ハリスホークの生態や飼育方法とは|人にもなつく初心者にもおすすめの鳥!

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今は昔、江戸時代から現在まで鷹匠という職業あります。漢字からもわかるようにタカを相棒のように引き連れ、狩猟をするといったタカマスターの様な職業です。そのタカを使った狩猟にハリスは社交的なため、頻繁に用いられ、兎や鼠などの小動物をハントします。

空港でのバードストライク対策

自然界の大空を自由にはばたかせている、さまざまな鳥たちですが、彼らと我々人が作り出したビルや施設等の建物にぶつかってしまうことがあります。その事象を文字通り『バードストライク』と言います。

そんな『bird straik』のたいだいは各空港での飛行機・旅客機等にぶつかることを指すのですが、ハリスをそんな空港でのバードストライクを起こさせないための防止策として用いられるのです。防止策とは、ももあかのすりがまさしくそのEAGLE EYEをギラギラと光らせて、小鳥などをハントしたりして近寄せないのです。

ハリスホークはどこで買える?価格は?

犬や猫、金魚や亀と言ったようにメジャーなペットはよく見る一般的なペットショップに足を運べば、見かけると思いますが、ハリスのようなタカを見る機会は少ないのではないでしょうか?そんなももあかのすりはどこで買え、またお値段はどれくらいなのか皆さんにお伝えさせていただきます。

ペットショップで30~50万円

実は全国的にどこでも、いたるペットショップでハリスホークは販売されています。価格はポピュラーな種の犬猫を大きく上回り、だいたいですが30万円から50万円くらいでしょう。やはりタカとなれば希少であり、ハリスのように社交的で懐きやすいというポイントを踏まえたら、妥当なお値段と言えます。

毎月のコストは?

毎月にかかるエサなどの管理費用も、購入時の価格と同じように高くなります。具体的にどのくらいかというと、なるだけコストのかからない小鳥の生肉などを仕入れて、やり繰り上手にできたら一万円くらいで、逆に言えばもっとコストがかかることは少なくありません。

ハリスホークの寿命

購入時のお値段も毎月にかかるエサなどの管理費用も、そこそこいいお値段のするハリスですが、彼は一体どれだけの時間を私たち飼い主とともに生活してくれるのでしょうか?そんなももあかのすりの寿命について解説していきたいと思います。同じく可愛らしい魅力的な文鳥の寿命などについてはこちらをご覧ください。

20年以上

タカで知られるとがった爪を持つ猛禽類(もうさんるい)の寿命は平均的にみな長いのです。ハリスホークも例外ではありません。役20年以上は生を持って、命が絶えないと言われています。20年以上ともなれば犬と同等かそれ以上になりますので、長く人生のパートナーして寄り添ってくれるかもしれません。

飼育の場合は短命になることも多い

寿命は20年以上と先ほど説明しましたが、その20年以上というのはあくまでも私たち飼い主の管理下ではなく、サバンナのようなもともとの自然の中で暮らした場合であるのでご注意いただけたらと思います。

飼育されているハリスは、どうしても室内やゲージの様な狭い環境で過ごさなくてはならないので、ストレスを抱えて寿命が短命してしまうという傾向があります。できる限りストレスを感じさせないためにも、日ごろから外に一緒に出掛けさせて、広い自然の中をはばたかせてあげてください。

ハリスホークが見られるおすすめの場所

そのフォルムはりりしく勇ましく、シュンとした目など思わずほれぼれしてしまう、人懐こい社交的なタカ、ハリスホークは決して飼わなくてもキチンとその姿をお目にかかれますのでご安心ください。どこに行けば見ることができるのかを次のコラムで紹介させていただきます。

よこはま動物園ズーラシア

場所は神奈川県横浜市、ここにズーラシアという有名な動物園があります。ここに脚を運べば、そんなかっこいいももあかのすりを見ることができるのです。「アフリカのサバンナ」という展示スペースで見れます。実際のアフリカ大陸まで足を運ばせないでも、ここ日本でも見れることができるのです。

詳細

  • 所在地:神奈川県横浜市旭区上白根町1175-1
  • TEL:045-959-1000
  • 開園時間:9:30~16:30(入園は16:00まで)
  • 入園料:大人 800円 高校生 300円 小・中学生 200円 小学生未満 無料
  • アクセス:JR横浜線・市営地下鉄「中山駅」よりバスで15分

バードショーが見られる

そんなよこはま動物園ズーラシアでは、ももあかのすりをはじめとするもうさんるい(鷹)をはじめとした、普段見ることができない鳥類が揃って、バードショーに登場し見ることができます。動物園のスタッフは鷹匠さながらにハリスホークを自在に操るので必見であります!

「ハリス」が付くほかの動物はいるのか?

ももあかのすりすなわちハリスホークの「ハリス」は、鳥類学者オーデュボンが友人のエドワード・ハリスにささげた名前であると初めに紹介していますが、他にもハリスの名がついた動物が存在するのでしょうか?

ハリスレイヨウジリス

やはり「ハリス」の名前が付いた動物がいました。名前を見てお判りいただけると思いますが、可愛らしいチップとデールの様なリスの動物で、シマリスに似ています。大きさは20センチくらいで尻尾の長さは10センチくらい。そして重さは100gくらいなのでまさしく小動物ですね。

名前の由来がなんと・・・!

その名前の由来がとがった針から来ているものかなと先入観が働きそうとは思いますが、このハリスレイヨウジリスの「ハリス」も鳥類学者オーデュボンが友人のエドワード・ハリスにささげた名前なのでした。オーデュボンは本当にエドワードのことを敬い親しい友人だったことが伺えますね。

「ハリス」がつく著名人・有名人

ハリスホークとは「harris」という人名に、鷹の意である「hawk」が付け合わせたネーミングであることが分かりますが、このコラムでは「ハリス」「harris」がつく著名人・有名人を一覧としてまとめて、掲載していきたいと思います。

  • エドワード・ハリス(鳥類学者オーデュボンの親友)
  • パリス・ヒルトン(米国の実業家、歌手、DJ)
  • リチャード・ハリス(アイルランドの俳優、歌手)
  • タウンゼンド・ハリス(米国の外交官)
  • エド・ハリス(米国の俳優)
  • バッキィ・ハリス(野球選手・監督)

ハリスホークはペットにもおすすめ!

今回はりりしくて勇ましいそのシュンとした見た目をしたハリスホーク(ももあかのすり)のことを繊細に語ってきました。そんなハリスを動物園ズーラシアに脚を運んで見に行っても良いですし、現地の米国や南アメリカなどのサバンナに、実際に飛行機などに乗って見に行ってもいいかもしれません。

はたまたハリスホークは人間に犬のように良くなつき、忠誠してくれてあまりペットを飼うことが不慣れな初心者の方にも扱いやすいもうさん類(タカ)なので、是非ペットとして一緒に寄り添って暮らしてみてはいかがでしょう。寿命も長いのできっと人生の長いパートナーとなってくれるでしょう。

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