トーヨーボール事件|無関係の人間が関東連合に殺された事件の真相とその結末

1時間半にも及ぶ暴行の末被害者は動かなくなります。動かなくなった被害者を車のトランクに押し込み、総合病院に併設された看護寮の玄関前に放置します。たまたま通りかかったタクシーの運転手に発見され緊急で治療が行われましたが、くも膜下出血、脳挫傷により助かりませんでした。

被害者は大きないびきを

被害少年は放置された現場で意識がなく大きないびきをかいていました。これは、頭蓋内出血により脳内が圧迫されている症状です。放置されることなく治療していれば最悪の結果は避けることが出来たかもしれません。

本人と判別できないほどの暴行痕

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被害少年の父親が本人確認のために病院で彼と面会をしました。しかし、あまりの変貌した姿に父親は「わからない」と答えるしかなかったそうです。顔の形が無かったのです。常識では計り知れない恐ろしいリンチが行われたのです。ご家族の心境を考えるとやり切れない思いが沸きあがります。

トーヨーボール事件驚愕の真相!人違いで殺された!?

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被害にあった少年は関東連合とは関係ありませんでした。関東連合と当時敵対していた全狂連というグループとも関係がありませんでした。まったくの勘違いから襲われ命を落としたのです。少年にとっては悲劇でしかありません。

関東連合には対立グループがいた

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関東連合が当時対立していたグループは全狂連という暴走族グループでした。全狂連は50’sアメリカンスタイルの「オシャレな不良」という触れ込みの組織。全盛期には全国に支部を置き数千人規模のメンバーがいたといわれています。

被害者は全くの無関係!?

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不良少年の利己的な自己顕示欲によって被害者の少年は「勘違い」という全くふざけた理由で最悪の結末を迎えたのです。到底許せる問題ではありません。しかし、少年法に守られた彼らの多くは実名も写真も公開されることはありませんでした。

カラーギャングとは?暴走族とも違うその正体とは!

女優三田佳子の次男も関与していた?疑惑のトーヨーボール事件

トーヨーボール事件が世間の注目を集めたもう一つの理由に、女優の三田佳子の次男が関与していたことがあげられます。三田佳子の次男とはどんな人物なのか、そしてどのように事件と関わっていたのかを紹介します。

三田佳子の次男は覚せい剤中毒?

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三田佳子の次男、本名高橋祐也は高校生の時に覚せい剤取締法違反で逮捕され、その後2018年までに4度の逮捕歴があります。その都度三田佳子は会見を開き息子の弁明をしてきました。高校生の時に数十万円の小遣いを渡していたことが分かると「度を超した過保護で甘やかしすぎ」という批判が世間から集中しました。

高橋祐也の逮捕歴

高橋祐也は高校生の時から通算して4度の逮捕履歴があります。そのすべてが覚せい剤によるもの。覚せい剤からは「足を抜くことが出来ないのだ」という事が良く分かります。4度目の逮捕時は36歳になっていましたが母親の三田から1日15万円の小遣いをもらっていたそうです。

  • 高校在学中に覚せい剤取締法違反で逮捕
  • 2000年自宅の地下室で覚せい剤パーティーを開催したことが発覚
  • 2007年コンビニのトイレで覚せい剤吸引
  • 20018年渋谷の焼き肉店で覚せい剤取締法違反の容疑

犯行現場には女優三田佳子名義の車

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事件現場で目撃された車両にチェロキーという外国産の高級4WD車がありました。この車の名義が三田佳子だったのです。凄惨なリンチ事件として注目を集めていた事件が、更に炎上して一斉にメディアに取り上げられました。

三田佳子の次男は関東連合に所属!?

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三田佳子の次男の高橋祐也は関東連合に所属してリンチ事件に関与したのか?噂が噂を呼び半ば既定事実のように報道がエスカレートしていきました。実際には関東連合に所属する人物から小間使いのように扱われていただけに過ぎず車は貸し出されたものでした。

緊急記者会見まで!

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三田佳子は自身の車が事件に使用されたことに関して「誰かに盗まれた」と釈明します。泣きながら信じてくださいと訴える姿がテレビで報道されます。結局は次男が関東連合の知人に貸し出していたことが発覚。事件への直接的な関与はなかったものの被害者家族から民事訴訟を起こされています。

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