大妖怪『がしゃどくろ』は意外と若い?その出自を徹底解説!

強大な妖怪として有名ながしゃどくろはその強さから妖怪の中でも恐れられています。しかし、がしゃどくろは実は比較的若い妖怪だった事を知ってる人は少ないと思います。この記事ではそんな強大な妖怪がどんな存在なのかについて詳しく紹介していきます。

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妖怪ってどんな存在?

vinsky2002 / Pixabay

日本にはいるかどうかは定かではありませんが、有名な妖怪はフィクションの世界を始めとして昔からたくさん存在しているとされています。では、そういった存在というのは具体的にどのような実態をしているのでしょうか。ということで、まずは妖怪の概念から見ていきましょう。

人間の理解を超える存在

まずもっていえることは、私たち人間とは一線を画している、いわば理解を超えた存在であるということです。人間の形をしているけれどその様は全く普通の人間とは異なっていたりしており、人間ではできないようなことはすべてそういった存在の仕業と考えられてきました。

様々な分類の妖怪が存在する

一口に妖怪といっても、その中には様々な種類のものが存在しています。例えば本体が人間に似ているのか、植物や他の動物に似ているかで分けられたり、またはそういった存在が出現する場所別に「山の怪」や「水の怪」といったように呼ばれ分けられることもあるのだそうです。

様々な書物で伝承として残されている

古来よりこういった存在は存在していると信じられており、非常に有名な文献で言えば「古事記」だったり「日本書紀」といったような書物の中にも妖怪の存在が記されています。これは、それだけ以前から人間の理解が及ばない事象が観測されたということの裏返しとも推測できます。

日本は古くから妖怪が身近に存在した

皆さんはこういった存在として一番最初に何を思い浮かべるでしょうか。前述しました通り様々な分類に分けられる存在が様々な古来より伝わる書物にも記されているため、誰もが知っているようなメジャーなものから専門家レベルのマイナーなものまでいますね。

鬼や河童などが有名

例えば、鬼や河童、一つ目小僧といった存在は誰しもその名前を聞けば角を持った人型の化物だったり、頭に皿を乗せた緑色の水生生物などすぐに思い浮かぶであろう非常に有名な妖怪であるかと思われます。節分など季節の行事にもそういった存在が登場しますね。

古くは神話の時代から登場する

こういった存在がいつからいたかというのをさかのぼってみると、前述した人間の営みが確立されている時代よりもはるかに前、神話の時代から存在したとされています。日本で言えば日本武尊とヤマタノオロチ、そして草薙の剣の関係などは中でも有名な逸話でしょう。

時代と共に新たな妖怪が生まれていった

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