超巨大魚ゴリアテグルーパー!サメも丸飲みするモンスターの生態と特徴に迫る

魚を手軽に見る事ができる施設と言えば、様々な水中の生き物がいて子どもから大人まで楽しめる水族館です。ぜひともゴリアテグルーパーの大きさや迫力をこの目で見てみたいものですが、見る事のできる水族館はあるのでしょうか。

日本では見られない

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日本でゴリアテグルーパーを飼育している水族館は、2019年4月現在で残念ながらありません。しかし、アメリカでは、フロリダなどにある水族館で展示しているところがあるようです。もし行く機会があれば調べて行ってみてください。

類似魚のタマカイが見られる水族館をご紹介!

出典:PhotoAC

日本でも類似魚であるジャイアントグルーパー(タマカイ)は見る事ができます。タマカイはインド洋や太平洋などのサンゴ礁に住み、最大で2.7m、400kgほどになる、ゴリアテグルーパーと近い仲間の魚です。

タマカイについて詳しくはこちら。

タマカイがいる水族館①沖縄美ら海水族館

沖縄県本部町にあり、ジンベエザメやナンヨウマンタがいる巨大な水槽がある事でも有名な水族館です。沖縄ではタマカイが獲れる事があり、アーラミーバイと呼ばれて高級魚として扱われています。ここでは無数の熱帯に住む魚と一緒に展示されていて、その存在感と愛嬌ある顔立ちで人気の生き物となっています。

タマカイがいる水族館②九十九島水族館海きらら

こちらは長崎県佐世保市にある水族館で、「五島の海水槽」という水槽になんと体長180çm、重さ80kgと大人の大柄な男性ほどのサイズのタマカイがいます。水族館のボス的な存在として人気で、運が良ければ餌やりのシーンも見る事ができます。

タマカイがいる水族館③横浜八景島シーパラダイス

神奈川県横浜市にある水族館で、遊園地が併設されている事でも人気の水族館です。ここには1mほどのタマカイがおり、ウミガメなどと一緒に大きな水槽にいます。岩陰などにいる事もあるので近くで見られたらラッキーです。見えやすいところにいれば、あまり泳ぎ回ることはないので写真などは非常に撮りやすい魚です。

ゴリアテグルーパーには注意して親しもう!

大きな口でなんでも丸飲みにしてしまうゴリアテグルーパーは、実はおとなしい性格であり、それが災いして人間に乱獲されてしまい絶滅危惧種に指定されています。もし海で見つけたらケガをしたりさせたりしないようにしつつ、よく観察してみてはいかがでしょうか。

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