電車結び大特集!結び方と併せて、強度や難易度などの特徴も解説!

電車結びは、釣り糸同士の結び方の中で最もポピュラーな存在です。釣り入門者でも結びやすく、スピーディーで強度も安定しており、ぜひともマスターしておきたい結び方です。この記事では、電車結びの特徴と実際の結び方とについて徹底解説します。

この記事をかいた人

65歳の男性です。会社勤めを退きましたが、様々なテ-マについて情報収集しながら記事作りすることが好きで取り組んでいます。

そもそも電車結びとは?

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電車結びは、魚釣りに使う糸と糸を結ぶのにもっともベーシックな結び方です。PEラインとナイロンの先糸を使う海のルアーフィシングなどでは必要なの結び方ですので、ぜひマスターしましょう。

PEラインについてはこちらをご覧ください。

 

二つの結び目を利用する結びで、2本の糸が直線となりコブが小さく引っ掛かりにくいのが特徴です。電車の連結のように結び目がくっつくのが、この名前の由来です。魚釣りでの糸同士や様々なパ-ツ類とのあらゆる結節場面でいろいろな結び方の基本が「ユニノット」と言われますが、この電車結びはその応用形の一つと言えます。

電車結びの特徴をご紹介!

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それでは、電車結びというものを理解するために、その特徴について、「強度」、「難易度とスピ-ド」、「結び目の大きさ」、「汎用性」のを4つの要素に分け、他の結び方との比較も交えながら、以下に紹介していきます。

電車結びの特徴① 強度

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まずは、その特徴を結束強度面から紹介していきます。一口に結束強度と言っても、使用される釣り糸の素材や太さに結び方、あるいは結束される対象が、同種の糸同士か異種間か、または、糸と各種パ-ツ類の結節かにより異なってきます。ここでは、「同種、同太さの糸同士の結束強度を結束してない場合と比較する」という前提で説明します。

電車結びの強度は, 実用的なレベル

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実際に電車結びを使った釣り糸同士の結び目の結束強度を実測したデ-タが存在します。テスト条件は、①結び目無い状態の強度が4kgのフロロカーボン糸を使用。②輪の中に5回糸を通し結ぶ。として測った結果が「強度約2.6kg。直線強度比で約70%」というものでありました。

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