ダサダイ族という捏造した部族による詐欺事件についてですが、なんと日本の世界の衝撃ニュースを取り上げる番組世界仰天ニュースで2008年に取り上げられ、日本国内でもダサダイ族の知名度が上がり話題になりました。
日本にもあった!有名な捏造詐欺事件
ここまでダサダイ族の世界を騙した詐欺事件についてまとめていきましたが、実は日本にも捏造によって歴史を揺るがすほどの大事件が起こっています。ここでは歴史の教科書を見直さなければならなくなるほどの捏造事件をまとめていきます!
考古学の権威が起こした旧石器捏造事件
この事件は考古学会の権威として知られ、ゴッドハンドと呼ばれ尊敬されていた藤村新一という人物が土器を遺跡に自分自身で埋め込み、あたかもその遺跡で発掘した土器のように見せていた瞬間を新聞記者によって写真に撮影されたことで発覚した事件です。
この写真が撮影された背景には藤村氏の不審な動きに疑惑を持った同業者からのリークを受けた事による張り込みによって撮影に至りました。この事から以前から藤村氏はこのように架空の土器を自分で埋め込んでいた疑惑が浮上し、その後実際に約162か所の移籍での捏造が発覚しました。
捏造発覚によって日本史の教科書をすべて見直す事態に
この架空の土器の捏造事件の発覚後、日本史の教科書から前期、そして中期の石器時代の記載を消さねければならない事態となり、日本史の教科書の監修に携わっていた考古学の研究員の方々は非常に頭を悩ませる事態となってしまいました。歴史区分が丸々消えるこの捏造事件は他に類を見ない衝撃的な事件として現在まで知られています。
イギリスでは架空の人類の捏造事件が勃発
日本で起こった捏造事件について紹介しましたが、実は世界を見渡すと様々な架空の存在を捏造した詐欺事件は数多く存在します。ここではその中からイギリスの考古学者が起こした人類学に関しての捏造詐欺事件について紹介していきたいと思います。
イギリスの考古学者が起こしたピルダウン人事件
この捏造事件はイギリスの考古学者がピルトダウンで発掘した人骨から人類の祖先ではないかと注目された事から始まり、日本の考古学界でも曙人といった名称で呼ばれ、当時まだあまり進展のなかった古代の人類学ではピルトダウンの存在はあっさりとその存在は浸透しました。
しかしその後フッ素法による測定方法によってピルトダウン人と呼ばれた人骨は捏造品であったことが分かります。その後この人骨を誰が造ったのか一時期議論になりましたが関係者が次々と亡くなってしまった事により、真実が明らかになる事はありませんでした。