酸素濃度が増すと、魚の活性が上がるためよく泳ぐようになり、よく食べるようになるのです。これにより、釣り餌にも食いつきやすくなるというわけです。
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雨の日の釣りのメリットその⑤塩分濃度の変化
雨が降ることで水中の塩分濃度が変化することも、釣りに大きく関係します。もちろん、雨量にもよりますあ大量の雨が降った時は特に塩分濃度にお子育影響が出るので、それが生態系に影響し釣りに反映されるのです。
プランクトンの活性化
水中の塩分濃度が変わるとどのようなメカニズムで釣れるようになるのか紹介しましょう。まず塩分濃度はそもそも海中の塩分と水音割合ですが、雨が降ることで水が増えるので塩分濃度が下がります。
すると、この塩分濃度の変化に敏感な魚は魚の捕食本能が刺激されると言います。さらに、魚が餌とするプランクトンも活性化するといわれています。先述した酸素濃度と相まって、プランクトンも活性化するのです。
これまで以上に活発い動き出したプランクトンを魚が食べるようになり、魚も活発に動きますし、ルアーやサビキ釣りをしている人には、結果的に魚が集まって食いつきやすくなるという仕組みになるのです。
雨の日の釣りのデメリットとは?
これまで雨がもたらすメリットを紹介してきましたが、もちろんいいことばかりではありません。誰もが思うデメリットもありますし、危険も伴うのが雨での釣りです。そこで、雨が降った時のデメリットも紹介しておきましょう。
釣り場での危険が高い
まず真っ先に注意が必要なリスクが、この釣り場での危険が高くなるということです。もともとすべての釣り場が足場が安定していたり、きれいに整っていたりする場所ばかりではありません。中には岩場などごつごつした場所もあるでしょう。
そんな場所となると、雨が降ると非常に滑りやすくなるので落下やけがの危険がさらに高まります。落下して海に落ちることも十分考えられます。また、海や河川によっては、高波や鉄砲水などの災害に見舞われることもあります。
メリットでもふれた、釣り人が少なく場所を選べるということは、一方で何かあった時に周囲の人に見つかりにくく、助けを求められなくなるということでもあります。危険性が滝子とは十分理解しておく必要があるでしょう。
釣れないとメンタルが持たない
メンタル的にもつらい部分があります。というのも、いかにつれ安い環境となっても、釣れないことはあるからです。釣れないとそれは当然面白くないですし、寒さや悪天候の中魚を待つのはしんどいものです。
そのままハイテンションを維持することは難しいでしょう。雨に濡れながらも長時間魚を待つメンタルは想像以上につらいものです。一人であれば特に話し相手もおらず、帰りたくなることもあるでしょう。こういったメンタル面でのデメリットもあります。
後片づけが面倒
通常の晴れた日の釣りに比べて準備後片付けが面倒な点もデメリットです。特に雨がひどくなるとレインコートや専用の釣り道具を必要とすることもあるでしょう。コートを着てれば、車に乗るときには脱いで収納しなければなりません。
その他の荷物も雨でズブ濡れ状態では車に直接入れるわけにもいきません。一度吹いて片づけるのは思っている以上に大変なもの。また、家に帰ってもいろいろと乾かしたり収納に面倒な手間がかかることも少なくありません。
レインウェアを含め色々なアイテムの片づけをするには、雨は非常に面倒な要因になるのです。もしも釣果がない中、こんな片付けをする羽目になると考えただけでも嫌気がさす人もいるでしょう。
雨の中でも快適に釣りをするための気持ちの上でも準備を
雨の中でも釣りをしたいと考えているならば、十尾しておくものと気持血の用意も必要になります。そこで雨の時の釣りにおける用意するものや、注意すべきポイントを気持ちの面も含めて紹介しましょう。
レインコートの準備
まずはレインコートの準備です。これは必須でしょう。普段の格好では下着も含めて濡れてしまいます。濡れてしまっては車に乗ることも難しくなりますし、そのためにもレインコートは必須です。
機能面に優れた釣り専用のレインコートもあるので、そういったアイテムを使用して快適な釣り環境を整えると、多少の強い雨の中でも快適な釣りを楽しむことができるはずです。
いつでも中止できる用意を
沿岸からの釣りの場合もそうですが、特に船で釣りに出た際に雨が降ってきたケースや、雨が降る中で船釣りに出かけるケースの際には、このいつでも中止にできる用意をしておく必要があります。
船の場合、大量の雨が降ると波やその後の航行の危険性が高まることからすぐに中止と判断されるケースがあります。また、個人で岸から釣りをしている最中も大雨強風が吹き荒れる中で釣りを続けるのが困難になるケースもあります。
そうなった時に、無理に釣りを続けずすぐに中断できるような心づもりと準備をしておくことは必要です。さらに天候が急変して悪化する危険性もあるので、中止の覚悟も同意にしておきましょう。
餌の管理の用意を
大変だとは思いますが、餌の管理も徹底しなければなりません。そのための用意をしましょう。具体的には、雨水が餌に入らないようにしっかりとケースに入れられるよう用意をすることです。
特にサビキ釣り用の餌は水が入ると、水分が多くなってべちゃべちゃになることも考えられます。そのままでは餌が使えないので濡れないように管理しなければなりません。管理できるように蓋のあるボックスなどアイテムを準備することをおすすめします。
雨の日の釣りには欠かせないおすすめのレインコートを紹介!
