それと同様に、最初から不食の生活を始めるわけではありません。最初から完璧に食事を断ってしまえば生命を危険にさらしてしまいます。徐々に食事をせず生活をすることに体に慣らしていかなけらばいけません。
21日間のブレサリアンプロセス
ブレサリアンになるための期間として、21日間のプロセスが必要不可欠になります。まず、最初の1週間は浄化の週として空気以外の口にすることをしません。静寂に時を過ごします。その後、次の2週間で水と薄めたジュースを飲みます。
しかし、このプロセスは最初から行うのではなく下準備としてベジタリアン→ヴィーガン→フルータリアンとゆっくりと食生活を変化させていく必要があります。
専門家の指導のもと行う
現代社会はインターネットなどで簡単に情報を得ることができます。プロセスに関してもネットを介せばわかることが可能です。しかし、ここで注意すべきこととして、そういった情報のみを信じ理解したと思わないことです。
人間の心理として一度見た情報を理解したと勘違いしてしまいがちです。専門的な知識がないまま個人でプロセスを開始するのは危険と隣合わせになってしまいます。必ず専門家の指導のもとに行いましょう。
ブレサリアンになる過程で死亡するケース
このスタイルが必ずしも成功するとは限りません。ブレサリアンの成功例を見ると徐々に食事を減らすだけという簡単な方法に思えてしまいますが、安易なことではないと知るべきなのです。安易な考え=死亡に繋がるという事も理解することが重要になります。
スイス人女性の餓死事件
食事とは人間が生きる糧として必要不可欠ということは誰しもが理解しています。しかし、宇宙からのエネルギーで生活をしている人物が実在しているということをドキュメンタリー映画や書籍で知ったスイス人の女性がいました。
その女性は書籍をもとに個人的にプロセスを開始しました。しかし、女性の体は健康になるどころか衰弱の方向へと向かいました。家族が中止を求めましたが、プロセスを貫いた結果として餓死という痛ましい結果になってしまったのです。
ブレサリアン実行で4人の死亡が確認されている
死亡例に関してはスイスの女性だけではありません。現段階で報告されているだけでも、4人の死亡例があります。もしかしたら、報告がないだけでもっと多くの死亡例があるかもしれません。
報告されている人数だけを見るとそれほど危険ではないのではと思いがちですが、たった少数でも死亡例があるという危険性も無視できないのが現実なのです。
医学的に解明されていないブレサリアンのメカニズム
なぜ、不食の生活を送っていても生命の維持が可能かという事は、現在の医学においては解明できていません。人間は食事をすることで栄養を摂り生きています。もし、食事をしなくなれば栄養源はどこにあるのでしょうか?
人間の体は食べることにより自らエネルギーを摂取しなければ摂取源がないとされています。しかし、ブレサリアンのようなまるで植物のような自然のエネルギーによって生命維持を行っているというスタイルもあるのです。
日本にもいた!ブレサリアンジャパニーズ!
ブレサリアンは海外の方たちではありません。私たちと同じ日本に住む日本人にもブレサリアンはいます。日本人のブレサリアンにはどんな方がいるのでしょうか。そして、どのような生活を送っているのでしょうか。
スピリチュアル弁護士「秋山佳胤」
日本で不食の弁護士として知られているのが、秋山佳胤(あきやまよしたね)弁護士です。秋山弁護士は1969年に東京に生まれ、東京工業大学理学部情報科学科卒業後に、1998年に弁護士として登録、現在はロータス法律特許事務所を設立し愛と不食のスピリチャル弁護士として活躍されています。
元々は理系の大学で自然科学者を目指していましたが、あるきっかけで弁護士の道へと進みました。司法試験の勉強の傍ら、東洋医学にも興味を持っていた秋山弁護士はホメオパシーの医学博士号も取得しています。