カラーギャングとはどんな集団?暴走族との違いから関連事件まとめ

さいたま市北区が拠点の「黒ギャング」と北本・桶川両市などが拠点の「青ギャング」の2つのカラーギャングチームが大乱闘を起こした事件です。両チーム合わせて46人が凶器を持ち互いに暴行を加えました。結果、傷害などの容疑で全員が逮捕・書類送検される事となりました。

過去にヤンキー系雑誌で黒ギャングのインタビュー記事が掲載され、「青を黒に塗りつぶす」と書かれていたことが青ギャングの逆鱗に触れ、騒動の原因となりました。検挙されたメンバーは中学生から18才の若者で、カラーギャングだけでなく埼玉県内の不良少年たちが一堂に会したこの事件の鎮火を期に両カラーギャングは解散しました。

2016年東松山市で16歳少年死亡

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埼玉の中心地で起きた集団リンチ事件です。主犯格とされる少年は先にご紹介したカラーギャング「パズル」のメンバーでした。同市内の河川敷で遺体として発見された16才の少年は、日頃から犯人たちのパシリ役としてしつこくイジメられていました。

被害者少年はパズルのメンバーとの関わりを拒否し接触を避けていましたが事件当日、パズルのメンバーからの連絡を無視していたことがばれてしまい、深夜の河川敷に呼び出されたのち全裸の状態で川へ突き落とされます。

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岸へ這い上がってきた被害者に対し5人がかりで長時間に及び殴る蹴るの暴行を加え、少年が動かなくなると怖くなり現場を逃げ出しました。翌日遺体が発見され、犯行メンバーの一人が自首してきた事から事件の全貌が明るみに出ました。

カラーギャングが登場する作品

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ここでは日本国内でのカラーギャングブームのきっかけとなった作品やカラーギャングがキャラクターとして登場する作品をピックアップしてご紹介します。

「池袋ウエストゲートパーク」

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作家石田衣良さん原作の人気シリーズであり、2000年にはTOKIOの長瀬智也さん主演でドラマ化もされた大ヒット作品です。窪塚洋介さんがリーダーを務めるカラーギャング「G-BOYS」と敵対グループの抗争などギャングの内情がリアルに描かれ、当時のカラーギャングブームの火付け役となりました。

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