世界を騙した未開の部族「タサダイ族」の巨額詐欺事件!その真相とその後

タサダイ族を守るためフィリピン政府が動く

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そしてその後タサダイ族達はアメリカやイギリスの報道局によって大々的に報道され、世界的な話題を呼ぶこととなり、タサダイ族たちはその部族としての希少性から政府によって保護されることが決定されました。ここではそのダサダイ族の保護の内容について紹介していきます。

タサダイ族に保護区域を設置を発表

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フィリピン政府はダサダイ族の保護の為に保護区域を設置することを決定し、更にその保護区域の範囲はなんとおよそ190㎢にも及ぶ非常に広大な範囲でした。これらの点から、ダサダイ族に対しての政府の対応の厚さが伺えて来ます。それだけ世界から見たダサダイ族の認知度は高かったという事です。

保護をするため世界中から募金

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そしてこのダサダイ族の保護区域設定の背景には世界中からの莫大な募金から成り立ったことも知られています。中には著名な人物や政治家も募金に参加しており、この莫大な寄付金によってダサダイ族の保護区域の設置にいたるのです。

しかしフィリピン政府に募金が十分に集まると突然保護区域は立ち入り禁止区域に指定されてしまいます。この保護区域立ち入り禁止の背景には当時フィリピンで起こった内戦が関係しており、そしてここからダサダイ族が政府ぐるみで行ってきた嘘が段々と露わになってくるのです。

ついにタサダイ族の秘密が明らかになる

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原始的で慈愛に満ちた部族として世界中から注目の集まっていたダサダイ族ですが、一部ではその存在を疑い層もおり、そしてダサダイ族の保護区域の立ち入り禁止になった理由であるフィリピンでの内戦からこの疑惑は現実的なものになっていきます。ではまずは発端となった内戦についてここで紹介していきます。

フィリピンで内戦が起こる

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まずフィリピンで当時勃発していた内戦の火種となったエドゥサ革命についてまず触れていきたいと思います。これは1968年まで続いたフィリピン軍の将校が現政権の体制に対する不満から起こした革命運動で、これにより保護区域の設置に至ったマルコス政権は崩壊し、その後フィリピンでは内戦が続くことになります。

タサダイ族を守るため資金を投入

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このようにエドゥサ革命によって引き起こされたフィリピン各地での内戦によってダサダイ族の暮らすミンダナオ島も例外なく戦火にさらされます。そしてダサダイ側を争いから守る為に保護区域を立ち入り禁止区域に指定し、学者たちは莫大な資金を再び投入します。

このような経緯から危険区域に立ち入ることが出来なくなった学者を含めた方々のダサダイ族の調査は打ち切られる事になってしまい、また政府がこれまで保管していたダサダイ族に関する資料も持ち出しすることができなくなってしまいました。

世界を巻き込んだタサダイ族がついていた嘘

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内戦によってダサダイ族の調査が打ち切られた後、内戦が終結した1986年に学者たちは再びダサダイ族の暮らす保護区域に足を踏み入れるのですが、そこで見た光景によって、ここからダサダイ族が政府と共に行ってきた嘘が世界中にばれる事になるのです。

内戦後の保護地域は文明社会になっていた

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タサダイ族の保護区には原始的な生活を送る部族たちの姿はなく、そこには現代の私たちが使うような道具を当たり前のように使い、上半身裸でのダサダイ族の姿はなく、ジーンズをはき、バイクを運転する部族たちの姿がありました。

また、ダサダイ族は原始的な生活はこの時行っておらず、話している言葉もミンダナオ島の言語を話していました。当たり前のように読み書きを堪能にこなすダサダイ族だと思っていた人たちを見た学者の面々は驚愕の表情を浮かべました。

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このダサダイ族のあまりにも変わった姿から学者たちは保護区域に立ち入るまでの間に部族が私たちの文明に染まった姿だと考えたそうですが、しかしながら真実はそうではありませんでした。

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