お祓いとは?
立て続けに悪いことばかり起きたり、幽霊に取り憑かれている時などに「お祓い」という言葉を聞くことが多いでしょう。聞くことがあっても、いざお祓いとは何かと聞かれて答えるのは難しいものです。どういうものなのか?見ていきましょう。
穢れを取り払うこと
病気や怪我のような穢れを取り払うものです。穢れは本来的には心が汚れているなどの意味ではありません。また穢れを気枯れとも考えられ、エネルギーが枯れていくのを防ぐことも表しています。悪いものを取り払って元気になるために行われています。
穢れは自分の過去からの悪い行いにも繋がっています。過去してしまったこと、それにより陥ってしまった状況自体が穢れでもあります。お祓いをすることで自分の状態がよくなり、過去のしがらみも取り払われていくのです。
日本古来の神道に基づく
神道とは様々な神様のことをいいます。日本のように何もないものを崇めるということはなく、唯一似ているのがイスラエル宗教です。イスラエルが神道のルーツだと言われています。水や塩で身を清めるお祓いはイスラエル宗教も行っていたのです。
お祓いを受けるべきタイミング
タイミングについて見ていきましょう。行こうかな、と悩んでいてもいつ行けばいいのか悩んでしまいますよね。今回はお祓いに行くべき2つのパターンをご紹介します。当てはまったら行きましょう。
病気やケガが続く時
自分や自分の周りの人に病気やケガが続いてしまうとき、何か悪いものでもあるのではないか?と考えてしまいますよね。実際その時というのは、悪い流れが続いています。放ったらかしにしてしまうと、死に至るほどの大事故につながってしまうこともあります。気が病んで病気が酷くなることもあります。
実際人の穢れというのは、周りにも影響してしまうものです。悪い気を放っている本人自体にはなんの問題もなく、その周りの家族や友達ばかりが悪い目にあうこともあります。周囲ばかりが悪くなるのはおかしいので、お祓いをした方がいいです。
人間関係がうまくいかない時
人間関係がうまくいかない時というのは、相手が悪い、相性が悪いというよりも、自分の気持ちが沈んでしまっていることが一番の理由です。気分が沈んだり、自分の状態が悪いままだと環境を変えても人間関係は上手くいきません。
気持ちが沈んでしまっている時というのは、自分中心になってしまいがちです。相手を思いやる余裕がなくなってしまうため、つんつんしてしまい人を遠ざけてしまうのです。人と衝突することが多いと感じたときも、お祓いに行きましょう。
厄払い・お祓いのタイミング厄年とは?
最初にタイミングとして考えるのは、厄年がではないでしょうか?厄年とは言葉で聞いたことがあっても、中々なんの年かわからない人も多いのではないでしょうか。
厄年とは特に災いが起こりやすい年と言われています。必ずしもその年に悪いことが起きるわけではありませんが、起きやすいと言われているために厄年になると厄払いに行く人が多いです。悪いことが起きる前に未然に防ぐためです。
厄年はいつ?
厄年は女性と男性でくる年齢が変わってきます。男性が25歳、42歳、61歳できます。女性は19歳、33歳、37歳にきます。本厄がこの歳で前後一年で前厄・後厄としてその年にも災いが起きやすいとも言われています。この歳には特に気をつけましょう。
お祓いの流れ
どんな流れなのか、一体何をするのかイメージつかないですよね。いざ行くことを決めても、どんなことが行われているのかわからなければ、決断もし辛いものです。一体どのようなことが行われているのか、言葉だけ聞いたことのある内容についても解説します。
祝詞
神様に告げる詞のことをいいます。言葉には力があると言われているため、神様に申し上げる詞として言葉を読み上げます。この言葉には魂が宿り、神様へと届けられると信じられています。つまり最初に神様に言葉を届けて、神様にお願いするのです。
神楽
巫女が神様に舞をとって奉納することです。音楽を奏でながらかぐら歌を歌い、舞をまう儀式のことです。一番楽しい儀式です。この儀式を行うことで、隠れてしまっている神様を外に連れ出していきます。
玉串拝礼
玉串拝礼とは神様にお供えものをする儀式です。玉串と呼ばれる笹のようなものをお供えものの代わりに用意し、その玉串を使って神に敬意を示します。玉串礼拝をすることによって、神様を迎えることができます。
お祓いは神社?それともお寺がいい?
どちらでお祓いをすればいいのか?どちらでするのが正しいのか迷ってしまいますね。実際神社とお寺の違いもわかりにくいです。お寺と神社どちらで行うのか?またそれぞれではどのようなことができるのかご説明していきます。
正確にはお祓いは神社で行うもの
お祓いは神道に基づいて行われるものです。そのため神社で行います。またお祓いは厄払いをするために行うものです。厄払いをしているのは神社だけなんですよ。「お祓い」という言葉を使って、行っているのは神社だけになります。