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八幡の藪知らずとも縁が深い葛飾八幡宮
葛飾八幡宮のご創建は平安朝時代までさかのぼり1000年以上も信仰を集め、代々と受け継がれてきた神社です。下総の国(現在の千葉県)総鎮守八幡宮として鎮座しています。下総の国での八幡信仰の中心地です。
八幡とは神様の名前
八幡神(やはたのかみ、はちまんしん)とは武運を司るとして崇敬を集める神様。清和源氏や桓武平氏の全国の武士からあがめられています。また、神仏一体も進んだ神様で八幡大菩薩が仏教での呼び名です。
樹齢1200年の大イチョウ
葛飾八幡宮は晩秋に参拝に出かけるとイチョウが見事に紅葉しています。このイチョウの木は樹齢が1200年とも言われる国の天然記念物。平将門や源頼朝と関係が深い葛飾八幡宮。ひょっとしたら同じイチョウを目にしているのかもしれません。
- 名称:下総国総鎮守葛飾八幡宮
- 住所:千葉県市川市八幡4-2-1
- 初穂料:7000円~
現在の「八幡の藪知らず」の様子
現在の八幡の藪知らずは国道が目の前を国道が走り、徒歩で歩いている人も沢山います。周りには高いビルや商店もあります。そんな場所に一区画だけ「異様」な姿で八幡の藪知らずはひっそりと残っています。
都会に現れる異様な風景「鬱蒼とした竹やぶ」
都会の中に一区画だけ残る八幡の藪知らずは不可解な印象を持ちます。昔は栗や杉の木が生えていたようですが、現在は孟宗竹ばかりが目立つ竹藪です。藪の中を覗き込むとうっそうとした竹に遮られ光が届かず昼間でも暗いです。その闇の中に異なる空間とつながる穴があるのでしょうか?
隣は駐車場
八幡の藪知らずのすぐ隣は駐車場です。車を平然と横に止め日常の生活が営まれています。みんな少しだけ八幡の藪知らずを意識し少しだけ緊張感を持ってこの地に敬意を払っているようです。もちろん不知森神社の境内は神聖に保たれています。神社の結界があるから人々は普通に生活が出来るのかもしれません。
八幡不知森(やわたしらずのもり)の石碑
不知森神社の社殿の横にある石碑が伊勢屋宇兵衛建立の石碑です。安政4年(1857年)に建立となっています。安政2年には1万人以上の死者を出した江戸地震があり、安政3年には10万人の死者を出した巨大台風が接岸しました。天変地異が相次いだ翌年に建立された石碑です。
ユーチューブの動画で紹介します
現在の八幡の藪知らずの状況を撮影したユーチューブの動画があるので参考にしてください。うっそうとした竹藪とその背後の街並みがとてもアンバランスなのが分かります。やはりここには何かがあると感じずにはいられません。
黄泉の国の入り口とは
黄泉の国とは死後に行く世界で、死んだイザナミを追いかけてイザナギが迷い込んだ世界です。また黄泉の国は恐ろしイメージがありますが、神の住む世界もあります。それを常世の国と呼びます。黄泉の国への最大の入り口が出雲の国に存在します。
黄泉の国は大和から見て日没の方角にある
古事記によると黄泉の国は大和(現在の奈良県)から見て日没の方角にあると書かれています。方角からは出雲の国(現在の島根県出雲市付近)に黄泉の国への入り口があるのではないかと言われています。
黄泉平坂(よもつひらさか)が境界線
黄泉の国と現世の境界は黄泉平坂です。坂が境界をあらわすキーワードです。現在の東出雲町に存在し、黄泉の国の入り口を塞いだ千引きの岩があります。この岩の向こうに黄泉の国が広がっています。
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全国で実際に起こった神隠し事件
全国で実際に起こった「神隠し事件」を紹介します。これらの事件が本当に神隠しであったかどうかは分かりません。しかし、私たちの持っている科学では到底説明が出来ない矛盾をはらんだ事件です。神隠しと説明すると腑に落ちる事件ばかりです。
松岡伸矢くん行方不明事件
1989年3月7日徳島県の親戚の家に家族で来ていた当時4歳の松岡伸矢くんが行方不明となりました。伸矢くんは父親と姉と弟の4人で散歩に出かけ家の前までは戻ってきました。父親は伸矢くんの弟を家で妻に引き渡し、外に戻って伸矢くんを迎えに行きました。その間は僅か40秒ほどだったといいます。
松岡伸矢くん行方不明事件の流れ
- 家族で捜索するが見つからず
- 消防団員が捜査に合流
- 午前10時に警察に通報
- 翌日には200人規模で捜索するが見つからず
- その後全国から目撃情報が多発
- 現在も行方は分かっていません
赤城神社の神隠し
赤城神社の神隠しは1998年のゴールデンウィークに発生しました。主婦の志塚法子さんが家族7人でつつじを見物しに寺を訪れます。ところがその日は生憎の大雨。旦那さんと義父の二人だけが参拝に行くことになり残りは車で待機することになりました。
法子さんが境内と違う方角にいるのを見かける
旦那さんと義父の二人が参拝に出かけた40分後に法子さんも参拝するといって車を出ます。その後、法子さんの娘が境内と違う方角にいる法子さんらしき人を見かけます。しかし、直ぐにその人は消えてしまいます。
当日はゴールデンウィークで大勢の人で賑わう
当日は境内は多くの人がいました。誰にも気が付かれずに犯罪を犯せるような状況ではありません。そんな中で法子さんは忽然と姿を消してしまいました。駆け落ち説もささやかれましたが家族旅行の最中に駆け落ちをするのでしょうか?
