地底人は存在する?地下世界の真実と驚きの地球空洞説とは?

地球上にはまだまだ解明されていない謎は多いですが、地下世界もその一つです。地下には地底人が住んでいるとする説は古くから存在し、現在でも謎に包まれています。そんな地底人の生態について、驚きの地下空洞説も踏まえて詳しく探っていきます。

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趣味は登山と合気道です。SFやミステリなどの不思議探究ものの本が大好きです。
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地下世界への憧れ

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人類は古来、未知の土地を探検してきました。高山やジャングルの奥地、あるいは氷の世界だったりと危険を冒しても、好奇心に駆られて乗り込んで行きました。中には帰らぬ人になってしまったケースも多いです。現在は宇宙空間から衛星によって地上の画像はほぼ100%見ることができます。でも、地表面の下はまだまだ謎が多いのです。

まだまだ謎の多い地下空間

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人類は1969年に初めて月面に足を踏み下ろしてから、今や太陽系を抜け出て無人探査機を飛ばすほどになりました。また、現在は地球レベルの電波望遠鏡を組織して、ブラックホールを画像で捕えることも可能になっています。もはや人類は宇宙の謎を次々に解き明かせる段階になったと言えましょう。

一方、視線を空から私たちの足下に移すと、地球にもまだ未解明の場所があることを思い出させます。深海や地球内部については、高圧または高熱と探検が困難なこともあって、華々しい宇宙の研究に比べると、かなり遅れていると言えます。これらの場所には、まだ人類が知らない驚異の世界が広がっているかも知れません。

地下世界に好奇心を掻き立てられる

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人類はこれまで、まだ見ぬ世界への憧れを原動力として文明を進化させて来ました。そして現在人類に残された未知の土地は、地球の内部です。これからこの未知の地下世界について詳しく紹介していきます。

地底人とは?

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宇宙に宇宙人がいるとすれば、地下の奥深くには地底人がいるかも知れません。人間が住めそうな場所があるとするならば、きっとそこには誰かがいるでしょう。トンネルを降りていくと、急に開けたスペースが現れるかも知れないのです。

地下世界に住む生き物の総称

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地下に住んでいる生き物は古来から暗いイメージがあり、凶悪な生物を連想します。H.G.ウェルズの小説、「タイム・マシン」でも、西暦80万2701年後の未来には、核戦争の後で人類は2種類に分かれました。地上に残ったのはイーロイと呼ばれる身長120cmくらいの子供のような無邪気な生き物で、知能は幼児のように退化しています。

地下に住むようになったもうひとつの人類はモーロックと呼ばれ、もともとは機械を使って物を作る労働者階級でしたが、次第に残虐な猛獣のようになってしまいました。夜になると地上に出てきて、子供のように退化したイーロイを食べてしまうのです。イーロイにとっては、地下から出て来る生物は恐怖の存在でした。

地下牢

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昔から戦争でとらわれた兵士は城の地下にある地下牢に閉じ込められ、拷問をされました。日も当たらない寒い場所でろくに食事も与えられず、毎日拷問をされていると、やがて姿や人相が変わっていきます。地下から出された者の姿を見ると、例外なく見た側は恐怖を覚えるのです。古来、地下にいるということは、恐怖の対象になってしまいました。

知的生命体がいると考える説も

 

地下には不気味で残虐な生物がいるという考えのほかに、反対に高度に発達した文明を持つ生命体がいるのだという説もあります。地下に広大な空間があり、また光や熱の源が確保されていれば、地上よりも気温や湿度が安定しているでしょうから、知的発展が期待できるかも知れません。

また、地上は戦争の危険にもさらされますが、地下で存在を秘めて暮らしていれば、侵略されることもありません。さらに、地下資源の鉱脈がそばにあれば、採掘も容易ですし、独占的に使えます。そもそも争いだらけの地上を逃れて優秀な種族が地下に潜んだら、数百年の間には驚異的な発展を遂げているかもしれません。

地下に昔からいたかも知れない

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地上から地下に潜った人類が発展していると考える他に、もともと地上とは別に地下の広大なスペースに、独自に進化した生命体がいたと考えてもおかしくありません。今まで地上の人類が探知できなかっただけで、逆に彼らは地上のことを把握しているかも知れないのです。

神話にも登場する地下世界

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神話の世界にも、地下の世界が登場します。これは洋の東西を問いません。ただし、地上界とは異なり生身の人間が住む場所ではありません。ほとんどの場合は、死者が住む場所になっています。しかも恐ろしげな神も住んでいるという設定が一般的になっています。いや、本当にそうなのだと信じられてきたのです。

ギリシャ神話:オルフェウス

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天才的楽人で吟遊詩人のオルフェウスは、ニンフのエウリュディケと結婚しましたが、新婚早々に彼女が毒蛇にかまれて死んでしまいます。彼は竪琴を持って地下の冥界に妻を追います。そこで音楽を奏でて死神のハデスらの心を動かし、妻を地上へ連れ帰ってよいと許可を得ます。ただし一つ条件がありました。

条件とは、地上に出るまでの間、絶対に振り返ってはいけないというものでした。ところが地上が近くなってくると、彼は心配になり振り返ってしまいました。妻は元の冥界へ連れ戻され、彼は一人で地上に戻りました。彼の死後、大切にしていた竪琴は天へ昇り星座になりました。

