シャッドテールワームでは珍しく、ボディーにスリットが入っている種類となります。スリットがあることで可動域が大きくなり、強波動のロールアクションでアピールします。フォールスピードは遅く、長い時間魚に見せたい場合に効果的です。
⑩パワーシャッド
エコギアのグラスミノーと比べてより、ベイトフィッシュを意識したボディー形状となっています。ボディーが少し固めな素材ですので、タイトなハイピッチアクションで逃げ惑うベイトフィッシュをイメージして使いましょう。
⑪フラッシュJシャッド
見た目は小魚そのもので、マッチザベイトを意識して使いましょう。春のワカサギパターンや、ボイルが発生した状況下では無敵の集魚力を誇ります。そのリアルな見た目から、魚種を選ばずに使用することができます。
シャッドテールで釣れる魚は?
対象魚はルアーフィッシングで狙える魚すべて
①ブラックバス
ルアーフィッシングの代表格といえるブラックバスには非常に効果的なルアーと言えます。ワカサギ、アユ、ヨシノボリなど捕食しているベイトに合わせてボディーサイズ、リグを選択して探りましょう。
②シーバス
ハードルアーのイメージが強いシーバスですが、スレている状況や、ハードルアーのフォローとして重宝します。広範囲にミノーでサーチし、アタリがあったポイントにシャッドテールを投げればほぼ確実にバイトを得ることができるでしょう。
③ヒラメ
サーフゲームではジグヘッドにシャッドテールをセットして使うことが多く、表層からボトムまで丁寧にアタリのあるレンジを探してみましょう。イワシなどが接岸している状況では早巻きなど変化をつけて誘ってみましょう。
④マゴチ
ヒラメゲームと同じく人気のあるマゴチですが、釣り方はよりタイトにボトムをトレースすることがコツです。ズル引きか、ボトムのギリギリラインをリトリーブしていくことを意識しましょう。ただ巻きに特化しているシャッドテールが大活躍すること間違いなしです。
⑤カマス
フィッシュイーターのカマスにもシャッドテールは効果的で、捕食しているイワシなどに合わせて小さめのサイズをセレクトしましょう。エコギアなどから発売されているソルト用の夜光タイプがおすすめです。
⑥カサゴ
カサゴに限らず根魚全般にもシャッドテールはおすすめです。岩の陰に潜んでいるカサゴもシャッドテールから発生する波動をキャッチし、飛びついてバイトしてきます。ジグヘッドでボトムをダイレクトにコンタクトしたり、スイミングさせたりとアクションにアレンジを加えてみましょう。
シャッドテールを使うタイミングとは?
シャッドテールは時期を問わず投げれる万能なソフトルアーと言えます。ポイントについたらまず初めにジグヘッドで広範囲にサーチし、反応がなければレンジを変えたり、リグを替えたりと引き出しの多いルアーです。トップウォーターゲームから底釣りまでこなせることから、タックルボックスに必ず入れておきたいルアーです。
シャッドテールの弱点を語る
魚を釣ることに長けたソフトルアーですが、テールがちぎれてしまっては持ち味も台無しです。テールの繊細のアクションを可能にするため、つけ根は薄い作りとなっている点が弱点となります。
まとめ
ただ巻きだけでアクションが可能なシャッドテールは、初心者からベテランアングラーまで愛されているソフトルアーです。誰でも簡単に魚を釣ることができる万能ルアーなので、初めてのポイントで何を投げるか迷ったらシャッドテールを投げてみましょう。