石井舞ちゃん行方不明事件
1991年7月25日福島県船引町で家で寝ていたはずの舞ちゃんが姿を消しました。警察や家族の必死の捜査にも関わらず今もって犯人はは捕まっていません。安全な家で寝ていたはずの舞ちゃんはどこに消えてしまったのでしょうか?
家族の他に19歳の姪とその彼氏Kが同居
石井さん宅は主人の賢一さんと両親子供が3人と姪の8人で住んでいました。舞ちゃんが姿を消す少し前から、姪の恋人Kが同居するようになります。舞ちゃんが失踪した当日は親戚の子供が遊びに来て子供だけ3人で川の字になって寝ていました。
舞ちゃん行方不明事件の流れ
- 21時30分頃2階の洋間で子供三人が眠る
- 22時30分母親がタオルケットをかけ直す
- その後姪の恋人Kが外出
- 誰かが二階へ上がっていく足音を聞く
- 早朝5時20分舞ちゃんがいないことが発覚
- 6時30分Kが外出先から帰宅
Kが容疑者として疑われるが
Kが犯人として疑われるが証拠は出てきませんでした。また外出で使ったタクシーの運転手も一人のKを乗車させたと証言します。誰かが舞ちゃんをさらったのか。それとも舞ちゃんだけが神隠しに合ってしまったのか。舞ちゃんの消息は今も不明です。
八幡の藪知らず以外にもある!全国有名神隠しスポット
全国でも有名な神隠しのスポットを紹介します。心霊現象や例に取りつかれるケースと比較しても格段に危険度が高い「神隠し」です。決して禁忌を犯さぬように注意してください。特に結界や禁足地には足を踏み入れることが無いようにしましょう。何があっても自己責任です。
黄泉の森(神奈川県)
神奈川県の黄泉の森はヤマトタケルの手下が9人消えてしまったという神隠しのスポットです。現在はその場所がどこにあるのかは特定が難しいです。現在の秦野市の山中に当たるのではないかと言われています。
犬山天狗神社(愛知県)
愛知県犬山市にある天狗神社。この地に入鹿池という池がありそこから山中に分け入る山道が伸びています。山道に入るといたるところに立ち入り禁止の看板や、祠、三重塔があります。その先に天狗神社があります。山全体を禁足地として結界を張っているような所です。むやみに立ち入れません。
吹上トンネル(大分県)
吹上トンネルは明治時代に手で掘られたトンネルです。当時のトンネル工事は非常に難工事です。トンネル横には無造作にお地蔵さまや石碑が立っています。また戦時中は防空壕としても利用されました。近くには廃神社があり山全体が危険な雰囲気です。今では地元民でもあまり近づきません。
現在に残る神域「八幡の藪知らず」を甘く見てはいけない
八幡の藪知らずは本当に「神隠し」が起こるポイントなのかもしれません。昔から畏れられてきたことには「確かな理由」が存在していました。科学が自然現象を解き明かす一方で、全く説明のつかないことが山のように存在することを忘れてはいけません。説明できないことを私たちの祖先は畏れとして伝承したのです。
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