そもそも「ベランピング」って?
近年人気のグランピングは聞いたことはあっても「ベランピング」って何?と思う方も多いと思います。海外で人気に火が付き日本でも注目度が上昇中です。手軽にアウトドアを楽しめるベランピングについて、楽しみ方やおすすめグッズなどを紹介していきます。
「ベランダ+グランピング」の造語
鋭い方はすぐ気がついたと思いますが、ベランピングとは「ベランダ」と「グランピング」を掛け合わせた造語です。まずグランピングとはグラマラスキャンピングの略で、自然を満喫しながらもリッチな空間でキャンプをすることです。それをベランダで楽しんじゃおう!というのがベランピングです。
グランピングへ興味のある方はこちらもご覧ください。
決まりやルールはなく自由に空間をアレンジ
ベランピングに決まったルールはありません。場所はベランダでもバルコニーでも庭でもOK!人工芝を敷いたり観葉植物をたくさん置いてみたり、ウッドデッキやハンモックを設置してみたりと自分の好みのアウトドア空間を自宅に作ればいいのです。
狭いと感じるなら四角形をベランダに意識して
広い空間を取りたくてもなかなかそうもいかないベランダ。四角いスペースを作るよう意識すると、チェアやテーブルの配置がしやすくレイアウトを考えやすいのでおすすめです。限られたスペースを最大限有効に使いましょう。
ベランピングは迷惑になりやすい!3つの注意点
自宅で気軽に楽しめるベランピングですが、ご近所への騒音や消防法など注意したい点もあります。自分たちは楽しくて気づかないかもしれませんが、もしかしたら周りが迷惑しているかも。マナーを守って楽しむための注意点についても見ていきましょう。
マンションでは消防法に注意
多くの人が暮らすマンションには、防火や防災の観点からベランピングをするときに注意すべき点がいくつかあります。大型のソファや大型観葉植物など、災害時に避難の妨げとなるものを置いてはいけません。その都度、備品を設置&撤去して楽しみましょう。
また、焚き火や花火、バーベキューなど引火・火災の恐れがあることは禁止されています。土を敷き詰めたり、大量の散水もダメなので気を付けましょう。
隣近所への騒音・煙対策は必須
このご時世、ご近所への騒音は気になるところです。また庭でバーベキューをするときなどは、煙の出るスモーク料理などは避けたほうがよさそうです。つい楽しくて盛り上がってしまいますが、時間帯も考慮してご近所の迷惑とならないように楽しみましょう。
小さな子供さんがいるなら落下防止を
2階以上でベランピングをする場合、小さなお子様がフェンスを乗り越えて落ちてしまわないよう十分注意が必要です。柵の近くに踏み台になるようなものを置かないように気をつけましょう。また少し大きくなると自分で椅子などを動かし、ベランダの下を覗こうとすることもあるので目を離さないようにしましょう。
ベランピングをマンションでも!基本のおしゃれポイント
マンションのベランダなど限られたスペースをぐっと雰囲気のある空間にするアイディアをご紹介します。気になる収納についてや、基本的なおしゃれポイントなどマンションにぴったりのアイテムも見ていきましょう。
床にウッドパネルを敷くとおしゃれに
ベランダの無機質な床素材の上にウッドパネルを敷くだけでグンとおしゃれになります。リビングの床の色と合わせれば、リビングの延長上のようにベランダが広がっているような解放感も生まれます。マンションでは設置方法やお手入れ方法も重要なポイントとなりますのでよく吟味しましょう。
例えばこれ「IRISPLAZA ジョイントタイル」
人工木のため色褪せしにくく腐りにくいのでお手入れがラクです。つなぎ合わせるタイプなので、避難ハッチを避けて敷くこともでき、収納時は分解することもできて便利です。柄や色も豊富なのでじっくり選びましょう。