ニジマスの簡単な捌き方をご紹介!保存の方法やコツなども!

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内臓はかなり協力に引っ付いているので、ある程度の力は必要になりますが、破れることなくきれいに取り除くことができるので安心して力を入れてください。

内臓をとった後は水でしっかり洗おう

内臓を取った後には血や、残りの内臓があるかもしれません。なので、水洗いをすることで残りの内臓も取り除くことが可能です。水洗いを行う際には腹を開いて内蔵付近だけでなく、切り開いた腹の中身をすべて洗い流していきます。

腹側に行くと、管がありかなり強力に体とひっついているのでそちらを取るには力が必要ですが、思い切り引っ張ることで引きはがすことができます。また、この段階でエラをうまく取り除くと楽なのでそのポイントも抑えて追いましょう。

内臓を取る前に顎の付け根とエラを切っておくだけです。顎の付け根とえらの接合部分が顔の付け根付近にあります。そこを包丁で一度切っておくと内臓を引っ張ると同時に取り除くことができるのです。

ニジマスの簡単な捌き方の手順:その⑤

内臓とエラを取り除いたら魚に残っているのは血合いと浮袋になります。浮袋は引っ張るだけで取り除けますが、血合いに関してはそうはいきません。きちんと処理が必要になります。

血合いが残ったままになると魚の身の臭みに繋がりますので、きちんと取りぞくことができるように正しい手順を把握しておきましょう。

ニジマスの血合いをとる

血合いを取り除くにはまず位置の把握から行いましょう。血合いが存在するのは腹の真ん中あたりで黒い線状に広がっています。この地愛を取り除くには、まず頭部分からしっぽにかけて血合いの真ん中に包丁を入れていきます。

包丁を入れることでより簡単に取り除けるようになるのです。取り除き方も簡単で、指でこそぎ落とすだけで簡単に取れます。水を流しながら血合い部分をこそぎ落としていくと、血合いが残っていないか同かも確認できますので簡単です。

血合いは臭みのもととなる

血合いが残るとかなりの臭みを発生させることとなります。臭みは、調理過熱をしても消えないケースもありますし、刺身でいただく際にはもちろん厄介な香りになるので、血合いは徹底的に落としておきましょう。

そのためにみ、一度きれいに血合いを取り除いた後は、水洗いを行って完璧に落ちたかどうかを確認しておきましょう。きれいに落ちている状態であれば、赤い部分が残らず身のきれいな部分だけが残って魅せますのでわかりやすいです。

ニジマスの簡単な捌き方手順:その

血合いと内臓を取り除いたら三枚おろしの工程に進みます。調理に使うのでフライにも刺身にも共通して必要となる捌く工程となります。きれい切り分ければ、身を無駄なく食すことができますのでしっかりと手順とポイントを把握しておきましょう。

ニジマスを三枚におろす

三枚におろすにはまず魚の背中側を自分に向けて、背びれから包丁を差し込んでいきます。そして、背骨にあたるまで包丁をゆっくりと入れていきます。背骨に包丁が当たるとカチッと一瞬硬いものが振れるのでわかります。

そして、背骨の位置を確認できたらそこから尾びれに向かい、斜めに包丁を動かして捌いていきます。そのまましっぽまで背骨の上を沿うようにして包丁を動かしていくと身えおきれいに捌くことができます。反対側も同じような手順でさばいていきましょう。

小型サイズであれば上記のような方法でもいいですが、少し大型サイズになれば包丁のさいずが魚に追いつかないケースもあるでしょう。となると、頭部を残したままで三枚におろすのは難しく感じるケースもあります。

なので大型サイズでも簡単に行いたいのであれば、この段階で頭部を落とす方法もおすすめです。頭部を完全に落として状態でも同じで、背骨上を沿うように包丁を入れていくと、余すところなく降ろすことができます。

ひれの骨はとっておく

先述したように小型サイズであれば包丁は入れやすいですが、サイズが大きくなると包丁の幅が魚に対して小さく骨や身に引っかかり動かしづらくなります。また、ひれの骨も初心者には邪魔になりがちです。

