの(鈴、ラジオなど)を持参していきましょう。
賀老の滝はどんなところ
賀老の滝は落差70m、幅35mある北海道内でも有数の滝です。駐車場から滝つぼまでは遊歩道が整備されていますので歩きやすくなておりますが、滝つぼまでは高低差100mの階段が待っていますのでサンダルなどでは訪れない方がよいでしょう。間近で見らえる滝は水量豊富でマイナスイオンもたっぷり浴びられます。
賀老の滝の基本情報
【アクセス】国道229号沿いを島牧市街地に入ると案内看板があり道なりに約14kmです
【開業期間】6月上旬から10月下旬まで
【注意点】駐車場から滝までは行きは下り階段、帰りは登り階段となります。傾斜がきついため体力が必要です
天然のソーダ水!ドラゴンウォーター
賀老の滝よりさらに500mほど奥へ進んだところに天然に湧き出るソーダ水が楽しめるドラゴンウォーターがあります。おける台数は少ないですが駐車場も完備しています。駐車場から150mほど歩くとドラゴンウォーターの湧いている場所にたどり着けます。
ドラゴンウォーターはどんなところ
ドラゴンウォーターは龍神様の御神水となっており、この辺りでは龍神伝説も残っています。賀老の滝へと注ぐ川の岩の割れ目から湧き出ています。湧き出ている場所には看板があるのですぐにわかります。そのままだと鉄分が濃いため飲みにくいですがレモンや砂糖を入れればだいぶ飲みやすくなります。
ドラゴンウォーターの基本情報
【アクセス】賀老の滝駐車場からさらに奥へ500m進んだところにあります
【見頃】7月中旬から10月(川の水量が少ないため)
【効用】慢性消化器病、便秘、貧血
【注意点】岩場を伝って川を歩きますので岩場で滑って落ちないよう注意が必要です
貴重な花々の宝庫!大平山
大平山は標高1200mない低山ですが、アルプスに咲くエーデルワイスに最も近い品種のオオヒラウスユキソウやオオヒラタンポポなど大平山でしか見られない花々が多いところです。距離は長くないのですが行程がやや大変なので、登山上級者を連れて行くことをお勧めします。
大平山はどんなところ
島牧村から今金町を結ぶ予定の道道836号線沿いにあります。ちょうど大平山登山口付近で工事は中断されているため今金町方面から行くことはできません。花の見どころは7月から8月にかけてとなり、オオヒラウスユキソウは8月従順に見ごろを迎えます。花と海が満喫でき表大雪に負けない美しいところです。
大平山の基本情報
【アクセス】道道836号の河鹿トンネルを出た先が登山口です
【標高】1190.6m
【所要時間】登り3時間30分、下り3時間
【難易度】上級者向け
【注意点】腰ほどの藪が終始登山道を覆っていますのでピンクテープや踏み跡を見失わないようにしましょう。またアブが多いため虫よけも必須です。
江ノ島海岸付近の宿泊施設
江ノ島海岸のある島牧村までは札幌市内から約170km、高速利用でも3時間30分かかるため日帰りはやや大変な場所あります。島牧村には温泉旅館、ユースホステル、キャンプ場とありますので予算に合わせて宿泊プランを練るのもよいと思います。
温泉旅館
島牧村には宮内温泉、千走川温泉、モッタ海岸温泉の3か所の温泉旅館があります。いずれも料金は1室2名1泊2食付きで8000円からの料金設定になっています。海岸沿いの町なので食事は海の幸が豊富でボリュームのある食事が楽しめます。旅行サイトでは予約が取れないため直接電話予約となります。
島牧ユースホステル
温泉旅館は1名での宿泊を受け付けいない時もあります。1名の時はユースホステルがお勧めです。昔のように歌って騒ぐというようなところではなくペンションのような落ち着いた雰囲気で個室も用意しています。食事も海の幸や山の幸が豊富で美味しいです。料金は1泊2食付きで5500円からです。
大平海岸キャンプ場
一番リーズナブルなのは大平海岸の海水浴場と隣接している大平海岸キャンプ場です。営業期間は7~8月で、無料で利用できます。近年島牧村では市街地にヒグマがやってくる事件も発生しているためキャンプができない可能性もありますので注意してください。
島牧村の秘湯に入ろう
江ノ島海岸で釣りを楽しんだ後は秘境ムードあふれる秘湯に入り疲れを癒してから帰路へつきましょう。宿泊もできる宮内温泉、千走川温泉、モッタ海岸温泉ではそれぞれ日帰り入浴も行っています。3か所異なった泉質ですので3か所すべて廻るのもお勧めです。
宮内温泉(ぐうないおんせん)
江ノ島海岸から道々836号線を大平山方面へ約5kmのところにあります。湯量が豊富で綺麗なお湯が楽しめるのが特徴です。円山動物園にいたゾウの花子がここで湯治をしていたことがあります。もちろん人間にも効果があり疲れた体を癒してくれる温泉です。営業時間は10時から21時までで料金は500円です。
千走川温泉(ちはせがわおんせん)
千走川温泉は賀老の滝方面に向かって約6kmのところにあります。千走川温泉は明治18年に開業した歴史ある温泉です。天井が高く広々とした空間が心地よいところです。源泉温度が低いため加温はしていますが塩素消毒はしていない源泉かけ流しの温泉です。営業時間は13時から21時までで料金は500円です。
モッタ海岸温泉(もったかいがんおんせん)
江ノ島海岸から西へ約10km狩場山の麓の海岸沿いにある温泉です。内湯と露天があり内湯は少し熱めですが、露天は程よい温度で気持ちが良いです。日本海側は夕日スポットが多くモッタ海岸温泉から見る夕日も格別です。営業時間は9時から21時までで料金は500円です。
江ノ島海岸で北海道ならではの釣りを満喫しよう!
江ノ島海岸では、ヒラメ、カレイ、ホッケなど北海道ならではの魚を釣ることができます。砂浜で足元も安全なところもありますのでファミリーで楽しむことができます。また島牧村には大自然を楽しむスポットも多く釣り以外にも登山やキャンプや温泉も楽しめるのでGWや夏休みなどの長期レジャーにもお勧めです。
初心者にお勧めカレイの釣り方
初心者にお勧めヒラメの釣り方