ホッキョクウサギとは?
名前だけでなんとなく把握できる情報は、ウサギであること、北極付近に生息していることぐらいではないでしょうか。
では、次からはホッキョクウサギについて、もう少し掘り下げた情報を学んでみましょう。ウサギを飼育されている方はご自分のペットと比較して観察すると分かりやすいです。
ホッキョクウサギの生息地
ホッキョクウサギが暮らしているのは、カナダとグリーンランドが面した海側の寒地高原、いわゆる北極ツンドラと呼ばれる地帯です。
一年を通してきわめて気温の低い土地ですが、決して氷の世界ではなく、トナカイやキツネ、オヤマネコなど意外にも多くの動物が生息しています。
ホッキョクウサギの体長
それぞれ個体差はありますが、だいたい40cm以上、重さは2kgから5kg前後です。大きな個体になると、70cm・7kgほどという超ビッグサイズに!
70cmといえば大型犬相当ですし、7kgは2リットルペットボトル3.5本分と考えれば、その小動物らしからぬ大きさに驚かされます。
ホッキョクウサギはメガサイズ
それもそのはず、ホッキョクウサギは世界最大クラスの大型ウサギになります。ちなみに世界最小種のウサギ、ネザーランドドワーフは、小さな個体であれば800gほどしかありません。
ですが、このメガサイズっぷりがいちばんの特徴というわけではないのです。
ホッキョクウサギの長すぎる足!
そう、ホッキョクウサギ最大の特徴。それはウサギとは思えないほどの、まんまるフカフカボディからするとアンバランスですらある、すらりと長い足なのです。
足の長いウサギ?どういうこと…?言葉で説明されても想像もつかない方も多いと思いますので、まず実際の姿を確認してみましょう。
雪だるまのようなホッキョクウサギ
これがホッキョクウサギです。白くてまるくて毛がフワフワ、長い耳が特徴的な、雪だるまか雪うさぎのようなかわいらしさですね。
雪国の動物らしい体色は、外敵から身を隠すためのカモフラージュであり、まさに雪そのものように真っ白です。ここまでは私たちがよく知る普通のウサギなのですが…。
ホッキョクウサギの違和感満載「立ち姿」
これです。これがホッキョクウサギの立ち上がった姿です。「えっ、長い?!なんと言っていいのか困るけど…思ったよりも、長い!」そうとしか言いようのない、すらりとした細長い足は、私たちが想像するウサギの立ち姿とはだいぶ違います。
まるで胴体と足部分が別種の動物であるかのようなものすごい違和感です。
ホッキョクウサギ VS 絵心ない芸人
まるで絵心のない人が「だいたいこんな感じだっけ…?」と想像で描き上げてしまったかのような奔放なデザイン…。そう、絵心がない人といえば、バラエティ番組・アメトーーク!内の人気コーナー『絵心ない芸人』です。