北海道にゴキブリがいないのは本当?ウソ?都市伝説の真実!

引っ越し前の家のゴキブリが、荷物に一緒に入ってきたり、ダンボールに荷物を入れるとき、そのダンボールに産み付けた卵や幼虫が、北海道に持ち込まれたとされています。ゴキブリは保温性のある暖かいダンボールが大好きなのです。

トラックやコンテナに付いてきた

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ゴキブリはジメジメとした湿気があって暗い場所が大好きです。トラックやコンテナの中にまで入り込んで一緒に北海道までやってきてしまいます。空を飛ばなくても歩行しかできないゴキブリは好きな場所に入り込んで、のこのこと北海道にやってきます。

暖房環境が整っているから

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冬には氷点下にもなる北海道では、暖房をすることは必須です。近年、電化製品の普及により、省エネでコスパの良い暖房器具が豊富に出回り、一日中暖かくすることができるようになりました。

北海道でもゴキブリが現れる場所

冬の家の中は暖房をつけて暖かくしますが、通常、外出中や就寝中は暖房を消します。その場合、一旦、家の中が寒くなりますので、ゴキブリは寒さが残る家の中では、生きていくことができません。

飲食店

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ただでさえ住み心地の良い飲食店に、どうやってゴキブリが入ってくるかと言うと、ダンボールで食材などが送られてきます。そのダンボールに産み付けた卵や幼虫も一緒にその店に入ってきます。そして飲食店は火を使うことが多く暖かい、お客様のために暖房で店を暖めるなどの理由で、ゴキブリが増殖します。

ボイラー室など暖かい場所

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ボイラー室は、お湯や水蒸気を熱源として使用する場所なので、水があり、蒸気により湿気があり、地下などに存在するボイラー室はジメジメしていて暖かい場所で、ゴキブリが住むには条件が良いので発生しやすいのです。

ゴキブリの生態を知るのが勝利への近道!

大嫌いなゴキブリの生態を知ることは気持ち悪いかもしれませんが、嫌いなものほどよく知れば好きになる、なんてことはないですが、退治するためのヒントを見つけることができるのではないでしょうか。

全世界日本中に生息

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ゴキブリの種類はなんと4000種もあります。日本には、そのうち50種ほどで世界にいるゴキブリの1.58%の数が日本にいます。その数は236億匹とされていて、聞いただけで鳥肌が立つほどの多い数です。

雑食性ゆえの驚異の生命力

元々は、森などで動物の糞や死骸を食べる雑食性昆虫として生きていましたが、人間の住むところへやってきて、和紙や油、人間の残飯や垢や毛髪まで食べて生きられますので食べ物に困ることがありません。

非常に高い繁殖能力

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ゴキブリのメスは何度か卵を産みます。種類によって違いがありますが、メス1匹が一生涯で産む卵の数はなんと約500匹ほどです。しかも卵の殻が硬いから退治がしずらいのです。だからゴキブリは増殖し続けることができます。

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