ジャンルはサイコサスペンスで、都市伝説の中にしか存在しないはずの男が現実世界へと現れ、自分の顔を見た人間を死へ追いやる存在となって様々な事件を引き起こすというストーリーです。
This Manが殺人鬼!?
この作品のおすすめポイントはなんといっても思い切った設定です。都市伝説の中の存在であるはずの男が実際に姿を現し、自分の顔を見た人間を次々に殺していく連続殺人鬼として主人公の目の前へ現れます。男の正体は一体何なのか?なぜ自分の顔を見た人間を殺すのか?ハラハラする展開に目が離せません。
絵もきれいでとても読みやすいです。ちょっとグロテスク要素やホラー要素があるので、そういったものが苦手な方はご注意ください。
あらすじ
- 主人公は似顔絵が得意な警察官
- 「家の前にいた不審者の似顔絵を描いてほしい」という依頼を受けた主人公が言われたとおりに描いた絵が「This man」の顔だった
- 数日後、その依頼をしてきた少女の母親が惨殺される
- 犯人の顔を目撃した少女、その顔は「This Man」そのものだった
- なぜ都市伝説上の男が現れたのか、動機は何なのか?彼の謎に主人公が挑む
夢に出てくる男に会いたい?
いかがだったでしょうか。どの説が真実かは定かではなく、今も彼の夢を見たという人たちは存在しています。漫画やドラマによって脚色された事柄を事実と捉える人もこの先増えるのではないでしょうか。
そうしてあと何年かすれば、脚色された説こそが主流になっているかもしれません。成長し続ける都市伝説は、そうやって生み出した人間が想像もしないような存在へ変わっていき、とんでもない化物へと変化してしまうのかもしれません、
あなたの今日の夢に彼が現れないとも限らないのです。もし彼に会ったときには、勇気を出して彼に話しかけてみるのもいいかもしれません。正体を直接聞いてみるのもいいでしょう。彼の本当の正体に迫れるのは、あなたかもしれません。