日本神話:イザナギ

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日本神話にもオルフェウスに似たエピソードがあります。日本の国ができたばかりの頃、イザナギはイザナミを妻として結婚しました。イザナミは次々に子を産みました。この子たちは、みな神です。そして火の神を産み落とした時に陰部に火傷を負い、これがもとで死んでしまいます。

イザナギはイザナミに会いたくて、地下の黄泉国(よみのくに)に行きます。イザナミは黄泉国で調理された食物を食べてしまったので、地上へは帰れないのでした。しかしながら哀惜の念は押しとどめられず、イザナギと共に地上に帰ることにします。イザナギは黄泉国の神に決して妻の姿を見てはいけないと言われました。

地上に戻ったイザナギ

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イザナギは我慢できずに、イザナミの姿を見てしまいます。するとそこには腐敗して変わり果てた妻の姿がありました。イザナギは驚いて地上へ逃げ帰ります。しかし、イザナミが追いかけてくるのです。イザナギはぶどう、たけのこ、桃を投げつけながらなんとか地上に戻ります。そして地上への出口を大岩で塞いでしまいます。

彼は妻と完全に離婚しました。するとイザナミは岩の反対側から「お前の国の人間を1日1000人殺す」と言いました。これに対してイザナギは「それなら私は1日1500人の子を産ませる」と言い返すのでした。

地底人の住む世界

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地底人が住んでいる地下世界はどのようなところなのでしょうか。地上に口を開けた地下世界への入り口は世界中にあります。真っ暗な中を下って行くと、急に開けたところが出て来るイメージがあります。地下世界のイメージを探ってみましょう。

死のイメージ

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地下の世界は、神話に出て来る地下世界に代表されるように、死に直結する暗いイメージがあります。地上に生きているものは、人間であれ神であれ、死ぬと地下の死の世界に行きます。そこでは死神が支配していて、地上から来た死者はだんだんと朽ちていきます。ですから、地上から死者の国である地下世界へ行くと恐ろしい目に遭います。

文明が開かれたイメージ

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もう一つのイメージは、文明が開かれたものです。地下にも広大なスペースが広がっていて、光もあるし熱源もあるというものです。そこでは地球表面と同じような環境が広がっていて、建造物も同様にあるというものです。場合によっては地上よりも優れたテクノロジーを有しているかも知れません。

地底人の特徴

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地底人が生存しているという噂は古来から根強いものがありました。やはり、地底人がどれだけ秘密に暮らしていたとしても、ひょんなことから地上の人が迷い込んで、地下世界を目撃してしまったりすれば、少なからずその存在は地上に伝わってしまいます。では、現在考えられている地底人の特徴とはどのようなものでしょう。

視力がない説

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地下空間に光源が確保されていない場合は、当然のことながら真っ暗の状態になります。すると人類が地下に潜って長い期間生活していたとすれば、視力が衰えていることが推察されます。使わない器官は徐々に退化していくのが進化論の予測するところです。そうすると、目そのものが無くなっている可能性もあります。

古代文明の末裔説

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地下世界は文明が栄えている可能性もあります。そしてその文明の源となっているのは、もともと地上にあったのかも知れません。例えば、メキシコの南部のマヤ地域で紀元前1000年頃から高度な文明を築いてきたマヤ文明は、9世紀頃に中部地域を中心として急速に衰退しています。この地域の人々はどこへいったのでしょうか。

実はこの民たちは地下へ生活の場を移して、今でも生きながらえているのではないでしょうか。一方、この当時地上に残った北部地域のマヤ文明はその後チチェン・イッツァを中心に栄えましたが、15世紀中頃にはこれも急速に姿を消しています、これも地下へ潜った可能性があります。その後16世紀にはスペイン人がこの地域を制圧してしまいます。

古代遺跡についてはこちら

地底人は宇宙人?

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地下世界に、天然の大きな空間が昔から存在していたのなら、そこに人類が住み着くのは比較的容易だったと推測できます。しかしながら、そのような空間がない場合は人工的に開発しなければならないです。そのためには高度な技術が必要ですが、宇宙人ならば地球内部に空洞を作ることなど、苦も無くやってのけそうです。

地底人に会った人物の証言

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探検家のリチャード・イヴリン・バードは、彼は1956年に南極探検に出かけ、地下へつながる穴を発見しそこから地下世界に迷い込みました。そこで彼は人に会いました。これは大発見なのですが、アメリカへ帰った彼はそこで政府に監禁されてしまい、翌年亡くなりました。

バード氏の死後、夫人が見つけた彼の記録には、彼が地底人の代表者とコンタクトしたことが書かれていました。地底人は1000年以上も地下世界で生活してきたそうです。そして何度か地上と接触しようとしましたが、全て拒否されてしまったとのことです。仕方なく、地上に危機が訪れた時には力を貸してもらうという約束をして別れました。

北極・南極の大穴が出入り口?

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1968年にアメリカの気象衛星が撮影した北極の画像に、地下につながる大穴が空いているのが映っていました。実は、1947年2月に彼が北極上空を飛行した時にも、同様の穴を発見していました。北極のその周囲のみが緑の大地になっていて、気温も23度まで上昇していたとのことです。

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