チョウチンアンコウのオスは切ない運命をたどる?その理由を解説!

なぜ光らないかというと、この魚にはイリシウムに発光する細菌を培養するスペースがないのが理由になります。ちょっとわかりづらいですが、これもチョウチンアンコウと区別するための特徴の一つなのです。

生態について

太平洋や大西洋、インド洋といった幅広い海に分布しています。水深に関しては800mから1000m以上の場所であることがわかっており、発光はしませんが、チョウチンアンコウと同じくイリシウムで獲物を誘って捕食を行う肉食の魚です。

また特徴の一つである長いヒレはアンテナのような役割を持っており、自分の周りにいる獲物、または敵といったものを把握できるようにしていると考えられています。

チョウチンアンコウって水族館で見れるの?

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ここまでの解説でチョウチンアンコウに興味を持ってくれた人もいるでしょう。そこで真っ先に思うのは実際にその魚を目で確認したいということです。そこで水族館で見られるのかを見ていきます。

水族館で見るのは難しい。

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残念ながら、今現在でこの魚を飼育している水族館はないと考えて良いでしょう。もちろん他の種類であれば見れる水族館もありますが、チョウチンアンコウ限定で考えると難しいのが現状になります。

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そもそも生きているチョウチンアンコウが捕獲されること自体が非常に珍しく、過去に捕獲されて水族館に運ばれた時には既に死んでいることが多いのです。また江ノ島水族館に生きた状態で運ばれたことがあるのですが、8日間しか生きられませんでした。

水族館で見られる深海魚にデメニギスがいます。興味があるならこちらをどうぞ。

標本なら見れる

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実際に見ることは難しいですが、標本であれば展示している水族館はあります。標本とは生き物の一部分や全体を保存しておけるように状態を加工したもので、生きてはいませんがその姿を見ることができるのです。

チョウチンアンコウのグッズ

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この魚はアンコウ目に分類される魚で、アンコウ目の魚は全部で313種類があります。それくらい多くの種類がいるアンコウ目ですが、その中でチョウチンアンコウだけに焦点が当たっているグッズがありますので、番外編という形で紹介させてもらいます。

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