メリットデメリットを把握できたところで、雨が降っても快適に釣りができるようにアイテムを整える必要がありますが、何といってもまず初めにレインコートを準備する必要があります。そこでおすすめのレインコートを紹介していきましょう。
モンベル ウェイディングシェルジャケット
モンベルのアウトドアブランドから展開される釣りにも使えるアイテムです。収納ポケットを搭載しており、ファスナー全体にも防水加工がありでアウトドアにも耐えられる頑丈な作りなので釣りでもその性能をいかんなく発揮してくれます。
収納ポケットで釣り道具もスマート収納!
釣り専門道具ではありませんが、11もの収納ポケットにより釣り道具を快適に収めて持ち運ぶことができます。ファスナーまでしっかりと防水なので、安心して収納できますし、釣りやすさを求めるなら手に取る価値ありの一品です。
詳細
- サイズ:S/M/L/XL(男女兼用)
- 重量:615g
- 素材:スーパーハイドロブリーズなど
ザ・ノース・フェイス レインテックスクラウド
本ブランドのアイテムもおすすめのアイテムです。上下のセットになっており、それぞれ各部分にアジャスターがついているのでサイズを調整してしっかりと水の浸入を防ぐことができる仕様です。
防水・防寒性能抜群!対応力も幅広い!
このレインコートの防水と防寒性能は、先ほど説明したアジャスター機能によって非常に高いものを有しています。パンツの裾や袖、ジャケットの裾や首元などを調整して締めることができるので寒さ知らずで改易に釣りができます。
詳細
- サイズ:M
- 素材:ポリエステル100%など
PATAGONIA リバー・ソルト・ジャケット
より屈強な逸品が欲しいと望んでいるならば、こちらもアイテムもおすすめです。最高の耐久性と防水性、透湿性を備えており、通常の雨とは比較にならない台風並みの天候でも耐えることのできるタフな一品です。
雨の日も圧倒的パワーで快適に
台風など豪雨にも耐えることのできる性能を持つレインコートで、タフさは一級品です。また、前面ファスナーは撥水性を備えており、内側も快適で、釣りの邪魔になりにくい安全性の高さもおすすめの理由です。
詳細
- サイズ:M
- 素材:ポリエステル製シェル
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レインコート以外にも!おすすめ雨対策グッズ
レインコートがあれば安心というわけではありません。そこで、雨の時でも快適に釣りができるように雨対策グッズを紹介しておきましょう。
レインブーツ
まずはレインブーツです。釣りに長靴やブーツを使用する人は数多くいると思いますが、特に防水性能やタフさがあるモノを選んでおくべきです。専用のアイテムでアあれば、多少の悪い足場も難なく歩けますのでおすすめです。
防水バッグ
釣道具を持ち歩く際に、濡れては使い勝手が悪すぎます。そこで防水バッグの出番です。専用の防水の物であれば、内部に水も侵入しにくいですし、収納スペースも広く仕切られているのでより道具へのアクセスを快適にあしてくれます。
防水スマホケース
防水スマホケースもあると便利です。最近であれば防水仕様のものもありますが、それでも水中に落下させると取れなくなる危険性もあります。しかし専用ケースであれば、紐も付けることができ、操作と落下防止にもなります。
防水シートカバー
車のシートにつける防水カバーもおすすめです。備えておくと、急な天候の変化や、大雨でレインコートを脱ぐわけにもかないシーンでそのまま車に乗り込むことができます。
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重い腰を上げて雨の日に釣りに出かけよう!
雨の日の釣りはメリットも大きく、これまで避けてきた人は多いと思いますが挑戦する価値のある絶好の機会です。しかし、あそれには備えるべきポイントもあります。しっかりと理解したうえで、重い腰を上げ快適な釣りを楽しんでみてください。
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