ネコソギDSRとは?
ネコソギDSRとはファットラボが販売しているビックベイトのことです。ビックベイトとはサイズの大きいバスを狙うのに適した、ビックサイズのルアーのことです。泳がすと普通のルアーよりも余計に負荷がかかり、水中での姿は魚そのもので投げるだけでも楽しいルアーです。
また見た目に関してもリアルさを追求するメーカーも多く、芸術作品としてコレクションする方も多いです。
ファットラボが企画販売するビッグベイト
ファットラボとは大人気のルアーメーカーで、琵琶湖のほとりでビッグベイトを作成しています。もとは木製のネコソギDSRをハンドメイドで少量販売していたところ、冬のビックバスを次々と釣り上げるという実績をあげたため瞬く間にその名をアングラーの心に刻み込みました。
今では超人気となったネコソギDSRやネコソギXXXのインジェクション版やオリジナルロッドなど、デカバスをターゲットにした製品を次々と生み出しています。
DSRはデッドスローリトリーブのこと
ネコソギDSRの「DSR」とは「Dead Slow Retrieve」の頭文字をとったもので、「最低速の巻き」を意味します。限界まで遅い速度でリールをまわす動きのことで、ネコソギDSRは超スローでのボトム攻略用ビックベイトです。
ネコソギDSRのインプレ
ファットラボはハンドメイドで作成するルアーメーカーで、大変人気となった今では非常に入手困難な商品となっています。転売ヤーに負けず、アンテナを高くしてネコソギDSRの販売情報をゲットしましょう。
冬の琵琶湖ではネコソギDSRの右に出るものはなし!
一躍有名となった、冬の琵琶湖でのビックバスへの対応力はネコソギDSRの右に出るものはありません。活性が鈍った冬の季節、岩陰に身を隠したビックバスをネコソギDSRのデッドスローリトリーブでおびき寄せます。
ネコソギDSRは自重のおかげで安定したアクションができる!
自重2オンス、約56グラムのネコソギDSRは頭下がりのスローフローティングです。フローティングですからリーリングをすれば沈み、止めればゆっくりと浮上していきます。
幅広く長いリップはより早く目的の水深まで潜り、デッドスローのリーリングにも安定したアクションができます。またブレーキ役や着底時のウィードやゴロタ場などの障害物を回避する目的もあります。
デカバスはネコソギDSRが大好き?!
冬場のバスは寒さを凌ぐために水底の陰に隠れてあまり動きません。若いバスと違ってデカバスは越冬の経験があるため、ちょっとした動きには反応せず、じっと目の前を通る獲物を狙います。そこに同じく寒さで活性が落ちたような、ゆっくりとした泳ぎをするネコソギDSRにデカバスは目を付けるのです。
ネコソギDSRの特徴とスペック
ファットラボの人気商品、ネコソギDSRの特徴とスペックについて説明していきます。参考価格は5,944円です。カラーは上の写真のマットブラックギルの他に5種類ありますが、希望のカラーの在庫があるかどうかは時の運にかかっています。
ネコソギDSRのスペック
サイズは19.5㎝の2オンス、約56グラムです。ですので、ロッドはビッグベイトに対応するものを用意する必要があります。2分割のボディに取替え可能の柔らかいテールがついています。
ネコソギDSRの重さの秘密
ネコソギDSRはスローフローティングで若干の浮力があるように設計されていますが、ウェイトシールを張ることによって重さを増やし、ボトム攻略をしやすくすることもできます。本来ならリーリングしないと浮上していきますが、水に沈むフロロカーボンラインを使用しウェイトシールを張り付ければフリーフォールさせることができます。
ネコソギDSR図解
余分な抵抗を極力減らすように流線形のボディにし、ジョイント部分は初期のネコソギDSRよりも間隔を短くして後ろのパーツに動きが早く伝わるようにしています。シェルアイの輝きで魚にアピールし、テールのスリットがまるで3分割ビッグベイトのような滑らかな動きを再現します。
このシェルアイとテールは取り換えることが可能で、齧られたり外れたとしても直すことができます。リップは幅広く長く、水圧を受けてブレーキの役割をしボディにデッドスローの動きをさせることができます。
また障害物をよけたり、丸みを帯びたリップは点でぶつかるためより分かりやすく手元に振動が伝わります。フックはガマカツのトレブルSPMを採用し、ショートバイトであってもフックさせることができます。
ネコソギDSRはカラーが豊富!
ネコソギDSRには全部で6種類のカラーがあります。他にもコラボ商品としてオリジナルカラーが登場することもあるので、見かけたらすぐさま手に入れるとよいでしょう。
ネコソギDSRのカラーバリエーション
ネコソギDSRで販売されているのはマットブラックギル、マットピンクパンダ、青ザリ、妄想アユ、妄想ニゴロブナ、クリアーチャートギルです。コラボカラーにはIMAKATSUや釣り具のぶんぶん、カニエのポパイなど釣具店とのオリジナルカラーがありますが、どれも現在では入手困難な商品となっています。
ただ、ネコソギDSRは秋から冬にかけて使用されるので、販売もそれにあわせてくることが多いです。シーズンになったら情報収集を欠かさないようにするとよいでしょう。
ネコソギDSRのそれぞれの色を使い分ける
ルアーカラーを種類ごとにまとめると、ナチュラル系がマッドブラックギル、青ザリ、妄想アユ、妄想ニゴロブナ。チャート系がマットピンクパンダとクリアーチャートギルです。
ナチュラル系はフィッシュベイトと同色になるように選び、チャート系はアピール力が高いので水質や天候が悪い時などに使用するのがよいでしょう。フィールドや時間帯によってルアーカラーは使い分けていきましょう。