亀の手に似たカメノテは食べられる!おいしい食べ方と驚きの生態を紹介!

海岸の岩場にフジツボなどと一緒に生息しているよくわからない生き物カメノテ。実はカメノテはいま食材として注目されているのをご存知ですか?今回はカメノテの生態と美味しい食べ方を紹介します。海外では高級食材でもあるカメノテを知って、その味を確かめてみてください。

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カメノテってどんな生き物?

なんとなく聞いたことはあるけど、よく知らないことの方が多いのではないでしょうか?謎の「カメノテ」はどんな生き物なのか、貝なのか?カメなのか?気になるその辺りを、詳しく調べましたので、紹介します!

カメノテの生態

出典:PhotoAC

体長はだいたい3cmから4cmくらいで、大きいものは7cmから8cmほどの大きさまで成長します。雌雄同体といって、雄の生殖器官と雌の生殖器官をひとつの体に持っていますが、交尾は他の個体を対象とします。カメノテの餌は、海の波にのって流れてくるプランクトンを、萬脚(まんきゃく)といわれる触手を出して、捉えて食べます。

カメノテの生息域と地域

shell_ghostcage / Pixabay

カメノテの生息地域は、北海道から沖縄、マレーシア諸島などの海外まで、波に乗って、港や岩場、テトラポットの溝など、あらゆるところに付着して生息しています。ある程度集合してくっついているので、カメノテが居れば、すぐに見つけられますよ。

カメノテの特徴

上部の爪のような殻は、4つから5つ程度あって、大きさについては、それぞれの個体で異なっています。下部はうろこ状の皮に覆われており、見た目が「亀の手」を連想させるため、名前の文字通り「カメノテ」と呼ばれるようになりました。

どうしてカメノテは食べられるの?

見たことも、食べたこともない人からすれば、結構グロテスクな見た目の「カメノテ」ですが、これが本当に食べられるのか?どんな味で、どこの部分が食べられるのか、こちらも詳しく調べたところ、意外なことがわかりましたよ。

実はカニの親戚!

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岩場や、テトラポットに吸着してからは、動かずそのまま一生を終えるというカメノテは、ミョウガガイ科というのに属する種類です。一見、貝の仲間だろうな、と思う方は多いはず。しかし、実はエビやカニの仲間で、甲殻類の一種なんだそうです。

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味もエビ・カニに近い

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