そもそもアメフラシとは?
この名詞を聞いて、どんな生物か思い浮かぶ方は多くないかもしれません。ここでは、どのような種に属するか見ていきます。また、日本ではどのような漢字が当てられているでしょうか。地域によっては違う呼び名もあるので、そちらも添えて紹介していきます。
貝の仲間の軟体動物
漢字で「雨降」や「海虎」と書く
地域ごとの呼び名
鳥取県では「うみしか」、島根県では「べこ」、千葉県では「ござら」などに属するそれぞれのある地域では、このように呼ばれています。他には、ウミウシと呼ぶ地域まであります。どちらにしても、角のある生き物になぞらえて名前が付けられている傾向があります。
アメフラシの種類
さらに詳しく、アメフラシの種類にはどのようなものがあるか紹介していきます。分類には大きく分けて二種類あり、アメフラシ科とウツセミガイ科があります。それぞれの特徴とその科の中でも、特に代表となる生物について述べていきます。
アメフラシ科
どちらかという体が大きなものの大部分はこちらの科に属します。代表的なものに、ジャンボアメフラシとクロヘリアメフラシがいます。こちらの2種は、画像を紹介しながら、どこに棲息するのかなど、特徴を交えて述べていきます。
ジャンボアメフラシ
大きさはなんと75センチメートルもあるものまで発見されています。しかし、通常は十分大きいですが35センチメートル前後です。画像からもわかるように、殻を持たない、カタツムリのようなルックスをしています。主に、メキシコの北部、カルフォルニア、フロリダなどの海に生息しています。