これがると硬く、包丁の可動域を狭めますので、こちらもあらかじめ取っておくと簡単に包丁を入れることができるようになります。ひれの骨が邪魔なようであれば取っておきましょう。

ニジマスの簡単な捌き方の手順:その⑦

次に特に刺身で食べるときに気になるのが原骨です。大きなものから小さなものまで骨があり、これにより非常に厄介で、食べるときにも取るのが大変です。そこで三枚おろしの状態で取り除いておきましょう。

ニジマスの腹骨をとる

取る方法は簡単で、原骨に沿って包丁を入れ、底からスライスするように包丁を進めていくと腹骨と身を一緒に取り除くことができます。骨の一緒に身も一部取れますが、この方法が最も簡単でスムーズに取り除けます。

一本一本骨取りを使ってとってもいいですが、膨大な時間がかかるのと、そこから身が崩れ可能性もあるので、この方法であればその心配も少なくきれいに取り除けるのでおすすめです。

気にならなければ取らなくてもOK

魚の骨の中でも食べるときも含めて最も厄介なのが腹骨。これがあるから魚を耐えℬるのが嫌と感じる人も多いでしょう。しかし、ニジマスのこの骨も気にならない人であれば取りぞのかなくて大丈夫です。

特に調理法にもよりますが、フライなど骨まで食べられる調理法を取っておけばこの工程は飛ばしても大丈夫でしょう。気になるようであれば取るといった程度の認識で大丈夫です。

ニジマスの簡単な捌き方:捌いた後の保存方法

美味しくいただくために適切な方法を紹介してきましたが、かといって一度で食べきれない場合はどうしても保存が必要になります。そこで、捌いた後もおいしく食貯めの保存方法を紹介しておきましょう。

ニジマスの保存期限は一か月

保存期間は冷凍で最大1カ月の期間を保つことが可能です。冷蔵であればはるかに恋令状に短い期間となるので、冷凍をおすすめします。その際にはできるだけ、水気を切り、真空状態にして保存するようにしましょう。鮮度をできるだけ保てます。

ニジマスの保存の手順

保存の手順としては簡単で、用意するものはキッチンペーパーとラップ、ジップロックなどの密閉袋です。まず水気をキッチンペーパーで取り除きます。水気が残ると身が冷凍焼けや霜焼けを起こすので味が落ちてしまいます。

それを防ぐためにも水気はしっかりと取っておきましょう。次にラップに包みます。これが意外と重要で、鮮度を保つには真空状態がベストなのですが、このラップによって真空の状態にします。できる限り身が空気に触れないようにしましょう。

最後にジップロックへ投入です。ラップに包んだ状態のまま入れることで、さらに真空状態を保てるようにするわけです。他の冷凍食品などの匂い移りの心配も防げるので一石二鳥です。

ニジマスをよりおいしくいただく方法

美味しく身をいただくための方法も押さえておきましょう。実はこの魚は捌いたその日もおいしく食べることはできますが、寝かせるとさらに食感と味が変わっておいしく食べられます。

初日であればコリコリとした触感がありますが、一日寝かせるとうまみが増し、歯ごたえもまろやかになるのです。特に刺身などで食べる場合は、ぜひ冷蔵庫で一日寝かせてみましょう。

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寄生虫の危険性は?

先述にもお伝えしましたが、寄生虫の心配があります。なので淡水で育ったニジマスに関しては特にそのまま刺身で食すことは避けましょう。刺身で食す場合には一度冷凍をする、あるいは火を入れて刺身は避けることが必要になります。

川魚は全般的に、海水魚よりも人間の体に悪影響を及ぼす寄生虫が多い傾向にあります。ニジマスもその限りではありません。なのでしっかりと寄生虫位は注意をした調理と下準備が必要となります。

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ニジマスは簡単に捌いておいしく食べよう!

川魚の中でも美味しい代表格的な魚であるニジマス。捌き方を覚えて保存方法なども抑えておけば、今後の料理にも役立ち美味しく食すことができまず。今回の情報をもとに旬の時期にはぜひ美味しく食べてください。

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