氷水がコップに入っているのを想像して下さい。しばらくすると、コップの周りに水滴が現れますよね。これが結露です。結露は、内側と外側の気温と湿度の大きな差によって生まれるものなんです。
なぜ結露ができるのか
テント内の空気は、人の体温や呼吸によりだんだんと温められ湿気が多くなります。外の気温が低下してテント内との温湿度の差が大きくなると、水蒸気が冷たい方へ引き寄せられテントの内側の生地に吸着します。それが積み重なって水滴になり、結露となってテント内を濡らしてしまうのです。
内外の温湿度差を軽減させればOK
そこでタープの出番です。タープの中にテントを設置すると、タープとテントの間の空気がテント内と外の温湿度差を中和して結露をできにくくしてくれるんです!このスタイルはまるで親が子をお腹の中で守っている様子に見えることから「カンガルースタイル」と呼ばれています。
カンガルースタイルは寒さ対策にも
当然、内気と外気との中和を生むためのカンガルースタイルですから、テント内の温度を外の冷気で下げさせない効果にもつながります。寒い冬場のキャンプではまさに必須のスタイルともいえますよね。
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おすすめアイテム&実践使用例や連結アレンジ10選
さぁここからは、カーサイドタープのおすすめ製品と連結使用例、そして実践アレンジ方法などをアイテムごとに10種類ご紹介していきたいと思います。これから始められる方にも既に使っているという方にも、今後のご参考になれれば幸いです。
キングキャンプ(KingCamp) タープ テント
組み立て簡単なポール付きタープ
まずは手始めに、単体でも組み立てが可能なポール付きのタープをご紹介します。車の各部分に接続することができ、車を傷つけることなく設営することができます。車種を選ばずに広々としたスペースを確保できるので、アウトドア初心者さんにもおすすめのアイテムです。
接続箇所がたくさんあって便利
主に車の後部に接続して使用しますが、サイドにも設営することが可能なフレキシブルさが魅力です。プラスチック製のフックを使用してドアノブやタイヤに固定したり、地面や木などありとあらゆるものを使用して設営ができます。
商品詳細
- 価格:¥ 8,980
- 材質:210TリップストップポリエステルPUコーティング 耐水圧1500mm
- サイズ:315cm(W)×215cm(D)
ロゴス(LOGOS)タープ neos Link Panel
大人気ブランドの低価格アイテム
キャンパーから世界的に支持を受けているロゴス、ギアは比較的コストがかかる中エントリーモデルを発見しました。ポールが付属していないので別途購入が必要です。品名に「PLR]が付いたロゴスのテントと連結して使用することもできます。
車のパーツもギアにしてしまおう
やはり後部トランク側に接続すると荷物の積み下ろしが楽ですよね。これはトランクの横開きドアがスクリーンとなり2役を任せてプライベート空間を作り出すという、キャンパーさんのナイスアイデアですね。
商品詳細
- 価格:¥ 7,128
- 材質:難燃性ポリエステルタフタ(耐水圧2000mm、UV-CUT加工)
- サイズ:200cm(W)×142cm(D)