ウェーダーとはどんなもの?
皆さんはウェーダーというアイテムを知っていますか、あらゆる釣りのシーンで聞く単語なので、タックルやロッドに搭載して使うアイテムと想像してしまいがちですよね。でも実は違うのです。では一体どんなアイテムなのでしょうか?まずはその正体について改めてご説明していきましょう。
ウェーダーとは?
ウェダーとは硬いゴムのような素材でできている、長靴が胴まで来ているの様な履物です。そのことから胴付長靴とも呼ばれています。画像を見ていただけるとわかる通り、田んぼで田植えをするときなどに用いられている。そんなイメージが多くの方にはあるのではないでしょうか?
ウェーダーが必要な釣りとは?
サーフやおかっぱり、水深の浅いソルト、渓流、バス釣りなど水の中に、自身のカラダを浸からせてする釣りゲームの時にこのウェーダーは必須のアイテムになります。この胴付長靴を履いて釣りをすれば、水にぬれることも汚れたりすることもありませんし、体の半分が水中に入っていようとも動きやすいです。
ウェーダーの形の種類は?
そんなお腹の上の胴部分まで覆ってくれる道具ですが、胴付長靴の形状、フォルムにはその用途に応じていくつか種類があります。そんな形の種類をいくつか紹介していきます。皆さんも是非覚えていただけたらと思います。
胴付長靴と合わせて用意したいウェーディングジャケットについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
ウェーダーの種類①
まず『チェストハイウェーダー』について紹介します。こちらの胴付長靴は一番汎用性に優れていて、色々な釣りの環境下で使用していただけます。なぜこのタイプが汎用性に優れているかと言いますと、こちらのタイプは胴長の中で一番頭に一番近いところまで、つまりはチェスト部まで覆ってくれるからです。
チェストハイタイプの胴付長靴は水深が100センチくらいのところでしたら、そこに浸かるようにして釣りを楽しむことができます。この釣りの仕方を『ウェーディング』と呼びます。
ウェーディングにお勧めの胴付長靴をこちらの記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
ウェーダーの種類②
次に『ウェストハイウェーダー』について紹介します。まさに名前通りなのですが、覆いかぶさる部分が普段はいているズボンやパンツと同じように、腰までなので、脱いだり履いたりするときがスムーズであり、夏場など暑い時期には比較的涼しく装着できます。河川などはこれで問題ないでしょう。
ウェーダーの種類③
最後は『ヒップウェーダー』について紹介します。こちらも名前を聞いていただければ、おおよそイメージできるのではないでしょうか?この胴付長靴はお尻と股の部分がぱっくり空いており、より楽に動けたり、快適に脱いだり履いたりできます。また折りたたんでもスマートな胴付長靴です。
ウェーダーの生地の種類は?
冒頭部分ではあえて硬いゴムのような素材と表現させていただきましたが、胴付長靴の生地の素材は、その用途や状況に適応するようにいくつか種類が分かれていますので、ここではそんな胴付長靴の生地の種類について解説していきます。
ウェーダーの生地の種類①
こちらのコラムでは胴付長靴の生地の種類①『透湿性』についてご説明していきます。漢字を読めばその生地がどんな素材なのか、ある程度予想着くと思います。気温や動いていたらどうしてもこもりやすい熱気や汗水などを、透湿させ逃してくれる優れた素材でできた生地なのです。
ウェーダーの生地の種類②
こちらのコラムでは胴付長靴の生地の種類②『ゴアテックス』についてご説明していきます。ゴアッテクスというのはポリエチレンをはじめとしたある素材を、浸透性や耐水対応の二つを両立させるために、科学的に掛け合わさせた作られた生地になっています。
ウェーダーの生地の種類③
こちらのコラムでは胴付長靴の生地の種類③『ネオプレーン』についてご説明していきます。ネオプレーンは様々なゴム素材を掛け合わせていて、そのため大変生地が厚いので、防寒性と丈夫さを兼ね備えております。ダイバーなどが来ているあのがっしりとしたスーツがこれに当たります。
ウェーダーのソールの素材の種類は?
ソールというのは部分をご存知でしょうか、聞きなれないと思いますが、靴の底やその底の溝のことをソールと言います。そんなソール部にも各状況、各環境に合わせた素材が選ばれていますので、その素材について解説していきたいと思います。
ウェーダーのソールの生地の種類①
こちらのコラムでは胴付長靴のソールの生地の種類①『フェルトソール』についてご説明していきたいと思います。フェルトというののは布のようなもので、かなり厚みのある布が素材なのです。ヌメヌメとした石やコケの上なども、この素材なら滑らずかっしりと地に足をつけれるのではないでしょうか。
ウェーダーのソールの生地の種類②
こちらのコラムでは胴付長靴のソールの生地の種類②『ラジアルソール』についてご説明していきたいと思います。ラジアルというのは、すなわちゴム全般の事であり、そのゴムに様々な形状のみぞを刻んだ素材となっています。主にヌメヌメしないで滑る心配のないところで使用します。
ウェーダーのソールの生地の種類③
こちらのコラムでは胴付長靴のソール生地の種類③『ピンソール』についてご説明していきたいと思います。先ほどご紹介した上記の二つ、ラジアルとフェルトの生地にメタル素材でできた、ピンが付いたものです。野球のスパイクを想像したら分かりやすいです。ピンにより安定して立っていられたり、歩くことが可能になります。
ウェーダーの管理法
胴付長靴は大自然の河川やサーフなどの水辺周りや土砂周りで使用するので、どうしても汚れが付いたり、なにが木の枝やとがった石のようなものが刺さって穴が開いたり、破れたりしまったりすることも少なくはありません。そんなときはどのように対処したらよいのでしょうか?
