今まで、白い鳩のご紹介と色々と暗示していることについてお話しましたが、実際に飼育しようとする場合には気を付けなければならない決まり事が存在します。ここでは、いくつかのポイントについてご紹介します。
白い鳩は法律で守られている!
白い鳩を含む鳥類については、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」という法律によって保護される対象とされています。生物の多様性を確保するためや狩猟の際の鉄砲などによる生活環境が脅かされる危険を回避するためなどから、鳥獣を飼育する場合には法律面への配慮が必要です。
また、野生の鳩については、体にノミやダニなどが付着している場合も多いので、衛生面への配慮も必要です。ご家庭にお子さんがいらっしゃる場合など、飼育しようとお考えの場合には、事前に動物病院などでの受診を検討しましょう。
飼育はとても難しい
野生の鳩を飼育するのはとても難しいと言われています。一度、野生で育った鳩を飼育しようとしても、たいていの場合は野生に帰ってしまうと言われています。また、巣箱に入れるとストレスから弱ってしまう場合もあります。育てる場合は雛から育てるのが良いでしょう。
ただし、ビジョン・スポーツと表現される伝書鳩のスピードを競うレースがあり、手塩にかけた鳩とともに楽しめる方法があります。社団法人日本鳩レース協会など、いくつかの団体では鳩の育て方などをサポートしてくれますので、ご興味がある場合はご相談してみるのも良いでしょう。
白い鳩は愛と平和をもたらす使者!
今回は白い鳩についてまとめました。白い鳩は、本稿でご紹介したように、「平和」や「愛」などのシンボルとされており、白い鳩に夢の中や現実に出会った人に対して、たくさんの幸運をもたらしてくれます。普段何気なく見ている鳩ですが、白い鳩を探してみるのも面白いかもしれませんよ!