イシガニの味噌汁が絶品!釣り方や調理方法をご紹介

北は北海道南部から南は九州沿岸まで、日本全国に幅広く分布しています。お近くの海岸や港を散策してみると、意外と簡単に見つかるかもしれません。また、海外では韓国や中国、台湾にも生息しており、中国では安価な食材として出回っているそうです。

イシガニの旬・時間帯

イシガニの旬はいつ?

イシガニは、基本的に一年中捕る事ができますが、旬の時期は春~秋頃までと言われています。特に、初夏には卵を抱えた雌が、秋には身の詰まった雄が増えると言われています。魚と同じく、5月~11月頃までがイシガニ釣りに適した季節と言えます。なお、冬になり水温が下がると、深場に移動し冬眠を行うため、捕まえるのは難しくなります。

イシガニが捕れやすい時間帯は?

イシガニは夜行性であるため、昼間は砂に潜りじっとしていることが多いです。夜になると活発になり、餌を求めて泳いだり、岸に近づくので夜を狙って釣りに出かけてみましょう。また、潮が満ちるほど捕れやすくなるため、満潮時が一番の狙い時と言えます。特に、産卵期を迎える7月は、大潮の夜になると岸に大量発生するそうです。

イシガニの釣り方・仕掛け

イシガニの釣り方はいくつかありますが、いずれも針に食いつかせるのではなく、網に引っ掛けて釣り上げる方法となります。中でも代表的な、タモ網を使ったすくい捕りとカニ網を使った投げ釣りについてご紹介します。

タモ網を使った捕り方

夜にライトを使って防波堤や護岸を照らし、上や横から網をかぶせて一気にすくい上げる方法です。タモ網とライトさえ用意できれば誰でも捕まえられる方法なので、初心者の方にもおすすめです。注意したいのは2点で、1つはライトをカニに直接当てないことです。直接当てると逃げられてしまうため、なるべく海中の側面に当てるようにしましょう。2点目は、岸壁や磯に引っ付いているウニやカキ、海藻などに注意することです。かぶせるときにこれらが邪魔になり、網に隙間ができて逃げられてしまうことがあります。かぶせるときはなるべく隙間を作らないように工夫しましょう。

NEXT カニ網を使った投げ釣り