熊本にある謎の遺跡トンカラリン|不思議に迫る考察6選をご紹介!

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卑弥呼が争いを鎮めた

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争いごとが絶えなかった弥生時代は、日本で最初の戦国時代だったのではないでしょうか。そんな時代を女王として君臨した卑弥呼が争いごとを鎮め、村に静けさと豊かさを与えたのです。

トンカラリンは何の為に作られたのか考察②排水路説

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前途の松本清張氏から注目を浴びたことから、研究が進み多くの諸説が飛び交います。その一つとして排水路だったのではないかと熊本県の教育委員会が報告書を出し騒動を一旦鎮静化させました。

構造が排水路には不適切

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報告書を元に調査が開始されましたが、トンネル内部の階段が水路と馴染まないことや用水路としての水源が発見されなかったことから、排水路として機能するかどうかは不都合な点が多すぎるとして撤回されました。

平成5年の集中豪雨時にも排水路として機能していなかった

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熊本県集中豪雨では、浸水被害が多発しました。そして各地の排水路も大きな被害を受けたのですが、この場所は一切被害がありませんでした。このことから排水の機能をしていないことが定義され、排水路説は消え去ったのです。

トンカラリンは何の為に作られたのか考察③古代信仰遺跡説

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現在、有力視されている説ですが、近辺にある古墳から変形した頭蓋骨が計4体発掘され、この変形頭蓋骨は祈祷師ではないかとされています。

そのことから宗教施設ではないかとの考えが強く、古代の信仰遺跡説の議論が繰り返されています。

人工的に変形させた弥生時代の頭蓋骨の発見

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発掘した人物によると変形頭蓋骨の変形は埋葬されてから自然になったものではなく、人工的に手を加えたものと見解を示しています。顔を変形させることで神からの宿る力があることを証明し、特別感を演出していたのではないかと考えられています。

シャーマンがトンカラリンに篭って神を呼び出した?

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発掘に関わった人物の見解によると、トンネルの一部に古代朝鮮から伝わる石組みの技術が使われているため、朝鮮との深い関りがあったとされます。

そして神を呼び出す朝鮮での信仰がこの地でも伝わっていたのではないかという研究が進められています。

トンカラリンは何の為に作られたのか考察④朝鮮的信仰遺跡説

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古代では、この地域と朝鮮半島が深い関りをもっていたとの考えが有力であり、信仰も朝鮮から伝わったものが普及したと報告されています。一体どんな点で朝鮮と関りがあると繋がったのでしょうか?

古代朝鮮の特殊な石組み工法が使用された構造

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古代朝鮮で普及していた特殊な石組み技術が取り込まれているため、朝鮮と繋がりがあったということがわかります。結果、朝鮮で信仰されていた宗教のために作られた施設ではないのかと説があるのです。

朝鮮半島で行われていた「隧穴信仰」のための洞窟か

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朝鮮の人々は、洞窟に祈祷師が篭り神様を呼び出し神託を頂くことを信仰していました。石組みの作りからもわかるように朝鮮を真似たことから、朝鮮の影響を強く受けており信仰も同じではないかと有力視されているのです。

朝鮮から多くのものを学ぶ

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朝鮮からの学びがなければ、歴史は変わっていたのかもしれないというほど弥生時代の日本は朝鮮からの影響を受けています。農業の発展から始まり、金属文化も朝鮮からです。日本と朝鮮は深く繋がっており、多くの刺激を受けていました。

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