おすすめする洗い方
油や泥といった様々な汚れが想定されますが、一番きれいに洗浄できるような洗い方をご紹介します。まずはマジックリンなどの油汚れに強い洗剤を、まんべんなく生地の表面に吹きかけます。そして刷毛をつかって強くごしごしとこするように洗っていきます。
全身くまなく磨き上げこすれたら、次は高圧洗浄機(ジェッター)で勢いよく、汚れを残さぬように水で洗い流します。最後は日の当たるところに乾かしておけば、一連の洗浄作業が完了します。適度に洗浄していつでもきれいな胴付長靴を装着しましょう!
穴が開いてしまった場合
もしゴムの様な生地の表面部分に、とがった釣り針や自然にあるような木の枝・石・ガラスなどが刺さり穴が開いてしまった場合は、小さな穴でしたら自転車屋やバイクのタイヤがパンクしたときに用いるゴムノリを流用して修復することが可能です。もちろんその部分は本来の素材とは異なってしまいますのでご注意ください。
釣りシーン以外にも活躍するウェーダー
あらゆる釣りシーンでその釣りの幅を大きく広げて、新たな可能性を生み出すアイテム。そんな胴付長靴が活躍するのは、何も釣りだけではないのです。こちらのコラムでは具体的にどんな場面で用いられているか、活躍しているかを皆さんにご紹介していきます。
田んぼでの田植えなどのシーンで
田んぼでの田植えで胴付長靴を装着して作業している様子を、実際に見てはいなくても、テレビやネットなどのマスメディアが発信する映像を通して、見かけたことは一度はあるのではないでしょうか?田植えの作業でもぬかるんだ沼の様な土壌に、腰部まで身体をつけることになりますので、必須的なアイテムと言えます。
下水工事や工事現場でも
我々が歩いたり車で走ったりする、至る道路にはたくさんのマンホールがあり、その中には下水道など水の通り道が永遠と続いています。そんな下水道の中を点検したり、工事したりする人たちも水につかりながら作業できるように、この胴付長靴を履いて作業しているのです。
また家やビルなどの建物を建てる際には、必ず生コンクリートを流し込んでいくという施工をしなくてはなりません。その際に自分の身に生コンが付かないように、長靴の代用品として、またそれ以上の防護を目的として、機能性に優れた胴付長靴を使用することがあるのです。
おすすめのウェーダーをご紹介!
なんとなく胴付長靴には形状・素材・靴底の素材など、その種類が周りの自然界の環境に応じて、種類が細分化されていることが分かっていただけたと思いますが、ここからは釣りシーン別、環境別に適応したジャストな胴付長靴の実際の商品を続々とご紹介していきたいと思います。ぜひとも参考にしてみてください。
おすすめのウェーダーその①サーフ編3選
陸っぱり砂浜ともいえるサーフでの釣りのシーンに活躍適応する胴付長靴を3つほどご紹介していきたいと思います。砂浜周辺ということなので波打ち際なので、そこまで長いものは必要ではないことが想像できるはずです。
おすすめのウェーダー:サーフ編①
こちらの見出しではお勧めのウェーダー :サーフ編①をご紹介していきます。サーフで釣りをするとき適した胴付長靴を厳選して、それを掘り下げて解説していきます。
シマノ(SHIMANO) ウェーダー マックスデュラウェーダー (中丸ヒップタイプ)
お勧めのウェーダー :サーフ編①【シマノ(SHIMANO) ウェーダー マックスデュラウェーダー】について、どんな生地の素材で、サーフシーンに適応するポイントを分かりやすくピックアップして、詳細などを交えながら掲載していきます。
ポリ塩化ビニール素材とフェルトソール
表の生地は全体的にポリ塩化ビニールを素材としており、耐水性にプラスして、丈夫さと長く使えるようになっていて、裏地は乾燥性、通気性を高めるメッシュ素材となっています。フェルトソールなので滑りづらいですし、股部と尻の部分中央がぱっくりと開いていて、左右個々に装着するタイプなので、涼しいですし、取り付け取り外しも容易です。
詳細
- バックル式のサイドストラップ
- フェルトソール
- 価格:¥ 9,374 – ¥ 10,826